新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

投資での日本未来図

投資での日本未来図>掲示板

公開 メンバー数:2人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

  • from: トトロンさん

    2011年01月24日 08時17分28秒

    icon

    △ 金融緩和QE2は「売り」


    J^^)o  バブルは「買い」が圧倒的意見のなかで「売り」

      ↓考え方はこりですん

    http://www.c-player.com/ad26750/thread/1100098848680


    J^^)o 「歯が痛いのに鎮痛剤で先延ばししていても・

         虫歯は治らない」

         鎮痛剤はお金の価値を麻痺=減らすだけなにに

         株高になるけど・お金の供給が止まったら

         株価は再度流通量に見合った企業価値に再調整される

    J^^)o  最近のアジア経済の好調は

         金融危機で外科治療?をしたので好調になった

         日本はバブル崩壊後もずっと外科治療を先延ばし

         したため・不健康度が増している

         小泉さん改革で痛みの外科治療をしようとしたけど

         すこし傷みが和らぐと先送り派が歯医者にいかない

         最後には歯を抜くことになってくる


    icon拍手者リスト

コメント: 全11件

from: トトロンさん

2011年10月14日 07時50分18秒

icon

「Re:△ 金融緩和QE2は「売り」」

J^^)o ・・・正解は過ぎてから分かる??

      それとも茶会が怒鳴ったから??


再送:UPDATE1: 最近の金融緩和、米FRBの信認低下させている=ミネアポリス地区連銀総裁
2011年 10月 14日 07:29


[シドニー(米モンタナ州) 13日 ロイター] 米ミネアポリス地区連銀のコチャラコタ総裁は13日、8月と9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定は、連邦準備理事会(FRB)の信認を低下させ、インフレを抑制し失業率を低下させる能力を脅かすことになるとの見解を示した。

 総裁は講演原稿で、過去2回のFOMCでの政策決定は、FRBが掲げる目標の追求とは一致しないとし、「FOMCの信認を低下させ、将来の行動やコミュニケーションの効果を弱めることになる」と述べた。

  

 失業率は9.1%と依然高水準だが、前年11月のQE2(量的緩和第2弾)開始以降、低下したとする一方、容認できないほど低水準となっていたインフレ率も1.6%まで回復したと指摘した。

 インフレと雇用の両面で状況が改善したことを踏まえると「FOMCは、金融政策の緩和度合いを弱めるべきだった」との見解を示した。


 反対方向の政策をとることは、物価と雇用に関する目標を満たす上で重要なFRBの信認を損ねると警告した。

 グレートリセッション以降、FRBは物価安定という責務の達成において非常にうまくやってきたと指摘した。その一方で、失業率は依然高水準だが、2%の目標を上回るインフレ率を容認しなければ、一段の低下は困難だったとの見解を示した。

 

 経済回復ペースは予想より遅いものの、それだけでは金融緩和の強化を十分に正当化できないと指摘。「FOMCは、2つの責務に照らして経済状況が悪化している場合のみ、一段の金融緩和を進めるべきだ」と話した。

icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2011年08月25日 08時25分59秒

icon

「Re:△ 金融緩和QE2は「売り」」

J^^)o  ・・・・・


米FRB議長のジャクソンホール講演、予想される内容
2011年 08月 24日 14:18

[ニューヨーク 23日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は26日、ワイオミング州ジャクソンホールの経済シンポジウムで講演する。議長は昨年の講演では、状況が悪化すれば行動すると示唆。その2カ月後、FRBはQE2(量的緩和第2弾)に踏み切った。

 以下、予想される講演内容と、市場関係者の見方をまとめた。 

 <選択肢を温存> 

 ワイオミング州には開拓時代のイメージが強いが、バーナンキ議長が銃を連射しながら乗り込むといったことは、少なくとも今はないだう。

 米国内総生産(GDP)伸び率は、第2・四半期は年率換算で前期比1.3%増、第1・四半期は0.4%増と低迷が続いているが、FRBは、過去の刺激策の影響を評価すべく現状維持を続ける可能性がある。

 FRBの他の当局者も、目先にQE3が発表されるという期待感を冷やそうとしている。ブラード米セントルイス地区連銀総裁は、日経とのインタビューで、景気が悪化すれば、一段の債券買い入れを行う可能性はあるが、今はそうした措置をとる時期ではない、との認識を示した。 

 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの外為調査部長、サイモン・デリック氏は「講演を前に、投資家は政策の大幅変更を見込んだポジションをとっている。ただわれわれは、QE3(量的緩和第3弾)の実施には、金融市場が一段と悪化しなければならないとみている」と述べた。

 それでもトレーダーは、バーナンキ議長が講演で、必要であれば手段を実行に移す可能性あると、何らかの形で示唆する、と予想している。

 ゴールドマン・サックスのストラテジストらは、顧客向けのリサーチノートで「バーナンキ議長が資産買い入れに言及しなければ、投資家は非常に意外に思うだろう」と指摘している。償還資金を10年物と30年物の国債に再投資し、長期金利の低下を狙う可能性がある、という。

 RCMの欧州担当最高投資責任者(CIO)のニール・ドウェイン氏は「米国は成長が必要であるため、いずれはQE3が実施されるだろうが、金曜日(26日)に発表されるとは限らない」との見方を示した。 

 市場は現在、QE3への期待を反映している。S&P総合500種指数は依然、7月末の水準から約15%下落しているが、23日には大幅に上昇した。ドルも、主要通貨に対して上値が重い展開となっている。

 バーナンキ議長が将来の措置について強いシグナルを出した場合、株価は一段と上昇する可能性がある。昨年8月の講演後、S&P総合500は上昇を開始し、2011年5月までに25%近く上昇した。 

 <QE3を発表> 

 (QE3という)引き金を今引けば、サプライズ効果があり、市場が大きく動く可能性がある。10年物の米国債の利回りが2%を割り込んだことは、相場がQE3を織り込んだ証拠、との声も聞かれる。ただし、FRBがQE3を実施する上で、妨げとなる要因が主に3つある。

 第1に、FRBは今月既に、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を今後少なくとも2年間はゼロ付近に維持する方針を示している。

 またGLCのディレクター、スティーブン・ベル氏は、インフレ率の上昇で、FRBが慎重になる可能性を指摘する。同氏は「コアインフレ率は、低水準かもしれないが、それでも上昇はしている」としている。

 さらに政治的な反発も強い。米大統領選の指名争いで共和党の有力候補とされるテキサス州のペリー知事は、バーナンキ議長が「今から来年の選挙までの間に紙幣を増刷すれば『背信行為』とみなす」と述べた。 

 こうした反発は、FRBのこれまでの政策が、雇用増や住宅市場の回復を実現するという上で、ほとんど効果がなかったことが背景にある。

 RCMのドウェイン氏は「6000億ドル(の債券買い入れ)でも、米経済は変わらなかった。米経済は現在、バーナンキ議長がQE2を示唆した昨年8月と同様、リセッションに陥りかけている」としている。

 QE3を実施しても、成長率押し上げに失敗したり、インフレ率が上昇したりすれば、市場は、何もしないほうがよかったと考えるだろう。 

 <沈黙を守る> 

 議長がQE3を発表せず、行動への意思も示唆しないというのは、考えにくい。講演がこうした退屈な内容ならタカ派の発言力が増していると判断できる。8月の連邦公開市場委員会(FOMC)では、異例の低金利を2013年半ばまで維持すると表明することに3人が反対した。

 D.A.デビッドソンの市場ストラテジスト、フレッド・ディクソン氏は、QE3を実施しないでも、政策はすでに非常に緩和的だ、と指摘する。FRBは金利をゼロ付近に維持するほか、 保有証券の元本償還資金を再投資する方針も示しており、「事実上のQE3だ」と述べた。

 講演で追加緩和への言及がなければ、株価は下落するだろうが、ドルは短期には上昇する、と予想される。国債価格は軟化するとみられる。

icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2011年08月13日 13時48分06秒

icon

「Re:△ 金融緩和QE2は「売り」」

J^^)o  ・・・


ゴールドマン・サックスのアナリストはリサーチノートの中で、「FRBが年内あるいは来年初めに再び量的緩和に乗り出す可能性はかつてないほど高まっている。




訂正:超低金利政策の時間軸設定はQE3の序章に、追加策探るFRB議長
2011年 08月 11日 16:06

[ワシントン 10日 ロイター] 米国経済の減速に歯止めがかからなければ、連邦準備理事会(FRB)はさらなる政策発動を強いられる可能性が高まっているようだ。

 FRBは前日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、事実上のゼロ金利政策を「少なくとも2013年(訂正)まで」継続する意向を表明すると同時に、景気を支えるため様々な選択肢を検討していることを明らかにした。それは量的緩和弾3弾(QE3)の序章となる可能性がある。

 新たな時間軸の設定には3人のFOMCメンバーが反対するという異例の決定となったが、景気がさらに減速し、9.1%の水準にある失業率が低下しなければ、バーナンキ議長は一部メンバーの反対を押し切っても追加策に踏み切ると思われる。

 ゴールドマン・サックスのアナリストはリサーチノートの中で、「FRBが年内あるいは来年初めに再び量的緩和に乗り出す可能性はかつてないほど高まっている。FRBの経済見通しがわれわれのような悲観的な数字に近づけば、FOMCはおそらく政策をさらに緩和するだろう」との見方を示した。

 FRBは6月に発表した経済見通しの中で、2011年の国内総生産(GDP)成長率が2.7―2.9%になるとの予測を示したが、上半期のパフォーマンスが芳しくなかったことなどを考えれば、その見方は楽観的過ぎるとみられている。

 ロイターが今週実施したエコノミスト調査では、今年の成長率は1.7%(中間値)にとどまると予想されている。

 第3次の緩和策がどんな内容になるかは依然としてはっきりしない。最も考え得る措置は資産買い入れの再開だが、量的緩和第2弾(QE2)は一部の国にインフレをばらまいたと批判されている。

 前日決定された超低金利策への時間軸明確化に対しても3人のFOMCメンバーから異論が出されたことを考えれば、QE3の是非をめぐって激しい議論が起きるのは間違いない。

 <様々な選択肢>

 一部のアナリストは、バーナンキ議長はまだ1つか2つの隠し玉をもっていると考えている。実際、前日のFOMCで時間軸を設定したほか、追加緩和策について他の選択肢を検討していると明らかにしたことで、株式市場が急回復した。

 もっとも、それは一時的なもので、10日には欧州の銀行システムをめぐる懸念から再び急落した。

 大恐慌の研究者としても知られるバーナンキ議長は、景気が悪化している場面では「何もしない」よりも「やりすぎる」方が望ましいとの考えを示したことがある。

 FRBが長期にわたりゼロ金利政策を続け、約2兆3000億ドルに上る債券買い入れを実施しても景気に明るさが見えてこないため、金融政策の効果に疑問を持つエコノミストも多い。

 だが、FRBにはそれでもなお多くのツールが残されているとの声がある。

 バーナンキ議長自身は、やや高いインフレ目標、つまり物価目標を設定する可能性に言及したことがある。もっとも、彼自身がそれは「危険が大きすぎる」として、実際の活用には二の足を踏んでいる。

 ジョージ・メイソン大学のアーノルド・クリング氏は「FRBは資産購入や紙幣印刷ができる限り、玉が尽きることはない。FRBはマネーサプライの拡大を目指すべきで、インフレ率をもう少し引き上げることが望ましい」と語っている。

 しかし、物価上昇は一般の人々には歓迎されにくい。そのため、一部のアナリストは、政策に雇用を絡ませる必要があると指摘している。つまり、インフレを通じて支出や投資を拡大し、最終的に雇用拡大を目指す政策だ。

 <FRB内部の反対>

 非伝統的な政策にはリスクがつきもので、FRBは外部からの批判や内部の異論に直面している。

 前日のFOMC決定に反対票を投じた3人のメンバー(ダラス地区連銀のフィッシャー総裁、ミネアポリス地区連銀のコチャラコタ総裁、フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁)のほかにも、今年投票権を持たない一部の地区連銀総裁は同じように考えている。

 最近のコメントを見れば、カンザスシティ地区連銀のホーニグ総裁は、インフレリスクを冒すことに明らかに批判的な立場を示している。

 リッチモンド地区連銀のラッカー総裁も最近「現在のインフレトレンドを見れば、現時点で追加的な金融緩和策を講じれば、インフレ率を望ましくないほど高水準に押し上げる可能性がある一方、実質成長率を押し上げる効果はほとんどない」と述べている。

 セントルイス地区連銀のブラード総裁は、景気が悪化した場合にはさらなる措置を支持する考えを示しながらも、長期にわたり金利を超低水準に据え置くことについては懐疑的な見方を示している。

 だが、前日のFOMC決定を見れば、バーナンキ議長はコンセンサスの形成を待った結果、経済がリセッション(景気後退)に陥るといった事態を避けるため、自分が正しいと考える政策を押し進めていく考えのようだ。

(Pedro Nicolaci da Costa記者;翻訳 長谷部正敬)

*本文2段落目の「2103年」を「2013年」に訂正します。

icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2011年08月12日 09時32分52秒

icon

「Re:Re:トトロのネコバス3 金融緩和QE2は「売り」」

> 売りを基本に考えないと・心がついていけないんですん

> ただ・大暴落した時に・売りを持ってないなんてのは・
>  絶対避ける^^


J^^)o  しっかし・悲しいね・・

    最初に注意を心に留めたにに

    そりが守れず><

    「カス証券と同ポジにしない」ってルールが

    ひっかかった・

    QE2崩壊?はカス証券崩壊?なにに

    カス証券は当然売り・・・この場合同ポジになるんだよねー

    「カス証券と同じ空気は吸いたくない」の

    あたしの潔癖^^さでの敗退〜



icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2011年08月12日 08時48分51秒

icon

「Re:△ 金融緩和QE2は「売り」」


J^^)o  2011年8月12日現在で

    NYは11143㌦ 安値10604㌦

    QE2節目 11000㌦

    QE1節目 10000㌦

    QE2を消したににQE1は「低金利政策」維持のFOMC

    で・消すには至らなかった?感じ??


    んでも高値12876㌦から11000㌦で

    1800㌦余りの時価総額が「蒸発」?した計算

    >< 過剰流動性は怖いね・


    低金利政策を続ける限り・日本と同じように

    時価総額を下げ続ける予想><


    金融部門人がここを読んだら

    手を上げて「先送り政策」を止めるようにしてほし〜〜

    (実際はみんなわかっているはずだん)


icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2011年07月01日 08時41分33秒

icon

「Re:△ 金融緩和QE2は「売り」」

J^^)o  とりあえず・やっと終わった



米国QE2が30日終了、QE3の可能性は:識者こうみる
2011年 06月 30日 13:02

[東京 30日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)による量的緩和策第2弾(QE2)が30日で終了となるが、市場は冷静だ。緩和策終了についてはすでに各市場が織り込んでおり、しばらくは金融緩和状態が継続する見通しであるため、急激なマネーの「段差」は生じないとみられている。

 ギリシャ債務問題が一歩前進したことも市場のセンチメントを維持させており、リスク資金の巻き戻しはみられていない。一方でQE2の副作用として商品価格の上昇が指摘されており、「QE3」が実施される可能性については見方が分かれている。 

 専門家の見方は以下の通り。 

 ●商品価格安定なら世界経済にプラス効果

 <JPモルガン・アセット・マネジメント エコノミスト 榊原 可人氏> 

 ギリシャ問題で市場が不安定なときに、FRBがなりふり構わずに「デフレにしない」「景気を支える」と宣言したことで、投資家のセンチメントを支える効果があった。株価上昇を通じて富裕層への資産効果が表れたほか、企業活動も支えたとみられる。

 QE2終了の影響は、その他の要因がどうなるかで決まるだろう。現時点では、ギリシャ債務問題への懸念が後退しているので、QE2を終了させても大丈夫だということになろう。半面、米経済指標が悪化し、景気減速懸念が強まれば、終了したのは問題だったということになりそうだ。

 一方でQE2は過剰流動性期待を生み出しコモディティ価格を上昇させていた。QE2終了宣言以降、下落しているが、このまま商品価格が落ち着いて推移すれば、インフレ懸念を抑え、米消費への圧迫も緩和されるプラス効果が期待される。

 FRBは景気が自律的回復軌道に乗りそうだとみたからQE2を終了するのであって、その前提が怪しくなれば、どのような形かはわからないが、QE3導入の可能性もあるだろう。  

 ●米株高が続かなくなる可能性あるが、資金フローの変化は考えにくい

 <野村証券 プロダクト・マーケティング部 マーケット情報課長 佐藤雅彦氏>  

 全般的に富裕層の消費に効果があったと認識している。効果の内容については失業率が特に改善したというわけではない。広くあまねくではなく、部分的と言えるかもしれない。QE2終了に伴い、米株高は続かなくなる可能性もあるが、資金フローが変化するということはあまり考えにくい。

 日本のサプライチェーン問題などバーナンキFRB議長が指摘しているような点が解消に向かえば、マネーの流れが変わることはないのではないか。むしろ、ギリシャの財政懸念がポルトガルやスペイン、スペイン、イタリアなどに波及していくような事態になればユーロ売りが進むことも考えられ、リスクが取れなくなってくる。ただ、それも今すぐということもないし欧州財政懸念はくすぶり続けるだろう。QE3の可能性について、景気が落ち込むなら検討すると期待している。 

 ●次の緩和策を模索する展開

 <みずほインベスターズ証券 チーフマーケットエコノミスト 落合昂二氏> 

 米量的緩和第2弾(QE2)の経済効果に関しては、資産価格のテコ入れから株式の流動性相場のようなものをつくり出した。副作用は、コモディティー市場の価格を押し上げることが発生したので、批判が集まった。外為相場ではドル安にも寄与した。

 マネーフローの変化については、事前に相当な準備をして、6月末終了となるため、マネー的な段差が多少あるにせよ、市場に対して大きなショックはないと見ている。今後に関しては、当面、保有する証券残高を維持するということで、再投資が行われるため、この点もスムーズな移行になると思う。

 今後の方向性は2つの可能性がある。ひとつは追加緩和、もうひとつは景気回復とともに出口政策への移行だ。個人的には追加緩和の可能性が高いとみている。QE3という形になるかわからないが、次の緩和策を模索する展開を考えて行く方向になるのではないか。理由は景気回復が止まり始めており、この先、悪化に向かうリスクが高まっている。一方で、政府は、財政赤字の削減を目指しているため、財政出動は限定される。金融による景気刺激策を模索する展開になりそうだ。 

 ●通貨切り下げ効果出ず

 <BNPパリバ証券東京支店 投資調査本部長 島本幸治氏> 

 リーマンショック後で緊急避難的に試行錯誤したQE1とは異なり、QE2には、はっきりした意図があった。中央銀行が国債を買うことでドルを下げて米国の実体経済をデフレの圧力を緩和する「通貨切り下げ策」としてQE2が実施されてきた。

 評価としては賛否両論あるが、総じて言えば、効果は発揮出来なかったのではないか。通貨を切り下げたが米国内でマネーサプライは増加せず、住宅市場の低迷が続いている。結果的に金融機関の収益をサポートしているだけではとの批判もある。株価の暴落や住宅市場の一段の値崩れがなければ、現状ではQE3が必要との声が高まることはないだろう。

 QE2に踏み切った結果、ドルを下げると同時に新興国経済、コモディティ価格の上昇が加速した。「スクリューフレーション」と表現されるように中間所得層を圧迫したり、企業の中間マージンを圧迫し、悪性インフレの傾向が出ており、景気が悪いからといって、QE3を実施すべきだという議論は出にくい。いまの低い実質金利やバランスシートを維持しながら、次の政策は何が必要か、試行錯誤する過渡期にある。 

 ●功罪の両経済効果、QE3の可能性は低い

 <トヨタアセットマネジメント 投資戦略部 チーフストラテジスト 濱崎 優氏> 

 QE2には功罪の両面の経済効果があった。ポジティブな見方としては、国債購入など市場への資金供給を介して、潤沢な資金の存在を知らしめることでマーケットの不安感を鎮めるとともに、一般の経済活動に間接的な刺激を与えることができた。

 一方、ネガティブな点としては世界的なインフレを引き起こしたことだ。QE2に踏み切ったのはソブリンリスクが大きく拡大し、紙物(有価証券)投資への信任が落ち込んだ時期にあった。こうした局面ではマネーは金・原油など商品市場に向かいやすい。しかも実物投資ではなく、少ない証拠金で取引が可能なデリバティブに資金が流れたことで、投機的な動きを増幅させてしまった。

 QE2を終了させたのは、たとえ間接的にせよインフレを引き起こしたという批判が多いことを考えると、やむを得ない措置だ。景気回復を妨げるほど商品価格が上昇するなど弊害が見えているだけに、いったん終了させる必要があった。QE2が景気減速をもらたしているともとれる。

 QE3を実施する可能性については、当面は低いと言わざるを得ない。リセッション(景気後退)に陥るなどQE3をやらなければならい条件が整わない限り、踏み切りにくいのではないか。  

 ●さえない米指標でQE3への期待残る

 <SMBC日興証券国際市場分析部課長 松本圭史氏>  

 QE2の経済効果を判定するのは難しいが、米国株を支えたことで資産効果が働いたことは指摘できる。S&Pと米小売売上の3カ月移動平均には相関性があり、資産効果を確認できる。ポルトガルなどのソブリン問題が紛糾しても米国株が堅調だったことにはQE2の貢献が大きかった。

 また、QE2はリスクマネーを刺激する効果はあった。ただ、米FRBの超過準備が積み上がるなどしており、銀行システムの外に資金が大量に流れ出たわけではない。

 QE2終了によるドルへの影響は、今後の米指標次第だ。バーナンキ議長の会見でも、年後半の景気回復の強さへの自信がトーンダウンしているように感じた。今後1─2か月間はさえない指標が出てくると予想しており、この間はQE3への期待が市場に残るためドル売り圧力が続くと考えている。

 ただ、実際にQE3を実施するかといえば、ハードルは高いだろう。QE2導入当時とはインフレ状況が全く異なるためだ。  

 ●功罪の「罪」が目立ってきている

 <クレディ・アグリコル銀行外国為替部ディレクター、斉藤裕司氏> 

 QE2の経済効果には功罪両面がある。「功」としては株価を上昇させたことによる資産効果がある一方、「罪」としてはエネルギー価格が上昇し、米国の個人消費を圧迫したことに加え、新興国のインフレを加速させて金融引き締めに向かわせた。結果的に株価がさえなくなっており、はじめは「功」があったが、このところは「罪」が目立ってきている。

 6月でのQE2終了が意識された5月から原油価格が下落に転じており、マネーフローに変化がでてきた。ドルも買い戻しの流れになっている。

 QE2には米国内でも反対論が強かった。QE3は、よほど突発的なショックでもない限り、実施されないとみている。 

 ●年末商戦のころに追加緩和の観測気球が必要

 <第一生命経済研究所 首席エコノミスト 嶌峰義清氏> 

 QE2による景気下支え効果は大いにあったと思う。株高による資産効果が米国にとっていかに大事かが改めて分かったし、QE2がなければ期待インフレ率が下がるのを食い止められなかった。副産物として商品相場にも資金が流れ、ガソリン高で自国の消費を落とす悪影響も出たが、差し引きでみればプラスの効果があった。

 終了することで米経済の成長は伸び悩むだろう。必要以上に資金が流れなくなるので、必要以上にリスクを取れなくなる。株価は停滞するだろう。(連邦準備理事会という)超有力な国債の買い手がいなくなるので、国債市場の需給が悪くなる。金利は上がる材料に反応しやすくなる。

 結局はさらなる緩和が必要になると思う。株価が継続的に下落するのが追加緩和の条件。早ければ次のクリスマス商戦のころには観測気球が必要になるかもしれない。利上げはさらに遅れるだろう。数年はないと思う。米国のような構造の国で住宅バブルが崩壊したら、10年は利上げできない。それだけバランスシートが崩壊した。日本のように内需が停滞しても外需が引っ張ってくれるとか、国内の貯蓄が多いという構造とは違う。 

(ロイターニュース 金融マーケットチーム;編集 北松克朗)

icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2011年06月30日 17時32分27秒

icon

「Re:△ 金融緩和QE2は「売り」」

J^^)o  ・・・

QE2終了後は控えめな過剰流動性相場か、リスク選好継続も
2011年 06月 30日 16:56

[東京 30日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)による量的緩和策第2弾(QE2)が30日で終了となるが、過剰流動性相場は控えめながら継続する見通しだ。
 過剰なリスクは取りにくくなったとしても日米金融緩和の状況は変わらず、ヘッジファンドなどは資金調達には困らない。ギリシャ債務問題も、財政再建策の可決で一応前進している。米経済減速もある程度織り込んだことで、米ISM製造業指数や中国PMIなどがそれほど悪くなければ、リスク選好ムードが続きそうだという。

 <過剰流動性はQE2と直結せず> 

 過剰流動性は、商品相場の動きをみる限りQE2と直結しているわけではない。原油など19商品の先物相場で構成されるロイター/ジェフリーズCRB指数終値が本格的な上昇軌道に入ったのは昨年8月、そして上昇基調が崩れたのが5月に入ってからだった。QE2が開始された昨年11月や終了する6月末ではなく、バーナンキFRB議長がジャクソンホールで追加金融緩和を宣言した昨年8月、そして同議長が終了を確認した4月末が、リスクマネーが動いたタイミングだ。 

 リスクを選好する市場センチメントが過剰流動性の正体であり、FRBによる6000億ドルの国債購入が終了したとしても、バーナンキ議長はバランスシートの規模は維持するとしており、ただちに流動性が減少するわけではない。金融引き締め再開を狙っている欧州中央銀行(ECB)は別だが、日米金融当局ともに金融緩和状況は継続させる方針を表明しており、ヘッジファンドにとって緩和的な資金調達環境が続く。「(FRBは)当面、保有する証券残高を維持するということで、再投資が行われるため、この点もスムーズな移行になると思う」(みずほインベスターズ証券チーフマーケットエコノミストの落合昂二氏)との見方だ。

 実際、QE2終了を間際にしても、各金融市場は冷静だ。ギリシャの中期財政再建法案が可決されたこともあり、資金巻き戻しといった動きは観測されていない。日経平均は戻り売りなどもあり上値が重いが、取引時間中としては5月12日以来の9800円台を回復した。「アジア勢の買いが支えている感じだが、米系投資家はハイテクや自動車の一角に売り注文を出しており、利益確定売りの動きがみられる。きょうでQE2が終了するものの、現時点ではマネーフローの変化はみられない」(米系証券トレーダー)という。

 <ギリシャ問題前進で金利上昇続く>

 ギリシャ債務問題などが前進すればリスク回避の必要性は低下することから「安全資産への逃避」行動も一服する可能性がある。新興国などを苦しめてきた商品価格の上昇を一因とするインフレが鎮静化すれば金融引き締めは中断、米消費の足かせであったガソリン価格の上昇も一服するとみられ、世界経済減速の懸念も和らぐ。景気の見通しが健在ならQE2終了後も、リスク選好のマネーは維持される見通しだ。

 実際、米債市場では今週、2年・5年・7年と国債の入札が相次いで不調に終わっており、ここ3カ月間続いてきた金利低下局面に変化が生じている。米10年債利回りは一時200日移動平均の3.12%を上回った。
 円債市場では「米債の動きは質への逃避の巻き戻し。マクロ面から支援材料が少なく、今は方向性を見極める時間帯」(国内証券)との声も出ていたが、米債市場に引きずられるように金利はじわりと上昇している。好需給が支えている円債市場だが、10年長期金利が節目の1.1%を割り込んだことで短期的な達成感も出ており、金利上昇局面に入る可能性も出てきた。

 とはいえギリシャ債務問題が大きく解決に向かったわけではなく、景気楽観論が市場に浸透したわけではない。同国の債務危機の状況は依然として深刻で、社会不安も高まっていることから、今週法案が無事に可決されても、ギリシャが国際通貨基金(IMF)・欧州連合(EU)との合意通り、緊縮財政措置を確実に実施できるかは依然として不透明感が強い。「民間金融機関が債務を負担することになれば、ポルトガルやスペインに債務問題が波及したときにも負担させられるとの懸念が強まり信用収縮につながりやすい」(T&Dアセットマネジメント・チーフエコノミストの神谷尚志氏)という問題も抱えている。

 <経済指標が過剰流動性を左右>  

 JPモルガン・アセット・マネジメント・エコノミストの榊原可人氏は「実体経済を見極める段階に入る」と指摘する。過剰流動性を左右するのは結局、市場センチメントであり、QE2終了で「宴」のようなムードは出にくくなったとしても、経済指標などが市場のコンセンサス以上に改善すればリスク資産へのマネー流入は継続しそうだという。

 この点で注目されるのは、あす7月1日発表の6月中国PMI(購買担当者指数)と6月米ISM(供給管理協会)製造業景気指数だ。

 市場予測で6月中国PMIは低下する見通し。3月が53.4、4月が52.9、5月が52.0だったが、6月は51.3とさらに下がる。中国経済は依然として、金融引き締めと電力不足の影響を受けているとの見方が多い。また6月米ISM製造業景気指数は市場予測中央値は51.8だが、日本の自動車などサプライチェーン分断の影響が続いているため景気判断の分かれ目である50を割り込むとの予測も出ている。市場予想を下回る数字が出れば、景気減速懸念が強まりやすい。

 ただ、経済指標に表れるにはタイムラグがあるとしても、原油価格の下落が世界経済のボトルネックを解消するとの期待も出ている。中国経済に関しては「中国はインフレがうまく抑えられる可能性が出てきた」(外資系証券トレーダー)との声が出ており、6月中国PMIが改善すれば新興国経済主導での世界経済回復期待が再び強まりやすい。上海総合指数は20日を底として5%近い上昇をみせている。

 また、日本の5月鉱工業生産に示されたように、製造業は東日本大震災からの復旧が進んできた。ISM製造業指数は悪化がすでに織り込まれているだけに、ポジティブサプライズが起きやすい状況だともいえる。

 (ロイターニュース 伊賀大記;編集 田中志保)

icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2011年04月05日 08時45分28秒

icon

「Re:△ 金融緩和QE2は「売り」」

J^^)o  さて・こりが試金石?かな?

米FRB、AIGから取得した住宅ローン担保証券の入札を今週開始
2011年 4月 5日 5:57

米ニューヨーク連銀と米資産運用会社ブラックロックの担当部門は今週、FRBがAIG救済の一環として取得した大規模な証券など15億ドル(約1260億円)規模のサブプライム住宅ローン(信用力の低い個人向け住宅融資)証券を売却する計画。

記者: Serena Ng and Anusha Shrivastava


icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2011年03月28日 08時40分43秒

icon

「Re:Re:トトロのネコバス3 金融緩和QE2は「売り」」

J^^)o  記録〜同じ意見だん

米金融・債券市場展望=QE2終了なら国債相場上昇も
2011年 03月 28日 07:56

[ニューヨーク 25日 ロイター] ソーンバーグ・インベストメント・マネジメントのマネジング・ディレクター、ジェイソン・ブレイディー氏は米国債市場の見通しについて、米国債の最大の買い手の1つとなっている米連邦準備理事会(FRB)が国債買い取りをやめれば、相場は上昇する公算が大きいとの見方を示した。ロイターとのインタビューで語った。


 大口の買い手がいなくなることが相場を押し上げるという見方は経験則に反するようにも思えるが、同氏はFRBによる国債買い取りが投資家のリスク投資意欲を促してきたと指摘。このため、FRBが買い取りを終了すれば、投資家はリスクをより回避するようになり、安全な資金逃避先である国債にシフトする可能性が高いとみている。

 同氏は「幾つかの例外を除き、ほぼすべてのストラテジストは株価が上昇し、債券相場は下落すると予想しているが、私はそれほど単純ではないと思う。量的緩和第2弾(QE2)が多くの流動性を供給し、リスク・オン取引を促してきたのだとすれば、QE2の終了は逆に作用し、債券相場には悪材料というよりも強材料となる」と指摘した。

 QE2が発表された昨年11月初め以降、10年債利回りは当時の2.59%近辺から、現在の3.45%付近まで上昇してきた。この間、株価は劇的な上伸を演じ、S&P500種は約11%上昇した。

 ブレイディ氏は「国債市場はQE2への期待からいったん上昇したが、結局はリスク・オン取引が優勢となり、債券相場にはマイナスだった。QE2の終了は、こうした取引を反転させることはないとしても、取引がより不透明になる可能性がある」と述べた。

 一方で同氏は、目先の国債相場に劇的な動きはないとして、10年債の利回りは年内は3.50─3.75%のレンジで推移すると予想した。その上で同氏は、来年はインフレ高進により金利上昇圧力が加わり、10年債の利回りは4.50%近くまで上昇するとの見方を示した。

 ただ同氏は、米景気回復の足取りは鈍いと予想しており、国債相場が上昇し、利回りが低下するリスクがあるとも指摘した。

icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2011年02月25日 08時20分39秒

icon

「Re:Re:トトロのネコバス3 金融緩和QE2は「売り」」

(。>_<)ノ ・・・明らかにQE2とエジプト・リビアは

 関連してるにに

 グーグルっても記事がないねー

 どうしてだろ???

 QE2 → 食料価格高騰 → アフリカ暴動・・・

 やっぱ「マルサスの罠 全員が貧乏になる」の教え通りだね?


(。>_<)ノ とりあえず株を持ってなくてよかった??


icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2011年01月24日 08時49分39秒

icon

「Re:トトロのネコバス3 金融緩和QE2は「売り」」


J^^)o  ただ・資金が入ってくる時に

  「売り」は死んでしまうので><

   ・「売り」

   ・「ヘッジ買い」

   ・「ヘッジ買い買い」(=ドテン買い?)

  の作戦です〜

  言葉の遊びではありません^^

  売りを基本に考えないと・心がついていけないんですん><


  ただ・大暴落した時に・売りを持ってないなんてのは・

  絶対避ける^^

icon拍手者リスト