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大阪60ピョン、ウサ達レスキュー

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  • from: かにこさん

    2009/10/14 22:44:55

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    一緒に勉強しましょう【うさぎさんの体を理解する】

    一緒に勉強しましょう【うさぎさんの体を理解する】

    【体の特徴】

    【耳】→うさぎさんの外見上の大きな特徴である長い耳。
    集音効果に優れ、体熱を放散して体温調節するためにも重要な器官です。

    【目】→視野が広く、片目で190度と広く、ほぼ真後ろまで見渡せますが(真後ろは見ることができません)、口元の狭い範囲は見ることができず、触毛や唇の感覚で食べ物を確認します。
    薄暗い中でも、ものを見ることができます。
    視力はよくありませんが、光に対する感度は高く、人の8倍と言われます。
    瞬膜の存在があり、目の表面を覆って保護し涙液を提供します。
    睡眠中は角膜全体覆います、まばたきの回数は一時間に10〜20回と少ないのも特徴です。

    【鼻】→うさぎさんの鼻はピクピクとよく動き、1分間に20〜120回も動かすほど。
    リラックスしている時や、逆に調子の悪いときにはあまりよく動かず、緊張・警戒している時ほどよく動きます。
    鼻と目は、鼻涙管でつながっています。

    【肉垂】(にくすい・にくだれ)→2〜3歳以上の女の子に著しく目立つようになる、あごの下の皮膚です。
    出産が近づくと肉垂周辺の被毛を引き抜いて巣にします。
    英語で「Dewlap」といいます。

    【被毛】→毛色や毛質にさまざまなバリエーションを持つうさぎさんの被毛。
    換毛は3ケ月ごとに起こり、数週から1ヶ月ほどかけて生え変わります。
    特に激しいのは、夏(冬毛から夏毛へ)と秋(夏毛から冬毛へ)です。

    【四肢】→穴を掘るために強靭な前足と、逃げるために力強く発達した後ろ足をもっています。
    足の裏には肉球はなく、厚い被毛で覆われています。
    指は前足に5本、後ろ足に4本あります。

    【尾】→うさぎさんの尾は、へらのような形をしています。
    短い尾ですが、さまざまなボディランゲージを示します。

    【臭腺】→うさぎさんには、あごの下と肛門のそばに臭腺があります。
    マーキングに用いられます。

    【乳頭】→通常は4対(8個)あります。5対の場合もあります。


    【生殖器】

    男の子→陰茎は円筒状で、丸い開口部を持ちます。
    性成熟すると陰のう(たまたま)が目立つようになります。
    普通、哺乳類では陰のうは陰茎よりも後方(尾側)にありますが、うさぎさんは前方(頭側)にあります。

    女の子→外陰部は、縦に割れた形状をしています。
    うさぎさかの子宮は「重複子宮」といい、独立した子宮が左右にあり、それぞれが膣に開口しています。
    そのため、ヤブノウサギでは妊娠中に新たに妊娠する「重複妊娠」が可能です。


    【生殖生理データ】

    性成熟→男の子6〜10ヶ月、女の子4〜9ヶ月。
    小型種は早い。

    排卵→交尾刺激排卵。
    交尾後9〜13時間で排卵し、受精すると排卵から7日で子宮内に着床、妊娠が成立。

    繁殖シーズン→飼育下では一年中可能。

    発情周期→明確な発情周期はないが、7〜10日間の許容期と1〜2日の小休止とが周期的に繰り返される。

    発情の目安→女の子は外陰部が赤っぽく腫れ、背中を押すと腰を上げ許容する姿勢をとる。
    あご下腺によるにおいつけが激しくなる。
    男の子は性成熟以降、いつでも繁殖可能。

    妊娠期間→平均31〜32日(29〜35日)

    産子数→4〜10。小型種は少なく、大型種は多い。
    繁殖経験の豊かさ、日照時間の長さは産子数を増やし、加齢とともに減る。


    【尿】

    うさぎさんはクリーム状に近い、濃い尿をします。
    色は白っぽいものから、黄色、オレンジ色のこともありますし、また赤い尿をするときもあります。

    濃く白っぽい尿は、炭酸カルシウムを多く含んでいます。
    尿としては珍しくありません。
    赤い尿は、必ずしも血尿と限りません。
    食べ物の色素によるものや、ポルフィリン尿(ヘモグロビンが合成される途中で作られるポルフィリンという物質が尿に排出される)が原因の場合もあります。

    また、水を飲む量が少ないと、尿が凝縮して赤っぽく見えることもあります。
    血尿かどうかは、尿試験紙でも調べることが出来ますので、お家に常備しておくといいでしょう。
    「潜血」という項目をチェックします。

    尿はアルカリ性ですが(ph8.2)ですが、ご飯を食べない状態が続くと酸性に傾き、尿の中に結晶が溶けて透明でさらさらした尿になることがあります。

    子うさぎのうちは結晶の沈殿物のない透明度の高い尿をします。

    うさぎさんの尿に混じっている白い結晶部分は主に炭酸カルシウムで結石を作る成分となるものです。

    カルシウム代謝は非常に特殊です。

    哺乳類では普通、過剰なカルシウムは胆汁と一緒になって便として排出されます。

    ところがうさぎさんは過剰なカルシウムが尿として排出されます。
    尿中のカルシウム濃度は多くの哺乳類で2%以下なのに比べ、45〜60%と非常に高濃度です。


    【骨格】

    うさぎさんは強靭な筋肉を持っています。
    その骨格筋量が体重の50%を超えるわりに骨格はかなり軽く、体重あたりの比率は8%です。
    (猫ちゃんは13%)

    そのため、抱き方が不安定で落としたり、高い所から飛び降りた時に骨折することがあります。

    また抱っこを嫌がって暴れ、強い力で後ろ足をばたつかせることがありますが、骨に比べて後ろ足の筋力が強いため、脊椎骨折が起こるケースも多いのです。

    ワンちゃんには鎖骨がありませんが、うさぎさんには鎖骨があります。


    【内臓】

    内臓の大きな特徴は、草食獣であることを反映した長い消化管がお腹を占めていることです。

    胸腔は狭く、肺活量が少ないため持久力がありません。

    胸腔を押さえつけるような無理な保定を長い時間続けていると、呼吸困難を起こすことがあります。

    心臓の大きさを体重あたりの比率で比べると、ワンちゃんは1%、うさぎさんは0.3%と小さいことがわかります。


    【消化管】

    胃→うさぎさんの胃は単胃で、胃の入り口と出口がよく発達しています。
    胃の形が深い袋状になっている・胃の入り口が狭いという解剖的特性により、★嘔吐が出来ないのです。

    毛球やガス、肝臓の肥大などのにより胃が拡張・圧迫されると、異の中の食塊が停滞してしまい、続く小腸へ排出するのが困難になります。

    胃のpHは1〜2と非常に強い酸性を示します。

    そのため、病原性を持つ微生物が消化管に入っても多くは死滅し、普通は感染するわどの量が腸に到達することはありません。

    ★しかし、離乳するまでの子うさぎの胃のpHは5〜6.5と高く、病原性微生物が消化管内に侵入しやすいため、重篤な腸炎を起こしやすいのです。

    うさぎさんの消化管は、体重の10〜20%を占めています。

    腸管の長さは体長の約10倍、全長8mにも及びます。

    うさぎさんに限らず動物は、植物の細胞膜を分解することが出来ません。
    盲腸でバクテリアの助けを借りるとしても、食べた繊維質の18%しか消化していないのです。

    繊維質の重要な役割の1つは、腸の運動を刺激し消化管の動きを促進することにあります。

    腸の動きが悪くなると、盲腸での発酵に異常が起き毒素が畜産されます。


    【盲腸の特徴】

    うさぎさんの盲腸はとても大きく長いひだが全長約40cm(中型のうさぎさん)にわたり存在しています。

    栄養豊富な盲腸糞は、大腸を通って肛門から排出されます。

    このとき、大腸で消化されることはありません。

    ご飯食べてから3〜8時間で、盲腸糞は直腸、結腸ほ通過して排出されます。

    うさぎさんは肛門に口をつけて直接盲腸糞を口にし、噛まずに飲み込みます。

    胃に入った盲腸糞は6時間はそのままの形で胃にとどまり、バクテリアは分解、発酵を続けています。

    盲腸糞は軟らかく2〜3cmほどのブドウの房状をし、周囲を緑色の粘膜で覆われています。

    内容は、タンパク質、ビタミンB群、Kが大量に含まれています。

    うさぎさんが一日に排出する糞のうち30〜80%が盲腸糞です。

    生後3週間くらいから盲腸糞の生成が始まります。


    【歯】

    うさぎさんはすべての歯が生涯伸び続けます。

    若いうさぎさんでは切歯が年に10〜12cm伸びます。

    【歯の本数】

    うさぎさんの永久歯は全部で28本あります。

    その内訳は、上あご切歯が4本、上あご前臼歯が6本、上あご後臼歯が6本、下あご切歯が2本、下あご前臼歯が4本、下あご後臼歯が6本です。

    うさぎさんに特徴的なのは上あごの切歯です。

    正面から見える上あごの切歯は2本しか見えませんが、裏側に2本の小さな切歯がが隠れています。




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