ボランティア仲間もみんとさんの記事より転載です↓


【開帳肢の子の介護】

昔は遺伝病と言われていましたが、エンセファリトゾーンや
脊椎の損傷など、様々な原因で発症することがあります。
他人事ではない、身近な病気です。
マッサージや介護で、快適な生活を送れることも多く、
開帳肢のうさちゃんは、とっても人なつっこくて、愛情深くて
ハンデを背負っているのに、とっても頑張り屋さんが多いです。

開帳肢のうさぎと暮らしている方に、絶対毎日して欲しい事。
近くを通るたびに、耳の付け根をモミモミしてあげて下さい。
そして、体全体をカキカキするみたいに撫でてあげてくださいね。
1日何度も繰り返すグルーミングを思うように出来ないうさぎに変わって
体を刺激してあげるだけで、うさちゃんにとって大きな幸せになります。

もうひとつ。床ずれや尿やけ。皮膚のただれを諦めないで欲しいです。
少しでも痛みと不快感から開放してあげるのが、うさぎにとって
幸せな事です。
なぜなら、ただれを直してあげた時、体の動きが軽やかになるし
すがすがしい表情をしてくれます。


【飼育環境の整備】

ケージの床材はスノコではなく、マットを敷いて床ずれを防止しましょう。
体をひきずって移動する際に負担を軽くしてあげられ、尿の吸収がいいもの、洗えるものがベストです。
ＳＵＳＵというバスマットは大変お勧めです。
また前足が開いてお顔がベターっとしてしまう子には顔にクッション（枕変わり）を置いてあげるとうさちゃんも楽です。


【ボディのケア】

開帳肢の子はおトイレが使えませんね。
ウンチもチッコで身体が汚れてしまいます。
チッコはSUSUを使うことで濡れることは少ないのですが、ウンチで汚れてしまったら、お湯で濡らしたタオルで拭いてあげてください。
チッコは尿やけをおこし、皮膚炎になってしまいますから毎日のケアが大切です。
うんちも放置しておくと皮膚炎になったりしてしまいますから♪


定期的にうさぎ専門店さんや獣医さんで毛にくっついてしまったうんちを取ってもらってくださいね。

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以下開帳肢の情報サイトです。


開帳肢を育てる集まりです。
平泳ぎうさ同好会
http://www.hey.ne.jp/~hira_usa/index.html

開帳肢の子を持つ方の工夫
プラント集中治療室
http://www.din.or.jp/~kan-t/animals/usagi/01album/ill/kaigo.html

後肢まひウサギの看護
http://homepage3.nifty.com/mitosis/sub3-1.htm