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星の砂のひとりごと

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公開 メンバー数:27人

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  • from: 麗美さん

    2015年01月17日 14時36分54秒

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    でもお雑煮は「白」

    馴れ親しんだ繋がりで、京都で生まれ育った私は、お味噌汁は「赤だし」だけど、お雑煮は「白」

    お餅も 丸
    大根も 丸
    人参も 丸
    小芋も 丸

    お餅も具材もみ〜んな丸く仕上げて、今年も角なく丸く一年過ごせますようにと願いを込めて優しい白の西京味噌でお雑煮をいただく。


    生まれ育った味と言っても、母は東海の出身。白味噌のお雑煮の習慣は無かったはず。

    きっと母の胸の内は、馴れ親しんだお雑煮が食べたかったかも知れない。

    でも嫁ぎ先に合わしたんだなって。

    お味噌汁の味は夫婦喧嘩の元になるとも聞く。


    母も食べて来たお雑煮の味を語ったこともない。

    自分の生まれた時からの馴れ親しんだ味を封印してきた母に偉大ささえ感じる。
    どこかで聞いたところによると、お餅は丸かったらしい。

    そして吸い物仕立てだったらしい。

    お正月に里帰りするわけでもなく、父方の親戚の集いに参加していた。

    子どもの頃は分からなかったけど、父方の親戚の集いに参加せず、さぞかし自分の親戚の集いに参加したかっただろうと思う。

    一切、そんなことも口にせず、お雑煮も京風をしていた母。

    一時が万事、父に仕えていた。

    時代が違うと言ってしまえばそれだけだけど、もう少し父のはからいがあっても良かったんじゃないかなぁと思う。

    少し話し、飛躍しましたが、お雑煮の話し書いていて、もしお正月に母の田舎に帰ってお雑煮やお正月料理食べていたら、母の里の、お雑煮知らないって感情も沸かなかったなっと、ふと思ったので……。

    勤勉で真面目で悪を知らなかった母、歳を重ねるごとに母の偉大さに気付く今日この頃である。


    幸い、私は一生、白味噌のお世話になる。


    もう今年はお雑煮略そうかと思う年もあるけど、家族が楽しみにしているお雑煮。京都の伝統を伝えるお雑煮。
    これからも受け継がれる味、大切にしていかなければと改めて思う。

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