皆さんにも記念日ってありますよね

特別な日であったり
ささやかな日であったり
秘密の日でもあったり？

(^^)

今日は実家の母と父の結婚記念日なんです

来年が五十年目の金婚式
父は五年前に他界しましたが…毎年、母に結婚記念日のお祝いをすると、とても喜んでくれます

生前の父は《自分はスッカリ忘れてるのにな〜》って苦笑いしながら…

母は《ほんまや…お父さんから一度も何も貰ってないわ》と言いながら照れながらも嬉しそう

ほんまに仲の良い夫婦でした

いえ…今も仲の良い夫婦かな

父の話をするときの母の顔は今も嬉しそう

今日の良き日があったから
私たち兄弟姉妹…孫…と家族がいる

ありがとう〜♪
それから
おめでとう〜♪

いつまでもいつまでも
元気で長生きして下さいませよ

《手当て》

小さい頃の少しイタイ切ない想い出…

小学一年生の１学期終業式を終えたあと…明日から夏休み〜♪とワクワクしながら帰った通学路

交差点で少し前に歩いていた男の子…近所で仲の良い(私だけがそう思ってたかも〓)同級生を見つけて、急ぎ足で追い付こうとした瞬間…

気が付いたら…私の左足の上に大型ダンプのタイヤが…ゆっくりと…ゆっくりと乗っかって…

イタイ…と泣き叫んでる私にダンプカーは気が付かない

気がついた近所のお店のおばちゃんが『子どもがひかれてる』と叫んで

ダンプカーの後ろにいた乗用車のおじさんが…そのままひき逃げしそうなダンプカーを止めてくれたり

病院がたまたま交差点にあって…誰かが連れてってくれた

記憶が曖昧

でも…私が追いかけてた男子は騒ぎに気がついてなくて、姿が遠くなっていったのは覚えてる＾＾;(切ない記憶)(笑)

幸い…ダンプカーの積み荷は空っぽだったのと、ゆっくりとタイヤが乗っかってたことと…子どもって身体が柔らかいのかな

骨折もなく左足全体が打ち身って感じの傷

だから湿布だけ(@_@;)確か…交差点の病院って内科だったような(当時はお医者さんと言うだけで、全ての万病は治せると思っていたのかな)

明日から夏休み…という前日に怪我

骨折はしてないものの…痛くて歩けない

その年の夏休みの記憶は近くの森の木陰で、ゴザを敷いてママゴトばかりしてたことしか覚えていない(きっと…そんな毎日だったんだろうねぇ)

夏休みが終わって２学期の始業式にはミンナと集団登校してた(^-^)

すっかり完治してるはずの左足…でも水に長く冷やしたり、冬の寒さには痛みが…

痛くてシクシクと泣いてると…必ずお父さんが『よしよし』と左足をさすってくれてた

太い指で、手のひらは工場の部品を触ったりするからガサガサなんだけど

『よしよし』と言いながら左足が温まるまでさすってくれて…イタイのが消えていくような

この歳になっても…
時々…どこか…撫でてもらいたくなる

イタイ時はなおさら＾＾;

手当て…って
『おまじない』みたいなものなんかな

痛くなくても…『おまじない』…よしよし…

(笑)

母と友人(ネェチャン)の話です

父と結婚してからの母の友人ネェチャン(御夫婦)が、今日から一泊で遊びに来ています。

私の年齢と共に…母とネェチャンの繋がりは深まって…そして今も…

二年前に父が他界した時…訃報を知ったネェチャンが『今すぐそっちに行くから…ずっとミコ(母)の傍にいるから…』と忙しい自営を休んで、三日三晩お布団を並べて母の傍に付き添ってくれました

母が眠るのを待って…そっと、お布団から抜け出して私達姉妹に母の苦労話や、母も知らないネェチャンの苦労話など…沢山たくさん話をしました

大好きな父との見送りの後…小さく白いのを抱き締める母の傍にもネェチャンが…

娘たちよりも…こんなにも心強い人が居る

哀しむ母に、本当になんて慰めていいのか、なんて声を掛けていいのか分からなかった…

ホントに…あの時は、ありがとう…ネェチャン

多分今ごろは、大好きなマイルドセブンのタバコを、くゆらしながら

『ネェチャン…タバコはやめられへんのか』『ミコ…これはやめられへん』と相変わらずの会話をしてるのかなぁ

二人とも…いつまでも長生きしてや…

ヒトには言えない

でも…

私…秘密にしてることがあるの


と…話した時点で

それは秘密とは言わないのよ

って言われた

秘密…って蜜の味
ってどこかで聞いたような

甘い蜜？
苦い蜜？

苦いのってあるの？

大人やもん
あるさ

それもイイよね

でも
やっぱ

甘いのが

イイ…かな

(^^)

こうやって…ブログを更新してる時

風や枯れ葉の音まで聴こえる

今日のあったことや明日のことなど…昔話によもやま話など

誰も居ないし聞いてもらえる相手も居ない

だけどこうやって…ふと想うことや、ひとり呟くコトバ(文字)を打つと

誰かが答えてくれる
それが見知らぬ相手でも、コトバ(文字)にして答えてくれる

人はひとりじゃ生きていけない…って言うけど

ひとりじゃない…っていう実感がほしくなる

だからかな
この世界から離れられない