どうやら、食欲が落ちているようです。
左足の先に入れられた針が、真っ白な母の乾いた足に刺さっていてなんとも言えない気持ちになりました。仕方がありません。
経口摂取出来ないなら、注射で入れるしかないので…
でも、入れているのはリンゲルで、栄養剤ではありません。喜ぶべきなのでしょう。ゼリーを頑張って食べてくれている、ということなので。
熱があるようで、氷枕が当てられています。母は頑張っているのです。
お風呂には入れないようで、清拭だけでは取りきれない汗となんだかムッとする臭いがしてたまりません。
音楽を聴いている母の顔は穏やかです。
泣いたりしていないのかな？目が赤くて、目やにが乾いてくっついています。
父や祖母の時と同じです。見守るしかありません。
部屋が変わっていました。今度の部屋からは、農家に貸し出している畑が見えます。
今看護師さんにうかがったところ、やはり栄養剤も点滴していました。食べられないのですね。困ったな