「Re:私が歩く時。」
けんちゃんさん
ご丁寧な書き込みをありがとうございました。
白杖の使い方や奥様のスーパーヘルパーぶりが
すーっと頭の中に浮かびました。

本当に階段やバスの乗降は、
小さいお子さんやお年を召した方にとっても
とくに難儀しやすい場所ですよね。
私もうかうかしていると、
バスを降りる時に、膝ががくんとなり、
こわい思いをすることがあります。

また、家猫のたぬきちゃんも大変だー！
シッポなど踏んで、怒られませぬよう。

「私が歩く時。」
monyaさん
ありがとうね。
私は妻と娘夫妻と四人で暮らしています。
私は若いときは一人で行動していましたが、最近は交通事情もあり、私自身高齢になった事もあって単独歩行はやめて家族と共に行動しています。
monyaさん、
私の妻はガイドヘルパーのベテランだよ。
別に講習は受けてはいないけどね。
全盲の私が歩く時、妻は私の左腕を軽く掴み誘導します。
段差がある時は言葉で教えてくれます。
私は登りの段差を確認する場合は白杖を地に下ろして押して行けば段差で杖の先の抵抗力がなくなるよ。
登りの場合は杖を押して行けば段差にぶつかりますよ。
階段を上る時は杖を垂らして登ります階段を一段登る毎にカンと音がします。
階段を登りきれば杖は空振り、こうして私は歩いています。
私の家族は段差があるよと言うだけで止まる事はありません。
それより怖いのは家の中を歩いていると熟睡している猫どもに衝突しーたぬきさんに叱られる事なんだよね。

「ぜひ！」
けんちゃんさん、もしお差し支えなければ、ぜひお願いします。
お優しいご提案を、本当にありがとうございます。

正直、この前、書き込みをした後、
一人よがりな、勝手な書き込みをしてしまったのではないかと
心配しておりました。

なにか少しでもお力になれることがあれば、と思いつつも、
実際にはどうしてよいかわからず、
もしかしたら、かなり失礼な事や発言をしているのではないかと
いつも気にかかっておりました。

私ごとですが、まだ矯正の効く範囲ではあるのでが、
私も強度の近視で、また、網膜や視神経が弱い病態の身で、
今、何ができるのか、日々考える毎日です。

けんちゃんさんのお考えや体験をお聞かせいただけますこと、
本当に有難く思います。
ぜひ、ナビゲーション大作戦の他にもお聞かせください。
よろしくお願い致します！

「Re:少しだけ」
monyaさん、
よい体験をされましたね。
そうなんだよね。
私たち全盲の者はあなたたちから見て理解しにくい部分があるだろうなと思いますよ。
私も色々な体験をしていますよ。
私たち全盲の者を理解していただく意味で、このサークルで話してみようかと思いますが、よろしいでしょうか？

「少しだけ」
私も思い出したことを、少々。

今、点字講座にバスで通っているのですが、
しばらくしてから、点字をお習いしている全盲の先生と
同じバスを使っていたことがわかりました。

でも、実際、バスを降りていらした先生を目の前にし、
どうやって声を掛けていいのかわからず、
先生は、急に声を掛けられたら、びっくりしまいか、
また、先生の歩くペースを崩してしまうのではないかと、
ドキドキ、ドキドキ。

でも、思い切って声を掛けてみると、
「やぁ、もにゃさんだね。おはよう」と
先生は明るくお返事され、
すかさず、私の肩に手を掛けました。

まったく心配することがなかったんですね。
考え過ぎていた、自分の心の殻が、
ぱりぱりと剥けたように感じました。

お互いを知るときには、小さな衝突もあるのでしょうが、
小さな勇気と努力で、少しづつ距離も縮むのかもしれませんね。
けんちゃんさんの活躍、かっこいいですよ！

編集長さんも、点字印刷、お疲れ様でした。
お互い、頑張って点字マスターになりましょうね。
私も頑張ります。

「Re:おべんきょ〜（3）」
編集長さん がんばれ がんばれ！
晴眼者の点字を読む苦労で懐かしい事を思い出しました。
私が盲学校の生徒だった時、普通校から転勤してみえた体育の教師を助けた事があります。
教師が授業中に生徒を叱ったら生徒が居直ったのです。
「先生、晴眼者のあなたが障害者のおれたちの心が分かりますか？
おれたちのを理解する為に点字で交換日記しましょうよ。」
教師は真面目な性格で私に助けを求めてきました。
教師は私より年下。
私は教師に点字を覚えたらとアドバイスしました。
ちゃんと教えてあげましたよ。
生徒たちは一生懸命点字を覚える教師を許し、意地悪をいわなくなりました。
私はよい事をしたでしょう。