米求め　箪笥の着物　空にして

80年も前の話でした

空にして 銚子の底を 覗き見る

　わし　　母ちゃん、もう一本だめやろか？
　かあちゃん　　当たり前でしょ！　次から有料！
　　
コンコルドさん、北九州の小倉の町の真ん中で毎晩空襲にあってました。　　

番外　

コンコルドさん、自分も経験があります。
母が着物を持って列車に乗って米や芋の買出しに出かけてました。
帰りの列車から降りると取締りの警察がいっぱい構えてて買ってきたものを没収するので、列車が止まるとみんな蜘蛛の子を散らす様に逃げてました。
一度だけ、小さいのに米担ぎで連れていかれ、米を持って列車の下をくぐって反対側に逃げた事をしっかり覚えてます。