「Re:Re:Re:Re:白日夢」

田舎があるっていうことは、帰れるところ、よりどころ、がある、根っこがある、ようでうらやましい。

今年は、世の中盆休みのときには東京で仕事をしていた。
やはり、お役所が出勤のようで、その筋の人たちとの挨拶等があった。
もともと、仏教徒でないのかどうかわからないが、多くの人たちが休んでいるときに、なんか会社にいるのは、いい感じかもしれない、なんて、自己暗示にかけてしまった。

写真はボストンの、トリニティ教会。3日前に20年ぶりにボストンを歩いた。別に、仕事があったわけではないのだが、787に乗る目的で来たようなものかもしれない。茶会事件のサム・アダムスの銅像を見ながら、クインシーマーケットを歩いたり、ボストンコモンでのんびりしたり、用事もないのにMITのキャンパスを、ふらふらした。1日の休日だが、なんか、久しぶりに、田舎に帰ってきたような気分だった（おこがましいか）。
でも、ありったけの紅茶をぶちまけたのは、スカッとしたのだろう。
TEA　PARTY　を、茶会と訳したのは、誤訳という説と、そうでないという説があるそうだ。　社会科は不得意なので、よくわからないが、ここにきて。TEA　PARTYが過去の亡霊のように、伸びてきているという。現在を、第二次大戦前の状況にているという論評（感想？）を述べているのを見かけた。なんか、そんな気がする。
というわけで、やっぱり、ボストンは良い街だと思う。他の都市にないない、なにか違った、懐かしい、歴史の重みと、ロブスターの香りがする。（なんのこっちゃ）
出来たら、何日か
ぶらぶらしたいと思った。でもそういう時に限って、いろいろあり、のんびりとできない。（1日でも十分か？　贅沢は言えない）
帰省する先の無い人間なので、ボストンを田舎としてエントリーしておきたい。でも、そうすると、まだまだ、たくさん、「田舎」ができそうだ。やっぱり、海、とか、高原、とか、かな？？

ところで、７８７だが、確かに、気圧、湿度等改善しているのかもしれないが、すごくちがうという印象はなかった。カーボンファイバーを使用した機体は、アルミ合金よりも軽いというが、特にそれが明確に意識できるほどではない。ウォシュレットは普段から使わないので、使わなかった。結構北を飛ぶので、オーロラが見れるかと思ったが、季節もあり、すぐ明るくなり、オーロラも見られなかった。このところ、ずーと、見る機会に恵まれない。総合的に見て、輸送能力（定員）とコスト等をみても、それほど、宣伝するほど優れているとは思わない。ただ、「新しもん、好き。」としては、試す価値はあると思う。機体の大きさからすると、短距離、中距離のほうがいいのではないかと思う。やはり、A380のような（まだ乗る機会はないのだが）大きな機体のほうが、なんだかわからないが、落ち着く。747の時代が長かったからだろうな。帰りは、777で、NYからになる。室温変動さえ少なければ、777もいいのだが、どうしてこんな簡単な温度制御ができないのかが、不思議だ。
でも、いずれにせよ、飲んだくれて、寝ているのだから、そんなことは関係ないのだろうけれど。。。。。。

あと、今日は、アメリカ人にバカにされた話。
「日本では、クーラーの設定温度を28度にして、省エネしている。エネルギーセービング、CO2削減の実行の一環」
と話をした。彼らの反応は、
「馬鹿じゃないの？　クーラーは快適にするための道具。その機能を生かさないのは、本末転倒。　しーーんじ、らーーれない。」
だって。
「エネルギー自給率の高い国はいいな。資源の有無で国力は決まるから。」　と、暗にタナボタ（あるいは、戦争で不法にとった）ことを、臭わせるくらいが、最大の抵抗だった。（ささやかだが。。。）

やはり、日米の文化は、相容れないことが確認された。

でも、中国よりは、いいか、、、な？？？