「Re:GGBRAVE　カード紹介にゃん!!」
　ちょっとメカ系ユニットについての記載もしておきましょう。

ガバメントドッグ
「勇者特急マイトガイン」より

　属性:B(バランス)
　スキル:火　実弾　射撃　集団
　
エクスカイザー(自家用車)
「勇者エクスカイザー」より

　属性:光
　スキル:隠密　勇者　探索　変形
　･このカードはジャマーカードの影響を受けない。
　･「星川コウタ」または「カイザーブレス」のスキル判定に成功した時はこのカードを裏返す。

エクスカイザー(スーパーカー)
　･「星川コウタ」に「カイザーブレス」を装備、または場に「キングローダー」「ドラゴンジェット」を出した時にスキル判定に成功した場合「エクスカイザー」のカードを重ねる。


　ガバメントドッグはマイトガイン作中に登場する警察に標準配備されている機体です。特殊能力もないのでスキル以下の部分は空欄となっております。この様に特に強くもなくまた、弱くもないカードなので勇者カードの召還元には最適のカードです。
　エクスカイザーは作中の2モード変形を両面カードで再現してあります。両面カードはキャラカードでも「芹沢文乃」を紹介してありますが、このカードは「隠密」属性を有するため「ジャマーカード」の攻撃対象にはなりません。
　しかし、敵の中には「勇者貫通」と言うスキルを持つ者もいます。これは「勇者属性」のカードに確実にダメージを与える能力を差し、この場合は「隠密」スキルは無視されてしまうのです。

　この様に一長一短を有しながら各作品に於ける立ち位置を再現しています。前述の通り、必ずしも強力なカードと言う事はまずないと言う事なのです。

「GGBRAVE　カード紹介補足にゃん!!」
　ところで本文中に出た「ジャマースリーブ」とは何でしょうか?

　本製品は公式参戦キャラ以外も「専用スリーブ」に入れる事で能力値以外の能力を持ったまま、他社のカードをそのまま使用出来る　と言う特徴がありますが、実は「マスター」と「ディテクター(プレイヤー)」とでは使えるカードに制限差がある事は話しましたよね。
　この「ジャマースリーブ」は公式HPで指定されたキャラを入れる事でマスターが「敵勢力」のユニットとして使える「マスター使用限定」カードスリーブの事です。その目的はもちろん「プレイヤーの行動の妨害」にある訳です。

　ジャマースリーブでのみ使用出来るカードの代表的なものを説明します。

　「エンスカイ」発行「Precious memories」ブースター「俺の妹〜」収録　全カード
　「ポプラ社」発行「ライブオン」収録「大空スズメ」「QB」

　これらのカードは「ジャマー専用」としてしか使用出来ません。こう言った公式で「敵勢力の指金」として言及されているカードはこの専用スリーブに入れる事で参戦出来ます。

　これらのカードを排除出来るキャラには文乃のようにきちんと能力として与えられているものが殆どです。ですが、文乃のように一気に排除出来るキャラもそうそういませんが(^_^;)

　これらの「ジャマー使用専用カード」は公式サイトでも順次公開する予定です。

「GGBRAVE　カード紹介にゃん!!」
　と言うわけで、このコーナーでは新規に参入が決定したカードを紹介しながら基本的なシステムの構築をしていきたいと思います。
　まずはこのカード達から。

　集英社スーパーダッシュ文庫「迷い猫オーバーラン! 」より

「芹沢文乃」(両面キャラクターカード)
　属性：P(パワー)
　スキル：光　腕　スイーツ　猫
　・このカードは「スイーツ」「猫」と書かれたカードに重ねて出す。(どちらか一方でも構わない)
　・このカードは「カイザー」「グランブレイバー」「グランドグランブレイバー」が場に出ている時は「さやか」として扱う。
　・「二回死ね!!」場の他社参戦の「ジャマースリーブ」に入っているキャラクター系ユニット全てをゴミ箱送りにする。ただし、「都築巧」「菊地家康」がある場合はそれらもまとめてゴミ箱送りにする。
　・スキル判定が2連続で成功した時、このカードを裏に返す。
　裏面
　・「スパッツ」装備の場合、このカードは全てのキャラカードに勝利する。
　・「百万回死ね!!」場の他社参戦の「ジャマースリーブ」に入っているキャラ及びサポート系の全てのカードをゴミ箱送りにする。ただし、「都築巧」「菊地家康」がある場合はそれらもまとめてゴミ箱送りにする。

「都築巧」
　属性：B(バランス)
　スキル：スイーツ　猫　サブカル　天秤
　・このカードは「スイーツ」「猫」「サブカル」と書かれたカードの上に重ねて出す。(どれか1つでも欠けてはならない)
　・このカードが場に出た時、スキル判定無しで「カイザー」を場に出す事が出来る。
　・このカードがスキル判定で負けとなった時に「芹沢文乃」「梅ノ森千世」「霧谷希」「都築乙女」「十和野心」のいずれかのカードを出す事が出来る。ただし出したカードの効果は即無条件で発動される。

　人気ラノベ「迷い猫オーバーラン! 」の主役ペアですね。スキルは平均4つから6つ程度は普通持っております。
　巧の「天秤」スキルは主に「優柔不断なキャラ」が持っております。文乃の「腕」はなにも腕っ節に限った事ではありません。「腕」スキルは「腕に覚えのあるキャラ」が保有しており、技術的スキルを保有するキャラも持ち合わせております。

　この2枚を場に出す時はどうやって出すべきか?
　場にカードが出た時は「スキル判定」が行われ、持ち合わせる能力が発動します。各キャラの能力に注目してみると「文乃」が出たら「巧」は場に出せませんね。なのでまず「文乃」を出して場の「ジャマースリーブキャラ」を一掃してから「巧」を出すと有効活用できることになりますよね。あと一見すると文乃は強力キャラのようですが、戦闘とスキル判定は個別に行われるのでスキルチェック後に一気に弱体化するケースもありますよ。

　こんな感じでキャラの優劣と能力を考慮するとゲームの進行を操作していく事が出来ます。ただし、相手ターンが思い通りに運ぶとは限らないのがTCGですので、そこは先読みのスキルも活用しながらの戦術の組み立てが必要という事になるでしょう。

「リニューアルにゃん!!　GGBRAVEにゃん!!」
　えっと、随分間が開きましたが、またゲームシステムが変わりまして、ゲームタイトルもまた変わる事になりました。
　新しいタイトルはまたも仮名ですが「GGBRAVE TCG」となりました。それに伴い、今までより簡略なゲームシステムに改め、次の特徴を改めて持たせました。

1.　ポイント制の完全撤廃
　ゲームシステムに複雑さをもたらすためTCGとしての入り込みにくさの原因となるために戦闘はおろか、スキル判定からもポイント制を排除しました。これによりよく見られる「HP」や「AP」と言った概念はなくなり、戦闘やスキル判定が簡単になりました。

2.　属性判定システム導入
　これに伴い、ベイブレードのパワーバランスをヒントにした「属性判定システム」を新たに導入し、戦闘などの判定を初心者でも出来るほど簡単なものに改めました。
　新しいシステムは「基本3属性+α」の属性での判定となり、基本3属性にはじゃんけんのような「三竦み構造」が取り入れられております。
　大まかな属性は以下の通りです。
●基本3属性
　○P属性(パワー)
　攻撃力に秀でたユニットでとどめの一撃に特化している。
　○D属性(ディフェンス)
　防御力に秀でたユニットで耐久力に特化している。
　○S属性(スタミナ)
　持久力やエネルギー保有量に秀でたユニット。
●基本外+α属性
　○B属性(バランス)
　平均的な能力を有する。特に強い相手はいないが基本3属性以外には基本的に影響を受けない。
　○光属性
　神聖な力を根源とする。基本属性やB属性には強いがそれ以外の属性には無力な事もある。
　○闇属性
　悪魔的力を根源とする。影響力は光属性同様。
　○秩序属性
　法と秩序を守る属性。混沌属性には絶対的だがB属性にはあまり効果がない。
　○混沌属性
　全てを無に帰すのが目的。他の属性の殆どに対して恐るべき力となるが秩序属性にだけは歯が立たない。

　なお、また、同じ属性に対する攻撃は無効となります。

　戦闘やスキル判定はこれらの属性の優劣+補助属性の数で決定されるので非常に判りやすいシステムです。

　もちろん、他社のカードが流用出来るシステムは健在!!ただし、「マスター」と「ディテクター(プレイヤー)」とでは使えるカードに制限差が設けられております。

「Re:「Great guts(仮)」ゲームシステム」
　大分遅くなりましたがこのデッキシステムについての説明を…

　このゲームは「ターン制戦闘システム」と「シナリオ解析ミッションシステム」を同時にプレイ出来るというかつてない特徴を持っています。要は「バトルでポイント溜めたくない人はミッションに懸かりっきりでも参加出来る」と言う「バトルプレイそっちのけプレイ」が同じプレイシート上で同時に出来てしまう!!というもの。

　何故、こんなシステムになったかというと、本作では厳密には「1つの物語中においていくつかの事件が絡んで発生している」と言う本作の世界観を表したものだからです。本作は単に過去の勇者シリーズの物語の再現を狙ったのではなく、「ある時間軸上の流れに於ける正統なる歴史の再現」を図ったものだからです。

　もうひとつ、本作で挙げられる特徴的デッキ作成システム…それは…

　「ジャンクションコラボレートデッキシステム」

　要するに、専用デッキバリアケース(本来の名称失念…orz…要はカードを入れる保護袋みたいなもの)に入れる事で、全く他社のカードゲームのカードをデッキの1ユニットとして使用出来てしまう!!と言うものです。これはキャラカードやユニットカード以外でも 有効で、そのゲームにあるアイテムを本シナリオに持ち込んだりする事が出来る。と言う画期的　かつ　とんでもねこがにゃー!!　なシステムな訳です。
　元々このゲームはカードを専用バリアに入れてデッキを構成するのが前提の製品で(このシステムを採用するのは当初よりの決定事項で、他社製品を組み込んでいる事を相手プレイヤーに悟らせない目的がある)、CLAMP作品の「ツバサ」や「仮面ライダーディケイド」に通じる「多重世界観」を表現するに当たって最も有効な手段だったからです。ただし、それによってゲームシステムが複雑化する事もなく、バトルもミッションも「勇者ポイント」と言う共通のシステムで結果を判定する様になっています。要は「勇者の経験値」みたいなもので、ミッションをクリアする毎にボーナスポイント分を貰って溜めていく事が出来るのでシナリオが進むに連れてストックも多くなる。と言うこれまでのカードゲームにないシステムを用いています。

　あと、本作ではTVシリーズに出なかったボツユニットや本作関連作品のオリジナルユニットが多数登場します。中でもTVシリーズは3作で展開が終わってしまったエルドランシリーズが何と!!6本もの新作を引っ提げて参入してきます!!そのうち1本は過去のTVシリーズ3作に繋がる意外な経緯の作品となっており、これでTVシリーズで明かされなかった部分の本当の理由が明らかになる様にもなっています。この作品にも武田長官が出てきますが、今の防衛隊の長官としてではありません。理由は…(ネタバレになるので今は内緒です。)

「「Great guts(仮)」ゲームシステム」
　本作は勇者&エルドランシリーズをメインに据えた、新構築システムによる新しいタイプのカードゲームです。本作のベースとなった作品は別途用意されており、別プラットフォームでの展開が予定されています。その為ゲームタイトルも仮名となっております。予めご了承下さい。

　さて、本作は次のようなシステム的特徴があります。

1.従来のカードゲーム同様の「戦闘」中心デッキ以外に、目的を達成するための「ミッション」用デッキが存在する

　従来のバトル中心のゲーム内容に拘らないように考えてみたもので、「ミッションを達成する事でもポイントが溜まる」様になっています。このポイントはミッション･バトルいずれにおいても使用出来る様にもなっており、画期的な「トリプルデッキシステム」になっています。
　ノーマルデッキ〜主にバトルで使用する従来系のデッキ
　ミッションデッキ〜ゲームで展開させる様々なミッションを有する専用デッキ
　プロフェッショナルデッキ〜ノーマルデッキにエネミー系を加えて再構築したデッキとミッションデッキの総称。

2.「異世界の同一人物」の概念が存在する

　例
　星川コウタ
　このカードは「ダ･ガーン」が場にある時は「高杉星児」として扱う。

　勇者シリーズとエルドランシリーズ以外にも当て嵌まる人物が存在するこの「異世界の同一人物」は設定上初の公開となります。CLAMP作品において知られているこの概念は本作以前の世界観から通して用いられてきているもので、この設定は「BRAVE SAGA」とは世界観を異にする事を如実に表している特徴の1つとも言えます。


　本作は「BRAVE SAGA」シリーズに似通った基本設定を持ちながら全く違う経緯から誕生した「全く別の勇者系ゲーム」です。バトル中心のカードゲームに「シナリオミッションを解く」と言うストーリー展開を追うもう一つの要素を持たせる事で通り一遍のバトルゲームに追随していない斬新さを持たせます。もちろん、バトルのみのゲームも楽しめますし、ミッションのみのゲームも可能です。

　本作は他のカードゲームと異なり、第1弾〜第3弾までを同時発売するという展開を行います。第1弾が「誕生!!無敵の勇者隊編」、第2弾が「元気爆発!!大冒険編」、第3弾が「熱血!!太陽の伝説編」となり、エルドランシリーズ3作が一気に揃う仕様になっています。次弾以降も3シリーズ毎に同時発売の形態を取り、短期間でバリエーション展開がしやすいデッキ構築が出来るようになっています。