ついに憧れの泥大島の、「あたらしさん」が手元に届きました。袷にしたので、秋までお楽しみ。

麻の小千谷縮と、麻の長襦袢、今、半帯の細いのを、締めています。コーリンベルトと、ゴムの腰紐だけで、伊達締めや紐を使わないで、メッシュの帯板。それだけ。下着もブラジャーも着けず、それだけ。でも、東京は、今年まだ暑くないから、平気なのかしら？

夏は、気軽に着物を着ることがむずかしいですね。
高校野球の観戦に行っても、スタンドで着物は、少し応援しにくいし、浴衣は場所を選ぶし、うーん、初心者は悩みます。

微妙な天候の昨今ですね。

東京も土砂降りかな、と思ったら曇っている時もある、微妙な天候でした。

職場の保育園の、夏の大イベント、夕涼み会。昨日から、きっと、今日は雨だからと、、子供たちが作った灯篭もホールに飾り、雨で室内体制へ。

保育者は浴衣か、はっぴ。一年の中でこのときだけは、着物を着ようよで、毎年、続けています。私は、体調が悪く苦しいので、つたけにした浴衣を、こーりんベルトで押さえ、半巾より細い博多帯を締めました、貝の口に。

そしたら、やっぱり浴衣でみえた、おばあちゃんが「博多帯とはいいですね、私は買えません、」とおっしゃった。「ごめんなさい、私はネットで、安く買ったんです、」と答えました。

でも、とってもとっても、うれしかった！
ごちゃごちゃした中で、博多帯をみてくれたこと、それをつたえてくれたこと。

また、若い保育士は人任せにして、浴衣を着せてもらう人が多い中、何日も前から自宅で練習して、自分で着た新人の人がいたこと。彼女は着崩れてしまった。恥ずかしそうにしていたけど、自分で着ることことこそ、素敵な第一歩。いいなあ、若いのに。きっと、着物が好きになるなあって、思いました。