ドカーーンと夏が来たと思ったのに
今日はまた何となく薄曇のジワッと蒸す日に逆戻り。
女々しい天気めっ。
でも、鰻はやっぱり食べたい！
ということで予定通り出かけました。
カミさん、自転車なんか乗りたくないと言うもんで
これも予定通り一人で出かけましたよ。
のんべーさんからの助言もあったことだし
一応は形だけ、つまならそうに、ボソボソと誘いの言葉はかけましたけど。


土用丑の日には食べ損なった。
梅雨が明けないので食べようなんて気もおきなかった。
太陽がまぶしい日にこそ食べるのが「鰻」の正しい食べ方。
ご主人は昨日の天気で今日こそ食べに行くぞと決めていたことから
何となく私奴、バーディ号に跨ったのであります。
スタミナを確保しておくべく鎌倉の「つるや」に行くことにしたようだ。
「つるや」は鎌倉ではうなぎの老舗で、
鎌倉文士や田中絹代などが好んで食べた店として知られている。
県道藤沢鎌倉線を長谷から下馬の交差点に向かう途中にある小さな店。
うっかりすると見過ごしてしまうようなちんけな店構えであるが、
いつも予約客で二階の座敷はいっぱい、
一階には小さなテーブルが三つしかなく、フラッと入っても待たされてしまうことがある。
うなぎって出てくるまで時間がかかるでしょ。
不運にも待たされるようだと時間を持て余してしまいます。
サイクリストはあまり立ち寄らないので、
汗だらだらの体で入っていくのは気が引ける。
そこで汗をかかないようにソロソロと私奴バーディ号に跨るご主人ではありました。
梅雨が明けたんだか明けないんだか分かりませんが、
じっとしていても汗が吹き出てくる季節ですから、
やっぱり汗だくだくになっておりました。
運良くテーブルが空いており、座るなり「ビール下さい。それからうな重の‥‥‥　（梅）　」
と叫んでおりました。
ほろ酔い加減で自転車に乗るのは《酒気帯び運転》になりますので、
うなぎをゆっくりゝゝゝゝ食べてるご主人でした。