「Re:Re:イタリア＆シチリア」

mekemekeさん、お早う御座います。

> 苫小牧に科学センターという所があったんですね。
> 一昨年苫小牧に行った時は、まったく知りませんでした。
> 知っていれば・・・残念です。
> 子供の頃は、天文学者になるのが夢でした。アハハ・・・
> よく図鑑など、ワクワクしながら見ていました。

そうでしたか、宇宙科学に興味を持つ方にとっては、ニアミスであったと後で分かると、とても悔しい思いになるんですよね（小笑）。

ＭＩＲのように貴重な実物展示物が、教育上重要な存在である子供たちをはじめ、一般国民には陰に隠れた存在である現状に、bluemoonは残念な思いでいっぱいです。

これは、日本政府の教育方針が、真には科学教育を尊重していない証拠であり、その結果であるとも言えますね。

あるいは、それが経済問題に転化して、市民経済力の沈下や、国際的地位の低下は、日本国民が問題解決力＝思考力を落としているのが根本的な原因だとも思います。

それは、問題に対して、分析・評価・対策・実行・という合理的・科学的な思考力と行動力を不得手にしたまま、今に至るという深刻な状態が今も続いているという意味でもあるのです。

私たちC・I・Aは、合理的・科学的思考力をもつ人材を必要とします（笑）。
愛国心に満ち溢れたコテコテの愛国者は、その思い込みの強さが作用して深慮に欠き、自身と組織をシロアリのごとく破壊しますから、そのタイプには、作戦遂行のため利用するに留まり、決して常用職員やエージェントとしては採用しません（笑）。

第２次世界戦争当時、日本のスパイ組織でも、燃えるような愛国者タイプを採用することは決してありませんでした。
冷静に、現実を客観的に分析・判断できる人材を採用していました。


でも、その正確な情報を採用して利用する政府と軍部に、人材としての問題が存在したことが、事実と歴史の上で証明されることになりました。

現代にあっても、C・I・Aから日本政府が学ばなければならない事は、幾多とあるのです（笑）。