「友人から聞いたはなし。〜検証」
ここからは、僕と友人らの会話から発生した疑問詞です。

彼は怖くなって人形をそのままに、家に逆戻りしたそうです。

その後もうアノ人形が公園のベンチで見掛ける事は無くなったそうです。
人形を倒したのが、影響したと思います。

怖いのは、毎朝公園にマネキン人形を座らせていた人物がいた事です。

何の目的でそんな事をしていたのでしょうか？

特定の人物を驚かす為か？
彼が狙いだったのか？
それとも他にも誰が？
どこかで隠れて様子をみていたのでしょうか？
どちらにしろ、普通の人のやる事ではないと思います。


？

「友人から聞いたはなし。〜後」
「だ、だだ、大丈夫ですかっ！」

目を背けたいのを、必死に堪えて再び近づいた、

もぅ死んでいるかもしれない、(殺人事件なら現状破壊だろう)

・・・・・・・・・・・・

････････

ん？ あれ？
何かおかしい？

もう一度よく確認する、

空洞？

潰されていた顔の穴は空洞だった。

・・・・人形？
マネキンかな？これ。


急に緊張の糸が切れた。

「・・・ーぅんー。」

思わず大きな声で笑いそうになったが、何かひっかかる？

おかしい？








そおだ、そぅだよ、

「Re:友人から聞いたはなし。〜末」
とにかく、彼女を助けないと！
駆け寄り抱き起こそうとして、彼女の顔を覗き込んだ。



「ーーー！！っん！」

思わず悲鳴をあげそうになる！

驚きのあまり、腰が抜け尻餅を付いてしまうくらいに

ハァハァと、言葉が出ないぐらいに驚いた！
彼女かも知れないとの思い等は消し飛んだ・・・・そんな考えを持った自分を呪った

覗き込んだその顔は無惨にも潰されていた・・・・・・・・・穴が開くぐらいに・・・・

腰が抜け、歩けないくらいに、
驚いた自分をなんとか落ち着かせた。

早く助けないと・・・・・・・・

「友人から聞いたはなし。〜末」
公園の入り口から道成りに進み、ベンチに座るアノ人に進み、
「あ、あの・・・・・」

ベンチに座っている人は白いブラウスに膝が隠れるくらいのスカート、黒い長髪と俯き加減で顔が見えないが、女性に間違いないだろう、もぅ一度声をかけてみる、

「あの、すみません、」
反応がない？

思い切って更に近付き、
「あの、もしもし・・・」
と、声をかけながら肩に手を掛けた、

すると、

バランスを崩したかの様に、その人は後ろに崩れる様に倒れ込んだ！

マズい！
何か具合が悪いのか？
俯いていたのは体調が優れないせいか？

「Re:友人から聞いたはなし。〜結」
あんな夢を見た性か、どうしても顔がみたい。

もしかしたら本当に彼女かも知れない。
そうでなくても何か事情が有るのだろ

((今まで怖いと思っていた事が不思議と消えていた。))

そう思い公園に足を踏みいれ、ベンチに近付いて行き、
そしてその人に声をかけた。



－－－－－－－－－－－－－－
岬です。
この話しを聞いた時に、気付いたのですが、はたしてこのベンチの人物が見えていたのは彼だけなのか？
友人(誰？)に相談したら事態は違ったのか？

申し訳無いですが、これから面接に行きます。続きは夜に･･････････････

「友人から聞いたはなし。〜結」
体調も落ち着き、仕事にいく。
そういえば相談するつもりでいたが、忘れてた。
仕事帰りにでも連絡しよう。

そんな事を考えながら、いつも通り公園の側を通る、

すると、今日はいつもの場所、あのベンチにあの人物が座っていた。

「Re:友人から聞いたはなし。〜事」
考えている内に寝てしまい、どうも奇妙な夢を見てしまった。

何故かあの公園にいる

見回すとあのベンチが見えあの人が座っている。
不思議と恐さが無く、あの人の顔が見たく自分で近付いていく。

「あの・･」と声をかけると振り返ったその顔は

泣いている女の子

別れた彼女だった。


(確か彼女はショートカットで少し茶が入ったかな？)

「貴方とやり直したくて気が付いてくれるのを待ってたの」

覚えているのはその辺りで、その後に何を彼女と話したか覚えていない。

目を覚ました時には恐さは無くなっていた。

連絡?

「友人から聞いたはなし。〜事」
公園の横を過ぎようとした時、突風に手を捕られ傘が飛ばされてしまった。

傘は公園内に飛ばされ、咄嗟に見てしまった！

マズい！

が、あの人はいなかった。
傘を取る為に園内に入り、後は急いで駅に向かった。
雨に濡れた性か、風邪をひき三日ほど仕事を休む事になってしまった。
その間考える事は、あの公園の女性(と断定)の事、あんな雨の中にいつも通りいたら、傘なんか取りに行かずそのまま逃げ出したと思う、いなかったと言う事はこの天候では無理だと判断出来る思考があれば、それほど危ない人では無いのかも、
そんな事を考えて・

「Re:友人から聞いたはなし。〜始」
ふとある友人の顔が浮かぶ。
そんな話しに関心を持つ、変わり者の友人を、

相談してみよう。
何か解るかも、
もしかしたら、あいつが行動するかも

そう考えると案外たいした事では無いのかもと不安が和らいだ。

そんな矢先、その日は朝から雨で時折強い突風が吹く最悪な日で、駅までの最短距離であるいつもの公園横を通る事にした。

だから今日は公園内に目を向けずに急いで通り過ぎる事した。
あんな事があるとは思わずに・・・

「Re:友人から聞いたはなし。〜始」
つねに気にしている訳ではないが、毎朝公園に目を向けると必ずいつものベンチに座っている。
どんな顔？
案外知っている人だったり、誰か待っているとか？
等と考えている様になり暫く、少し怖くなってきた。

何故ならその人は知る限り毎朝いるのだ、強風の時も、雨の降る日も、傘もささずに！

もしかして、なんかヤバイ人？
恋愛がこじれてるとか、電波系や危ない人？

別の道を通ろうと思い始めた。

どんな顔か知りたいが、本当に恐さを感じた。

ヤバイ、どうしよう、ヤバイ、ヤバイ・・・・・・・・・・・

「友人から聞いたはなし。〜始」
自宅から駅までの道程、朝晩通勤で通う道程での事、
高校生の時も使っていたので、十年近くの通いなれた道であるが、
その途中にそれほど大きくないがが子供の頃から有る公園がある。

気が付いたのはいつからか？
朝、公園の横を通り過ぎて駅に向かうのだが、公園のベンチに毎日座っている人がいる、
こちらに背を向ける様な造りのベンチなので、相手の顔は見えないが、胸ぐらいの黒い長髪、白い服で毎日同じベンチにすわっている。(女性だろう。)
帰宅時には見掛け無いので、朝の散歩で途中公園で休憩しているのだろうと思っていた。
しかし