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  • from: きくちゃんさん

    2018年03月23日 14時36分17秒

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    めざせSGレーサー第15話

    めざせSGレーサー第15話

    この日は準優勝戦です。
    一輝は第10レース、最初の準優勝戦を走る事になっていました。
    今鷹と拜郷は最終12レースだった。
    もちろん予選トップは今鷹だった。
    今鷹は白色の勝負服1号艇、拜郷は黒い勝負服2号艇だった。
    第10レース一輝は赤い勝負服3号艇だった。
    一輝は「昨日の今鷹さんとのレースで思ったんだが、もっと直線での伸びが必要だな!」と一輝は考えていた。
    一輝はペラを持ってペラ調整室に入った。
    一輝は納得のいくまで微調整をした。
    午後には納得いく足に仕上がって、一輝は試運転をしていた。
    そして第10レース、ファンファーレと共に6艇が一斉にピットから出て来た。
    6艇は待機行動をしている、一輝は「このレースで2着に残れば明日の優勝戦に乗れる」「いや、ダメだ1着を取るつもりで走らないとダメなんだ!」と自分でそう思い込んだ。
    さらに一輝は「そのためには枠主張だ!」と艇の舳先をスタートライン方向に向けた。
    一輝はカド受けの3コースに入った。
    進入は枠なり3対3の体型になった。
    大時計の12秒針が回り始め、6艇が轟音と共にスタートラインを通過して行った。
    スタートは全艇横一線だった。
    1周1マーク一輝は「横一線なら全速ツケマイだ!」と思ったが、師匠渡瀬の言葉が頭に浮かんだ。
    「いいか!一輝レース中は常に自分達の命が晒されている事を忘れるな!」一輝はとっさに差しに切り替えた。
    4コースの艇が全速ツケマイに行った。
    全速ツケマイに行った艇は福岡独特のうねりにハマり転覆した。
    先頭は逃げた1号艇、そして差した3号艇2艇のトップ争いになった。
    トップは1号艇3号艇2艇並走、航続は5号艇6号艇1号艇の引き波を受けた2号艇と続いた。1マークでは転覆事故で救助艇が来ていた。

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