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  • from: fatacyさん

    2007年05月26日 19時39分15秒

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    金属中において、原子や電子がつくる電気的な力が多数の電子の存在により弱められるという原子スケールでの現象を直接観察することに成功

    1ナノメートル以下の分解能で金属の電位分布を精密測定
    - ナノテク新素材などの物性を探る強力な解析手法 -
    http://www.jst.go.jp/pr/announce/20051227/index.html

    金属に電気が流れるのは、自由電子と呼ばれる多数の電子が移動することによるものです。電子と電子の間にはクーロン力と呼ばれる電気的な反発力が働きますが、自由電子はそうした力が働かないかのごとく金属中を自由に動き回ります。

    これは、電子の電位がその周囲の多数の電子によって打ち消される現象(遮蔽効果)により、クーロン力の及ぶ領域が非常に狭くなるためです。この現象は、超伝導状態などの物質の電気的・磁気的性質に影響を与える重要なものですが、ナノメートルという微細な領域での電位分布や微弱な電位の変化量を検出することは非常に困難であるために、これまで直接、実際のスケールで観察された例はありませんでした。

     本研究では、走査トンネル顕微鏡を使って物質表面での電位分布をナノメートルスケールで測定する技術を開発し、原子1個程度の厚さの金属の層の上に載せた銀原子の周りの電位分布を精密に測定しました。

    その結果、遮蔽効果によりクーロン力がうち消されている様子や、遮蔽効果による電位の振動を実際のスケールで捉えることに成功しました。遮蔽効果は、特に線状の構造(一次元構造)において強く現れることから、今回開発した観察手法をナノチューブやナノワイヤーといったナノテク新素材に適用すれば、それらの特異な電気的振る舞いを解析することが可能となり、また、その他金属の電気的な物性の解析など広い範囲で基礎的な研究・開発に貢献することが期待されます。

    駄文:
    この論文で喉のつっかえがひとつ取れました、クェーサーの図(4月のアーカイブ、オデッセイ5に掲載)でどう説明したらよいか悩んでいた部分があります、電位の鏡餅を突き抜ける磁力線に呼応した噴出ジェットの流れです、鏡餅の中にドリルで穴を開けなければ解決しそうになかったので、心に秘めていましたが、上記論文で解消したみたいです、

    「遮蔽効果は、特に線状の構造(一次元構造)において強く現れることから」、これです、この表現です、クェーサの図の中で唯一一次元の部分でした、遮蔽効果で電位の鏡餅を突き抜けるのでしょう、以下にオデッセイの5をリンクしておきます、
    http://www.c-player.com/ac62953/thread/1100047127417

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