「べっぴんさん　７」
ANA(全日空)のリカちゃん、JAS(日本エアシステム)のジェニーなど、エアラインドールの多くがうちにはいて、「DollyBird Vol.7」(ホビージャパン社)のエアライン特集では、編集部より当家のドールたちの貸し出し要請があり、彼女たちはその誌面に登場させていただいた。
私がそうしたエアラインドールに興味を持ったきっかけは、実はこのJASジェニーだったのだ。
エイティーンジェニーが、実際のＣＡの制服に近いユニフォームを纏い、微笑んでいる。
飛行機の模型やグッズのコレクションをしている中で、彼女には巡り会った。もちろん、とうの昔から人形者であったわけだから、ふたつの趣向が一致してしまったわけだ。
今は日本航空に経営統合し、社名は消滅してしまった日本エアシステムだが、このジェニー以前にも夏服・冬服両ヴァージョンのストラップ、夏服の着替えつきの旧ジェニーCAドールなどを出してきた。
2004年3月31日に羽田空港でまさにJASの看板が新JALのものに架け替えられるその場に駆けつけたことも、JASに関する思い出のひとつだ。

「べっぴんさん　６」
INEDさんを見ていて、似た子がいたよね〜と思い出したのが「テトロンジェニー」。
こちらのはTOTOCOで再販された復刻版。
エイティーンヘッドにシャギーのヘア。一見そっくりサンなのだけれど、実は･･･
テトロンさんはSAJボディに合わせて普通肌。一方INEDさんは白肌。
そんなわけで、両者間に生首の交換は成り立たないのでした。

SAJボディはこのテトロンさんにはピッタリなのかな。彼女のデフォルトの衣装で決めポーズをとらせるには、ノーマルじゃだめ。
そんなわけで、SAJボディを再認識したのでした。

「べっぴんさん　５」
このスレッドの最初に登場したジェニー。
やっぱりいろいろと付属品があって楽しいという理由でお迎えしました。
あ、もちろんジェニーがステキだったからというのが一番の理由だけど。
1993年の「メイクスタンプジェニー」。
良質な国産ジェニーで、とてもやさしい感じです。
さて、見ていても楽しさいっぱいの付属品は、いろんな形をしているけれどその外観はダミーで、キスマークやなみだ型、ホクロ、ハート、ハンド･･･などの形のスタンプ。スタンプインキは４種類で、それぞれインクをつけてジェニーの顔にペタンコするというもの。
お化粧ペンは1986年の「ビューティールーム」などから実績があるので心配はしないが、やっぱり大切に思えるドールの顔にペタンコはできない･･･ということで、スタンプ遊びは未経験なのです。。。

「べっぴんさん　４」
私の場合、特に遊んだりするわけじゃないのに、いろんなものがたくさん付いているのが好きなんですよね。
たくさんついているからお買い得というわけではなくて、その分商品は高いわけだから、実は使いもしないものにお金を払っているわけだけれど。でも、使わなくても何か楽しいじゃないですか。

こちらは1996年の「ピンキッシュジェニー」。
子供向けお化粧ブランドのピンキッシュとのタイアップ商品。
水性のマニキュア、ヘアムースがジェニーと一緒に同じものが使えるというコンセプトのもの。
人形者的にこのセットのよいところは、すでに多くのジェニーが中国生産に移行しはじめた中、このジェニーはMade in JAPANなんですよ。（ドレスは中国製ですが）

「べっぴんさん　３」
彼女たちは1986年のカジュアルジェニーたち。
20年もの時を超えて今も健在。縁あって最近ウチにやってきました。
未開封の新品で箱の状態もまずまず、それにもまして肝心のドールもバッチリ･･･となると、お宝度はいかに？
･･･なんて資産価値をベースとする考え方もあるのだけれど、私の主義ではないんだなぁ。もう開けちゃったし（笑）
主義主張は人それぞれだから、どれも否定するつもりはないけれど、私の考えは「ドールは触れて愛でてなんぼ」だから、自分にとってのお宝度で考えればいいのよね。まれにオークションでとんでもない値段で落としてお迎えした子もいるけれど、届いたらしっかり触れて愛でてをしちゃう。
もちろん諸事情で、やっぱりきれいなままでいて欲しいからと考えて、箱入り娘のドールもいないわけじゃない。でもそれも私自身の価値観。私はそれで商売しているわけじゃないし。
事情があって手放すこともあるでしょうけれど、せめて手元にいる間は「自分の子」っていう愛情をもって欲しいなって思うんですね。中には譲っていただいた後まで、その子たちを気にかけてくださる方もいて、私は嬉しくなっちゃうんですよね。
さて、この子たちは箱から出したばかりのときには20年もの歳月を縛り付けられていたので、髪の毛にはバッチリヘンなクセが。
ストレートヘアのクセをとるだけだし、煮るようなお湯パーマはしたくないし必要ないだろうということで、熱湯かけ流しのストパを実行。ちょっとの間は首と胴体を分離させてもらいましたが、今はこの通り。
ちょっと脚が太い昔のジェニー。時々箱から出して髪の毛をサラサラしてあげると、とっても幸せな時間を過ごせるんですよ。

「べっぴんさん　２」
なんとなくのお気に入りドールは何人もいるけれど、この「INED」さんもそのひとつ。
エイティーンのヘッドにブリジットボディという、長身のモデルさん。
さすがに企業のタイアップのドールだけあって、ドレスの縫製もしっかり。でも不思議と肝心のモデルのジェニーは「？」という点もちょこっとあるのです。
この二人、最初から着ているワンピに付属のジャケット(左）と着替えのセット着用（右）なのだけれど、実はシャギーの入った髪の長さが違っていたり。（左が短い）
右の子はちょっとばかりアイプリの出来がよくなくて、よそを向いているような感じ。ちょっと残念だわ。
靴は左右があるヒールの高いパンプスで、このINEDのときに型を起こしたと聞きます。業界での俗称はINEDシューズらしいです。
このシューズは2000年のJASジェニー２でも用いられていて、また、ジェニー専門店のTOTOCOのオリジナルシューズとして、この型の青が作られていますよ。