ふとしたことからあゆが10月に代々木で7日間ライブを開催するということを知った僕は、今年中頃からあゆに対する関心が
再燃してきていたこともあって、必死になってチケットを探しまくって、どうにか全日程分のチケットを入手したのでした。

2010年10月2日（土）
7days初日でもあり、あゆの誕生日でもあるこの日のチケットを確保するのは、結構苦労しました。それでもどうにか
直前に2枚入手出来たので、友達を誘って出かけました。会場周辺の人数は流石に多かったものの、物販コーナーは
奈々ちゃんのそれを体験した身からすれば段違いにスムースな様子でした。友人は特にグッズに興味はなく、開演まで
そんなに間が無かったのでとりあえず場内に入りました。北側スタンドの2FDブロックでしたが、国立代々木競技場は
座席に着くと、思ったより極端に広過ぎず全体が見渡せる感じでした。ただスタンド席は座席自体の間隔が狭いのが
ちょっと難点かもしれませんね。そして女性のお客さんが多い！いつも参加している様な声優アーティストさんのライブは
多くても男女比7:3まで行くか行かないかぐらいだと思うので、ちょうどその比率を逆転させた様に感じました。

7日間全体を通して、おそらくこの日だけ開演前のアナウンスが行われました。というのは、やっぱりあゆの誕生日という
ことで、ダンサーのSUBARUさん名義で「あゆお誕生日おめでとう」と呼びかけて下さいとか「ハッピーバースディ」の
歌を歌って下さいなどサプライズお祝いのお願いが映し出されていました。それ以外にもCDの宣伝とかあゆパンによる
ツアーグッズの案内なども行われていましたが、こちらも他の日では9日(5日目)ぐらいしか目にしませんでした。そんな中、
僕は個人的に丸9年ぶりのあゆのライブを目前に、開演をワクワクしながら待ち構えていました。すると、予定の18時から
15分前後過ぎて、ピエロが登場しました。メインステージからセンターステージを行き来しながら寸劇を展開させます。
大玉を客席に転がしたり、アクロバティックな演出も挟んで観客を引き付けますが、これは「Rock'n' Roll Circus」に
因んだダンサーさんによるオープニングアクトだったんですね。

そうこうしていると、イントロが流れ出してメインステージに金色の衣装を纏ったダンサーズが登場し、センターの
円形ステージの囲いに集まって、パフォーマンスが一段落すると同時に囲いが上がり、ついにあゆが登場！「microphone」を
パワフルに歌うあゆに、思わず興奮。だって、2000年の横アリ、2001年の東京ドーム公演ではそれぞれ2回ずつ参戦
したものの、人波や距離があまりにもあり過ぎて、ほとんどあゆを肉眼で確認出来なかったぐらいなので、2F席といえど
少なくともその時に比較すればずいぶん距離感は縮まったという実感がまず嬉しかったし、それに9年ぶりに生であゆに
会えたと思うと、何とも言い難い感慨が溢れて来たからです。あゆの黒を基調としたドレスも迫力があって、いきなり
想像以上のインパクトを受けてしまいました。続くLast angelなども聞き応えがあって完全に引き込まれてしまいました。

BALLADなどはミュージカル調で歓声が上がってましたし、Memorial Addressはあゆ自身が思い入れのある曲だけに
叫ぶような歌い方に圧倒される感じでした。Virgin Roadはウエディングドレスのケープの長さに、以前映像で見た
ライブ(30th Anivversary?)を思い出しました。またこの曲を契機にテンポが上がって、STEP YOUなどコミカルな演出に
笑わされたりしていると、今度はオリエンタルな間奏に乗ってDon't look backからINSPIREへ。唸る様なボーカルに
またまた圧倒されます。LADY DYNAMATEからロックテイストが加速して、Until That Day…の勢いには思わずヘドバンして
しまいました（笑）そして懐かしいSURREALであゆが北サイドに設置されたクレーンに上がって、2Fなのにその近さに熱狂
していたらそのまま今度はevolutionにつなぎ、みんなで合唱して熱気が上がったところで、再びSURREALに戻って一旦
幕が下ろされます。

続く