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from: 小太郎さん
2010/04/06 21:36:25
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捕鯨とマグロ漁 “文明対野蛮”の構図にはまるな
http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/international_100405.htm
これはYomiuri Online に掲載されたオピニオンだが、
議論のレベルがあまりにも低い。
>クジラの数が減少したのは事実
この一言でこの文章のレベルの低さがわかる。
どの種類の鯨のことを言っているのだろう?
日本が調査捕鯨の対象にしているミンククジラ類のことか?
それとも日本が捕鯨の対象にしていない種類のことか?
日本の捕鯨について語りたいのであれば、「クジラの数」と一言で語った時点でアウトだ。
また、この論文は日本人の食文化についてまったく無視している。
日本が仏教によって四足獣を食べることを禁じられた国であったことも無視している。
「遠洋で採るのは日本文化ではない」との主張は、
こうした歴史的事実を完全に無視した暴論に過ぎない。
自分の意見としては、他国の食文化を自らの狭い価値観で否定する西欧の独善的思考こそが野蛮である。
また、氏の文章は慎重にコントロールされている調査捕鯨の努力をも無視し、環境無視の一言で片付けている。
稚拙極まりない。
また、地球の生態系を守るという観点を取るならば、「クジラの食害」についても論じなくてはいけない。
世界中の鯨が食する餌の消費量は魚、イカなどの軟体動物、オキアミなどの甲殻類を合わせると、2.8〜5億トンとされている。これは、世界中の人間の魚の消費量9千万トンの3倍〜6倍と計算される。
ただし、捕鯨の対象となる種類が捕食する、漁業の対象となる魚種に限ると1200万〜2400万トンと計算される。これは人間の漁獲量の15〜30%に相当する。この数字は無視できる量と見るべきだろうか?
自分は「地球の漁業資源を守るために、計画的に大食漢のクジラを間引くべきだ」これが本来、日本が取るべき主張だと考えている。
もちろん、こうした主張、宣伝がきちんとできていない政府には大いなる責任がある。
責めるべきはそうした日本の外交下手なのだ。
大学教授にしてはどうも論議が稚拙だと思ったら、考古学や人類学が専門のようだ。つまりクジラの問題については門外漢だ。
畑違いの分野で教授という肩書きを付けて語るならば、それなりに勉強してからにしてはいかが?-
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