http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100626/mca1006260501000-n1.htm

世界のスーパーコンピュータランキング500には以前から注目していた。

NEC製の「アースシミュレータ」が首位をキープしていた時代はもはや昔話となり、現在は米国、ドイツ、中国の下位にあまんじている。

スーパーコンピュータを何に使うのか？
応えはシミュレーションだ。
気象、医学、自動車や飛行機の設計等、多くの分野で「コンピュータで試しにやってみる」能力を必要としている。この能力が倍違えば、開発速度も２倍になる。
世界最先端を戦う日本企業にとってスーパーコンピュータは大きな武器なのだ。

米国も中国も、最高のコンピュータは国内企業に優先して回すだろう。

そこが技術で勝負すべき日本が国産スーパーコンピュータを必要とする理由がある。

また、以前にも指摘したように「１位を目指さなければ10位にも入れない」のがこの分野の現実だ。

財務省の操り人形だった仕分けに関わった議員達にも、自分の頭でしっかり考えてもらいたい。