http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100924-00000211-ism-base

イチローが10年連続200安打という偉業を達成した。
この記録と本人の努力に対し、惜しみなく拍手を送りたい。
イチローは比類無き大打者であると思う。

さて、ここで高望みをしてはいけないだろうか？

マリナーズはこの試合、イチローの２安打を含む７安打を放ったが、僅か２安打のブルージェイズに負けた。

イチロー自身も9回、長打を放てば同点の場面で凡退した。

この点で注文を付けたい。
「長島になれ」と。

ヒットを打つ力という点ではイチローは既に長島を超えているだろうと思う。
だが、長島が大打者と呼ばれた最大の理由は「チャンスに強い」という点だ。

その点でイチローがチームメイトや観客に信頼感をもたれること。
これが次の目標ではないだろうか？

「イチローは自分の記録をチームの勝利よりも優先している」という陰口は根拠の無いものだと思うが、「好機必打」という長島の勝負強さを身につければ、こうした心無い声も静まるだろう。

確かに無いものねだりではあるが、
イチローにはそこまで期待させる実力がある。
そうした夢をファンに描かせてくれるイチローは、素晴らしいバッターだと思う。