池の常連さんは、釣るエリアはだいたい決まっていますが
　　猫たちもテリトリーがあって
　　行動範囲もだいたい決まっています

　　暗黙のルールをやぶると
　　『アーウー、オーウー』と雄叫びをあげてバトル開始です
　　
　　ところが、ボスはそうはいきません
　　無条件で逃げ出します

　　私、『もどき』は
　　おじさんが釣ってくれる魚を待っているんだけれど
　　最近は他の場所で釣りしているから
　　ほかのおじさんがくれるカリカリで我慢してるんだ！

　　なんで『もどき』かって？
　　以前『○○』って名のソックリなのがいたんだってさ
　　それで『○○もどき』って呼ばれてたんだけど
　　最近おじさんたちは『もどき』だけで呼んでるよ

　　

　　

　　二日前に池の周りを浚渫（しゅんせつ）
　　昨日、魚の放流があったと聞いて
　　様子を窺いにパトロールにでかけたが・・

　　釣り人の顔はくもりがち
　　釣果はパッとしないようです


　　

　　このエリアの一番の若手『とら』
　　釣り人の近くには寄れず

　　兄貴分の様子を
　　高見から見物です

　　北風が強く
　　波立つ水面が鱗のような模様を作っている
　　
　　釣り人も片手で数えられる程と少なく
　　猫達も雑魚は貰えそうにないだろうな
　　と、心配をする

　　久しぶりに声をかけると
　　急に現れて驚いたのか
　　駆け足で近寄り、いつもより激しく鳴きだした

　　ダッシュボードに上がり
　　私の顔を暫く見ていたが

　　温室のような温かさか、安心したのか
　　やがて眠りについた

　
　おはようございます

　中州の先端で
　日の出を待ちました

　憎きカワウも、もう活動開始　
　彫像のように固まっているサギ

　別な世界の一部を観察するのも面白い！

　
通勤途中に花屋さんがある

冷たさが残る陽を浴びて

まだまだ主役のシクラメンの前で
遠慮しているような二輪
これから、沢山の仲間が増えて
楽しませてくださいネ！

『私！チューリップが好きなの！！』
シャボン玉のように膨らみ
そして、弾けた

もう三十数年も前なのに・・・

おはようございます

釣り場から２，３分で本流の水際になります
チクチクと痛いような風が頬をなでて通り過ぎます

人の僅かな温もりを溜めこみながら
風も少しづつ柔らかくなってくるのかな？

釣り人はライトの帯を
河原の砂利に弾ませて
席取りにアクセルを踏み込んで急ぐのです

　　
　　こんばんは！
　　紋別からホタテが届きました





　　早速、刺身とバター焼きで
　　いただきました

　とある池のヘラブナ釣りの小父さんと
　野良の猫と、釣りの師である小父さんの
　犬との日々を伝えてゆきます