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  • from: JUNさん

    2013年05月18日 21時34分48秒

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    西岡恭蔵「街の君」

    99年、先立った妻の後を追うように自殺した西岡恭蔵、72年のデビュー・アルバム。

    自らのギターに、ベースとドラム、一部にピアノを配しただけで簡素という他ない演奏がはたして意図されたものなのか、あるいは単に制作費が切り詰められただけだったのか、そんなことまではもちろん知らない。しかしそれが、曲の出来と朴訥なヴォーカルを一層際立たせ、西岡恭蔵という個性を屹立させた要因となっていることにまちがいはないだろう。

    思わず口ずさんでしまいたくなるような「うた」たちが、ここにはぎゅっと詰まっている。「サーカスにはピエロが」だったり「下町のディラン」だったり、「街の君」だったりあの「プカプカ」だったり、それはする。ほとんど泣きそうになりながら、ぼくはそれをうたう。


    街の君

    冬の寒さに疲れた私は 歩くのも嫌になり
    羽を休める小鳥の様に 君のそばまで歩いていくと
    トーキー風の街が眠る中では 君は、はじめての少女
    空っぽの朝のバスに 二人だけで乗りたいと

    万華の鏡の花の中を 透きとおって飛ぶ君は
    春に抱きしめられたら 12のそばかす娘
    街を通り抜けた朝のバスは 二人を寂しさで結び合い
    シャボンの中に抱きすくめ 空っぽの空に遊ばせる

    君が欲しい君が欲しい 青空の見える街を
    チョウチョの様に飛んでみれば
    もうこの街は 君の街

    僕は崩れた夕闇の中を 何も思わず通り抜け
    君の寂しさにそっと言うよ おまえだったんだねと

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