sweetさま

手芸の出来る方は尊敬します(^－^)

私は昔から手先が不器用で、図画工作や家庭科の宿題は母か妹にやってもらっていました（笑）
幼稚園では、のり、はさみ、粘土を使う工作の時間になると作る前から泣いて、ほとんど先生にやってもらっていました
この話になると主人は「幼児のうちから根性が腐っとったんだな」と言います（笑）

そんな私が幼稚園教諭一種免許と保母（保育士）資格を持っているのは奇跡と言えましょう。

美術の時間に「子供が作る楽器」が課題になりました。
私は大学の図書館で文献を読み漁りましたが、どれも難しくて自分に作れるとは到底思えず、乳酸菌飲料の空き容器にお米を入れ、二個をビニールテープで貼り合わせ、ビニールテープ二色のシマ模様のマラカスを作ることを思いつき、実行しました。
母は私が大学を中退する羽目になるのではないかと、相当心配していました。

ところが、同級生たちには「保育参観に使える」「けがをさせる心配がない」などと好評で、先生にも4段階のいちばん上の評価がもらえました。運がよかったです。

きんぎょ1968さま

私の母がとても器用なため、母親から、何をやっても不器用、下手と言われてきました。

中学生の時でしたか、工作でマッチ棒の軸のようなものを組み合わせて建物を作る授業があったのですが、私はボンドがあちこちにべたべたくっついて、見苦しい作品となりました。
発想のセンスも、作品を仕上げる器用さも、根気強さもないんだなと、心から思いました。

ですが、家庭科の授業で小さな刺繍の作品を作った時、先生に色合わせがきれいだととても誉められました。

さらに、中学3年の時、授業で作ったワンピースが、トルソーに着せられて文化祭で展示されました。
私の作ったものは水色のギンガムチェック、もう一つ展示されたワンピースは、色違いの黄色のギンガムチェックでした。
先生としては、同じギンガムの色違いで、全く違った作品になることを示したかったのだと思います。

6クラスの中での、2作品の一つでしたので、さすがの母も、何も言いませんでした。

ちょっと誉められたことが、その後の人生を変えました。
手仕事が苦ではなくなったのです。
子ども達の幼稚園の準備も楽しく取り組みました。
中学の授業以降、何も習ったことはないのですが、見よう見まねで小物なら作れるようになりました。

手芸の良いところは、正解がないこと、自由に作れること。それから、作っている間無心になれることです。

絵も描いてみたいのですが、母親が若い頃、油絵を描いていたので、抵抗があります。

作品を作り上げるのに、最初に必要なのは、発想です。器用でも、発想がなければ、作品にはなりません。きんぎょさまには発想する力がおありで、文献を読み込む根気強さと努力する力がおありです。運ではないと思います。