ソロ湯の基本は当たり前の事ですが、独りで未知のコミュニティーへ飛び込んでいくことです。ということで、まずはやっぱりご挨拶から（堅苦しいものではなく、山で人に合った時と同じような簡単なコミュニケーションの事です）スタート。

「私は黙って一人で風呂入ってたいのよ」的な態度で入っていけば、番台さんや常連さんたちとも打ち解けることはなく、いつまでもどこかちょっぴり肩身の狭い気分でお風呂に入っていなければならず、せっかくのリラックスの時間が台無しですよね。全員に声をかけるとかではなく、脱衣所や入口付近にいる方に一言「こんにちはぁ」「こんばんはぁ」と明るく声をかけるだけで、場が和み気か付けば向こうも必ずお返事が返ってくるはず。

常連さんたちもほとんどが皆さんお独りで来られてます。毎日ではなくても大体同じ時間に何度か顔を合わすことで、何となく連帯感みたいなものを持っていらっしゃるだけで、だからといってベチャクチャ長話したりすることもなく挨拶を済ませば後は黙々とお風呂に入られています。慣れてくれば先に入る時は「お先にぃ」とか、先に出るときに「ごゆっくりぃ」といった語彙を増やす事で、貴方も立派なソロ湯常連さんです（笑）