みなさん、こんにちは。
コミュニティスタッフのミドリです！

「努力しても結果が出ないとき、どうしますか？」夢を追う誰かの姿に、そっと背中を押された経験はありますか？
野尻智紀（のじり・ともき）選手は、いま日本のモータースポーツ界で最も注目されるレーシングドライバーのひとり。けれどその道のりは、派手な成功とはほど遠く、地道な積み重ねと“あきらめなかった心”の連続でした。

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「好き」が始まりだった、5歳のハンドル
野尻選手がレースに出会ったのは5歳。
喘息もちで外遊びも苦手だった彼が、唯一夢中になれたのが「カート」でした。
家族で訪れたサーキットで初めて乗ったミニカーに、
「もっと乗りたい！」と目を輝かせたそうです。
両親は驚きながらも、「この子が楽しめるなら」と応援。
走ることが“呼吸”のように自然になっていった少年は、
いつしか全国大会に出るまでに成長します。



「辞めたくなる日」が続いた10代後半
やがてプロを目指し、育成ドライバーとしてトップを目指す日々が始まります。
でも――待っていたのは、壁でした。
思うように結果が出ず、スポンサーも離れ、「もう無理かもしれない」と涙したことも。
「勝ちたいのに、勝てない」「悔しいのに、どうしていいか分からない」。
それでも野尻選手は、毎レース、ハンドルを離しませんでした。
そんな苦しい時期を乗り越えたのは、「やっぱりレースが好き」という気持ちでした。

念願の初タイトル、そして2年連続チャンピオンに
ようやくスーパーフォーミュラという国内最高峰の舞台にたどり着いたのが2014年。
そこでもすぐに結果が出たわけではありません。何度も挑戦し、失敗し、粘り続けたその先――
2021年、8年目にして初めてのシリーズチャンピオンを獲得します。
そして翌年2022年には連覇という偉業も達成。
現在は3度目の王座を目指して、2025年シーズンを戦い抜いています。


写真：https://formula1-data.com/article/tomoki-nojiri-wins-driver-of-the-year-2022

オフは“娘と公園”、YouTubeでは笑顔の素顔も
野尻選手は、レース以外ではとても穏やかでユーモラス。
愛娘と公園で遊ぶパパの顔を持ち、動画では照れながら車を紹介する姿も。
YouTubeチャンネル「のじch.」では、普段見られないレースの裏側や、
チームメンバーとのやり取りがのぞけます。

▼まだチェックしていない方は、ぜひこちらへ！^^
https://www.youtube.com/@tomokinojiri915



「もっとこの世界を知ってほしい」
トップに立っても、彼は「まだやれることがある」と走り続けます。
それは、若手のためでも、ファンのためでもあります。
「自分がもっと輝かないと、下の世代が希望を持てないと思った」
そんな想いで、SNSやイベント出演などにも積極的に参加。
“レースの熱”を、まだ知らない誰かに届けたいと、今日もハンドルを握っています。
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みなさん、いかがでしたか？^^
ベテランの風格と、家族を大切にする優しさ、そして“もっとモータースポーツを広めたい”という真っ直ぐな思い。
そこで、みなさんの番です！

すぐには結果が出なかったけれど、
続けてよかったと思えた経験はありますか？
よければ「あの時の気持ち」を聞かせてください。^^

野尻選手のストーリーを読んで印象に残ったところ、もっと知りたいこと、またはのじch（YouTube）で気になる動画や新しい動画のアイデアなど、ぜひコメントで教えてください。初めて知った方も、応援していた方も、あなたの感想を聞けたら嬉しいです！

スーパーフォーミュラには、それぞれの選手にドラマがあります。これからも彼らの挑戦や想いをお届けしていきますので、気になる選手がいたら、ぜひ応援してみてください！^^
（コミュニティスタッフ ミドリ）