みなさん、おはようございます

朝、雨戸を開けたらコカマキリが窓枠に捉まっていて
もう少しで、挟んでしまうところでした

可哀想だから、朝日の当たる植木の上に移してあげました


コカマキリ　by keitai-camera

彼女の体はビックリするほど冷たくて
私の指の温もりから離れるのを嫌って
なかなか、葉の上に移ってくれませんでした

もう、とっくに絶えてしまった命だと思っていたのに
健気に温もりのある窓枠に留まっていたのでしょう

カマキリは晩秋になると発砲スチールの様な泡の卵塊を作り
中に卵を産んで次の命を繋ぎます

卵のために暖かな部屋を作って冬の寒さを凌がせて
初夏に沢山の子供達を夏に送り出す

手のひらに載せて愛でてあげたい冷たい体のコカマキリ
でも、それは彼女にとっては迷惑な話なんでしょう
自然の厳しさは厳しさなりに任せて
ジッと見つめることしか許されないのかな
とっ、コカマキリの冷たい感触が残る指先を見つめる
今朝のたけぞうでした