「　豪雨災害…」
時に緩やか、時に激しく降り続いた梅雨前線により九州中国近畿地方はほぼ全域に被害をもたらした。

島根県は通称『赤土』と呼ばれる土壌の為、大雨が降ると崩落しやすい地域です。
昭和58年及び昭和59年の【山陰水害】による最大降雨量は1時間に550mmを記録。
河川の増水による堤防決壊、支線幹線道路の冠水や砕壊、
用水路や水田埋没、法面崩落など当時の額に換算すると、
国家予算の4分の1に相当する被害となりましした。
今年の水害では、桜江地区の一部地域が江の川氾濫による冠水。
国道261号線は谷住郷から大貫以南までの幹線が全線通行止めに。

尚、江の川氾濫は昭和48年〜昭和49年以来。この当時、国道9号線と国道261号線及び各市町村道は全線通行止めに。また、
国鉄山陰本線及び三次江津線も全路線不通となり、陸路による
交通機関は完全に麻痺し、自衛隊による物資輸送は空路及び海路を利用して行われた模様。


今年の水害による被害は死者行方不明者併せて数百人に上る模様。
この時期の大雨は非常に厄介であり、後に迫る台風にも警戒注意が必要です。

特に、山麓や河川に近い場所にお住まい方々は崩落や氾濫に注意して下さい。


では、また。