今年の連休は出張がはいり、なんと、「無し」でした。米国の奴らは連休がないので、そこで会議をしやがって。。。。
そして連休後訃報がありました。
静岡の工場でかつて同僚として働いていた同い年の奴が、心筋梗塞で連休中に亡くなったとのことでした。いびきがうるさかったようで、朝には無くなっていたそうです。痩せていて酒もそんなに飲まなかったのですが。。。。　合掌。。。。
ところで、
花見にも参加できず、4月の初めは、長野の地獄谷温泉にお客様を案何したり、高田城、柴田城で桜を見たり（季節が早すぎましたが）いったい、なにをやっていたことやら。。。。
ともかく、今回は2週間米国で、うさはらしに週末は、フロリダ、で
Fort Lauderdaleのビーチでのんびりです。「金髪」「ビキニ」を期待したものの、それは無く、まったりとしたリゾートライフ（安宿だったが。。）を2日間だけですが過ごしているところです。
あと月曜からは仕事があり次の週末には日本にもどり、また慌ただしい日常に戻ります。
未だ不況から抜けきらず、経済的には今一歩の米国ですが、どうしてみんな、大型の新車にのり、空港も混雑し、ビーチもいっぱいなのだろうか？　どう考えても不思議だ。中国の繁栄も一部の金持ち（といっても人口が多いので膨大な数）に富が集中しているが、アメリカも一緒で、目に見えない多くの貧困者層が存在するのだろうか。
と書いたところで仕事関連でひとつ。今回の会議では、NRC（原子力規制委員会）の議題で、使用済み核燃料の貯蔵方針が大きく変化している。オバマ政権に変わり、核燃料処分場のユッカマウンテンのプロジェクトが中止され、これまで、20年間の貯蔵後に処分を予定していたものが、120年の貯蔵を計画しなくてはならなくなった。それに伴い貯蔵方法に関する技術基準も今回大きく変えようとしている。さらには、MOX燃料等へのリサイクルが課題になっている。この点は日本、フランスが先行しているのだが、セーフティイ、セキュリティイの問題がクリアできていない。技術的には可能であった最終処分の計画が政治でひっくりかえってしまたのだ。しかし米国の技術者は明るい。何があっても、技術的に解決する手法を見つけ出すために、自分の仕事をするまでで、それで飯を食っているので、気にしない。おりしも日本では高速増殖炉もんじゅの運転が再開されたことがニュースになっているが、「商業化が2050年の予定ではどうなるかわからない。技術的には興味があるが、実証された技術ではないので他のオプションを考えるべき。」とアメリカには技術がないので冷淡である。
今後、日本でも商業的核燃料リサイクルが今年から始まろうとしている（再三計画が見直されているが。。。）。原子力はクリーンなエネルギーではあるのだが、本当のセキュリティイは十分か？　技術はできても、のほほんとした日本の安全保障体制では、テロリストによる核の脅威が一番心配なのだが。。。。。。