この日も１日実験でした。

なので，宝塚の話です。

今回のエリザベートをもって，桜一花さん，春花きららさん，蘭乃はなさん，大河凜さん，花奈澪さん，美蘭レンナさんが卒業されました。
みんな最後まで，泣かないで演じきりましたね。
特に蘭（蘭乃はな）ちゃん，泣くかなー　と思っていたんですけど，最後まで，しっかりと踊り続けられましたね。。。
蘭ちゃんは，歌がイマイチといわれ続けてきました。たしかに，上手い下手だけで判断すると，上手くはないです。でも，蘭ちゃんの歌声には，心に響いてくる何かがあったんです。伝わってきていたんですよね。。。少なくとも私には。。。
やはり，宝塚は，上手い下手だけではなく，ジェンヌさんが何を伝えたいのかを感じ取れるか，これを敏感に察しながら，観劇すべきだと思っています。
蘭ちゃんの場合は，必死さ，そして締め付けられるような何かが伝わってきていました。私にとっては，すばらしいジェンヌさんだったと思っています。
卒業が残念です。
次のトップ娘の花乃（花乃まりあ）ちゃんは，その蘭ちゃんの背中を見てきた訳なので，蘭ちゃん以上に伝えられるトップ娘になって欲しいな。。。明日海りおのパートナーとしてね。。。

大劇場で，明日海（明日海りお）が，蘭ちゃんに向けた言葉を書いておきます。

　「タイトルロールを背負う，この私達には計り知れないプレッシャーの中，体力面、精神面を上手にコントロールし，今日の今日まで努力をし続けた蘭ちゃん。毎日スポットライトを浴びて
私だけにを絶唱する彼女の姿は，天下一品の"清く正しく美しく"だと、思って見つめておりました。」

でしたでしょうか。明日海を支えてきた蘭ちゃんの陰の努力が伝わってきた言葉でした。

そして，一花（桜一花）さんも卒業しました。専科に残るかな？　と思っていたんですけどね。。。
あれだけ演じられる娘役さんも少ないので，残念で仕方がないです。
まあ，花組は，娘役のメンバーのレベルが高いので，一花さんの分は補えると思いますけどね。。。でも，代わりが出てきても，一花さんは，もういないんですよね。。。

この娘役２人の後は，ゆき（仙名彩世）ちゃんとべーちゃん（桜咲彩花），そしてりりか（華雅りりか）にがんばってもらいましょう。