新年度が始まり早くも2週間が経ちました。
なので久しぶりに世間話でも書き込んでみようと思います。
個人的には勤務校が変わって、正規採用1年目ということで研修もあってとなかなか忙しいですが…子どもがかわいい。
顔を近づけるとほっぺをすりすりする子がいたりして（笑

そんなこんなでやっていますが、何にしても新年度。
気持ち新たに頑張って、寂しかった木々は桜が散ったあとの緑がどんどんきれいになっていってと。
良い季節であると同時に、環境が変わって気持ち的にきつくなって、無意識のうちにあれこれたまって、5月の連休明けには5月病。
とある教授が「5月病は花粉症も影響している」と話していましたが、何にしても色々と危険な時期でもあります。

そんなおり、どこかで見かけたのが「ナンバー1よりオンリー1の功罪」という新聞記事。
温かい励ましであると同時に、見方を変えれば単なる現実逃避でしかない。
そんなことも言われる有名なフレーズです。

…この話を聞くといつも思うのが

「オンリーワンって、そもそもナンバー１でしょ？」

ということ。
だって、オンリーワンといわれる存在には比較対象が無いのだから。

あの有名な歌はきっと
「あなたはこの世に一人しかいないのだから、その時点で誰もがオンリーワンな存在なんだよ」
と教えてくれているはずです。
…でも、もしも「あなた」が二人いたら。
比較できる対象が存在しない、という前提条件が崩れれば、見え方はずいぶんと変わってきます。
そしてそれがきっと、普段自分たちが目にしている世界です。

「この世に一人しかいない」存在がたくさん集まって、オンリーワンが大量発生している。

だから色々な区分で「競争」が起きて、優劣も生まれていくのでしょう。
そうしないと、誰がどういう人なのか把握できなくて不便なので。

元々特別なオンリーワンも、あまりにもたくさん集まりすぎれば「オンリーワンの中での優劣」がついてしまうもの。
すべてにおいてのナンバーワンにはなれなくても、たくさんのオンリーワンの中でもひときわ輝ける何かをもつ…周りに負けない何かをもつこと。
そんなことが大切なのだろうなぁと思います。
ちなみに、しゅーほーの周りに負けない何かはとっても地味なもので。

「細かい事務仕事」

要は雑用ですが、仕事がたくさんあって忙しい上司からは重宝されます（笑
はっきり言って誰だってできるようなことですが、それを当たり前のようにできることが初めの一歩。
ちゃんとやっていればそれだけで信頼が得られるし、
「この仕事にはこいつだ！」
と思ってもらえる分野があれば、それだけでとりあえずは生き残れる。
職場の中での総合順位ナンバーワンには程遠い存在でも、細かい雑務においてはオンリーワン。



自分が元々もっている素質としてオンリーワンになれそうな部分ってどんなところなのか？
あの歌は、そんな事を見つめ直すためのきっかけを与えてくれているのではないかなぁと。
そんな事を考えた今日この頃です。