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from: イマイさん
2012/03/08 19:54:30
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ストレッチについて。
みなさん、スポーツの前後にストレッチってされてますか?
ストレッチ(stretch)あるいはストレッチング(stretching)とは
スポーツや医療の分野において
筋肉を良好な状態にする目的で、その筋肉を引っ張って伸ばすことを言い
筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、いろいろなメリットをもたらすと
されています。
マラソン会場なんかに入ると大勢の方がストレッチしてますよねー
やらなきゃ駄目なのかと焦りますねー
でも、私はほとんどストレッチやりません。
少なくともランニングの前後には行いません。
運動前にストレッチをする効果は実証されてませんし
それどころか持久系スポーツにおいては有意差がないことが明らかにされています。
そもそもストレッチという概念は1960年代の産物で
いまや黴が生えそうな理論…これは言いすぎですが
「ストレッチは身体に良い」と盲信すべきではありません。
不必要であったり不用意なストレッチで身体を痛めつけているケースもあります。
しかしながら、日々の健康に関わる業務の中で、患者様にストレッチの指導をすることがあります。
では、どんな時にやるべきなのか、行うのか?
そのタイミングややり方に注意が必要なのです。
■日常的なスポーツ愛好家の場合
□スポーツしていて違和感を感じる、痛みが出てきた…
こんな時、過負荷や疲労により筋肉がスパズム(痙攣、緊張)を起こしつつあります。
早めに適切なストレッチを行えば、緊張しつつある筋肉に刺激を与えることで
筋肉が緩み、疼痛が緩和されます。
関節周りの筋肉を柔らかくすることで、関節への負担も減ります。
痛いと思えば即ストレッチ!!
身体の発する声をよく聴いてあげて、悲鳴をあげる前に対処してあげることが重要です。
□運動の後に痛い…
自身のセルフチェックのために、どの部位がどうしたときに痛いのか推し量るために
ストレッチをします。
運動後の痛みは炎症が進行していることが多く、ストレッチだけで痛みが緩和され難いので
同時にアイシングやテーピングを行います。
つまり、ヤバイな、ヤバイぞって時に初めてストレッチを行うのです。
縮こまった筋肉を伸ばしてあげることに意味はありますが
正常な筋肉を伸ばす必要はありません。
関節の可動域を広げすぎるとフォームが不安定になったり
柔軟性の高すぎる人に故障が多いと、かのDr.マフェトンもおっしゃってます。
『マフェトン理論』で強くなる! ランナーズ刊 2000年
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