「政権闘争に執着する中国人」

中国の歴史は「政権闘争」の歴史で　４文字熟語の「群雄割拠」とは　権力闘争を表した熟語　また「臥薪嘗胆」も　政権闘争の熟語

シナ人は　権力に執着する民族で　紀元前７００年　以前から　権力闘争　政権闘争に明け暮れていた　この当時　シナは　秦　趙　燕　斉　楚　韓　魏の７諸国に分裂　政権闘争

結果　秦の政という男が　他の６諸国を軍門に下し　紀元前７００年の頃「秦王朝」を築き　秦の始皇帝を名乗る　そして始皇帝の死後　今度は　始皇帝から寵愛されていた宦官の「趙高」が王宮を支配するため　自分に忠誠を誓う家臣か　否か　分別するため　王宮に鹿を連れ込み　これは　馬であると云い放ち　自分の言いなりになる忠臣と　言いなりにならない奸臣を分別する

このように悪政を敷いたため　秦は衰退に向かう　そのため　次の政権を狙い　劉邦と項羽が　政権闘争　勝利した劉邦が「漢王朝」を築く

この漢王朝に服属した人民が　漢族　ここで　初めて漢族が誕生する　そして　前漢の武帝が　ユーラシア大陸の大部分を支配下に置き　５５民族が　漢族に加わり　５６民族から成る多民族となる

そにため　今度は「民族間」の「政権闘争」に発展する　トルコ系の「鮮卑族」が　漢族から政権を奪い「隋王朝」と「唐王朝」を築く

そのため今度は「漢族」が　鮮卑族から政権を奪い「宋王朝」を築く

ところが　今度は「蒙古族」が　政権奪い「元王朝」を築く　そのため　漢族の「朱元璋」が　蒙古族から政権を奪い　漢族の「明王朝」を築く

ところが今度は「満洲族」が　漢族から政権を奪い「清王朝」を築く

そのため「漢族の孫文」が　満洲族の皇帝・愛新覚羅溥儀を廃位させ　漢族中心の「中華民国」を建国する

この孫文の政党が「国民党」で　当時の中華民国は「国民党一党独裁政権」

そして孫文の死後　蔣介石が　国民党を引き継ぎ　党首となり　中華民国の「総統」となる

ところが　今度は　同じ「漢族の毛沢東」が　中華民国を「共産主義化」するため　１９２１年　瑞金に「中華ソ連共和国臨時政府」を発足

そして「国民党の蒋介石」と「共産党の毛沢東」が　熾烈な政権闘争

この政権闘争の頃　日本軍が　中華民国を侵略

ところが　国民党の蒋介石は　侵略者の日本軍より　自分の政権の座を狙う共産党の毛沢東の方が　憎い存在だったので　熾烈な政権闘争に発展

大戦が終結した１９４５年も　両者が　熾烈な政権闘争に明け暮れていた　そして終戦の４年後　共産党の毛沢東が　蒋介石から政権を奪い　中国は「漢族が支配」する「共産党政府」になる

このように　中国は政権闘争に明け暮れた歴史だったので　教訓が生まれる

「敵を内部に作るな　外部に作れ」

意味は　政権の内部に敵が出来ると　政権が崩壊する　そのため　政権に歯向かう勢力の矛先を　外部に向けさせ　政権を維持する　と言う意味

この教訓を「徹底的に遵守」したのが「共産党の毛沢東」　毛沢東の共産主義に　反する人民を　迫害　弾圧　粛清する

さらに「共産党内部」の「政敵も迫害」する　毛沢東の共産主義に反していた「鄧小平」を迫害　そのため鄧小平は　山のほら穴に潜伏　身を守る

この鄧小平に追従したのが　後に国家主席となる「胡錦涛」　首相になる「温家宝」

だから　毛沢東は「独裁政権」　それを開かれた国家にしたのが　改革開放政策の鄧小平　ここから　中国は　一躍　経済大国に登り詰める

このように　漢族は「政権に執着する民族」　だから　台湾の漢族政府である「中華民国」では　今も　国民党と　民進党が「政権闘争」している

だから　米国に　内政干渉され　付け込まれ　台湾有事



　

「なぜ漢族が　政権に執着したのか」　

漢王朝時代　前漢の武帝が　ユーラシア大陸の大部分を支配下に置く

そのため　漢族こそが　世界の「中心」となる「華」で「中華」と称し　他の民族を夷（蛮族）として見下す「華夷秩序の思想」を築く　これが「中華思想」

この漢族の中華思想を　現在の中國の「漢族政府」が　連綿と受け継ぎ「世界覇権」を　狙っている　だから　世界覇権国の米国と「対立」