理解力がない文系識者

事実を曲解した解説　満州事変とウクライナ戦争を　同一視している　双方は　全く目的が違う

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d62dae5b9d69bbe7adb1e198334c8c1d8d00364

「満州事変」とは　満洲とは「中華民国の東北部」の事で　明治時代　日清戦争に勝利した日本は　下関条約で　清王朝から　朝鮮半島（台湾　遼東半島）を割譲され「日本の植民地になる

ところが　遼東半島については　帝政ロシア　ドイツ　フランスが　権益を求め　３国干渉で　清王朝に返還させる

ところが　半島の国家は「李氏朝鮮」で　李氏朝鮮の王室が　日本から「植民地地化され　支配」されるので　王室の「明成皇后」が　遼東半島を清に返還させた　隣国の中国東北部（満州）を支配していた「帝政ロシア」に　朝鮮王室を擁護してくれるよう要請する

帝政ロシアは　李氏朝鮮の王室から　擁護を依頼され　帝政ロシアが　日本の植民地になった　朝鮮半島（李氏朝鮮）に「干渉」する事態になる

そのため　明治政府は　帝政ロシアからの干渉を防ぐため　朝鮮半島を「日本が保護」する「保護国」にする

ところが　此の当時　英国が　中華民国の沿岸部　香港　上海　広東　アモイを植民地化

帝政ロシアは　中華民国の東北部（満州）を支配　当然　英国と帝政ロシアが「中華民国の支配」を巡り　対立

日本も「朝鮮半島」を巡り　帝政ロシアと対立　英国と日本は　共に　帝政ロシアが敵国

そのため「日英同盟」締結　英国の支援を受け　日本軍葉朝鮮半島の北部（現在の北朝鮮）に兵站を築き　隣国の中華民国東北部（満州）を支配する帝政ロシア軍を「奇襲攻撃」

満洲（中華民国の東北部）が　戦場となり激戦　日本軍　辛勝

そして勝利した日本は　帝政ロシアが支配していた満洲（中華民国の東北部）の「支配権」を　帝政ロシアから割譲　　ただし、領土は「中華民国の領土」

そして　日本人が　満洲に入植

「満洲」とは　中華民国の東北部で「満洲族」の居住地だったので　満洲

この満州（中華民国の東北部）は　万里の長城で　海に面する「山海関」の「東」に位置していたので　日本は　満洲を　山海の「関」の「東」　で「関東」と名付ける

中国の東北部＝　満洲　＝　関東

この満州（関東）に　配備されていた　日本陸軍が「関東軍」

日本人が　満洲に入植しても　当時、中華民国の総統は国民党の「孫文」で　日本人の満州入植を「容認」していた

理由は　孫文は　辛亥革命で　総統になった「袁世凱」が　清の皇帝のように振る舞うので　これでは　清の皇帝を廃位させ　人民のための中華民国を建国した意味がないので　袁世凱を倒すため　「第２次革命」を蜂起

しかし失敗　袁世凱から命を狙われ　日本の東京に亡命　それを日本の特務機関が保護

さらに日本要人の犬養毅　思想家の北一輝のアドバイスを受け　日本に留学していた蒋介石と出会い　遂に　辛亥革命を成功に導いた経緯があり　日本人が　中国の東北部に入植しても「黙認」していた

しかし　満洲には　馬賊出身で　軍閥の「張作霖」が「満洲を支配」していて　満州人から税金・賄賂を搾取していた　そこに「日本人が入植」

そのため　張作霖は　日本に対し　満洲での経済活動を　容認する代わりに　日本に「賄賂」を要求

それに対し　満洲は　日本の植民地ではなく　中華民国の領土で　経済活動だったので　日本政府と財界人は　張作霖の要求に応じ　賄賂を払い　満洲の撫順などで資源採掘

海に面する「大連」と　内陸部の「長春」を結ぶ「南満州鉄道」を建設　鉄道営業していた　この満鉄の「守備隊」が「関東軍に編入」される

ここまでは　ビジネスで問題なかった　ところが強欲な張作霖は　米国から支援を受け　日本の満鉄に「並行する鉄道」を新設　満鉄の営業を「妨害」する

これは　米国が　満洲を狙っていた為

満鉄の営業を妨害されたなら　どうなる　関東軍に編入された「満鉄の守備隊」は　ハラワタが煮えくり返るほど　激高して当然

そのため「関東軍の河本大佐」が　張作霖が　列車に乗り込む所を狙い　「列車ごと張作霖」を　爆殺する

この「張作霖爆殺」事件を　当時　まだ若い「昭和天皇」が　日本政府の「田中義一総理」に　事件の経緯を　上奏するよう命じる

そして昭和天皇は　日本政府が　関東軍に対し「監督不行き届き」だった為　張作霖爆殺事件が起きた　として「日本政府の責任を非難」する

そのため　政府の田中義一総理は　責任を取り辞職する

ここで　昭和天皇は「政府を叱責」　関東軍の責任は「不問」にしたため　政府の権威が　低下　　関東軍の「権威」が上がり「日本陸軍（関東軍）」が「暴走」し始める

この当時の　陸軍大臣が「東条英機」で　日本陸軍参謀が「石原莞爾・板垣征四郎」で　「陸軍が暴走」　満鉄の最終駅だった「長春」を「新たな京」として「新京」に改名　日本の傀儡国家である「満洲国」を建国

そのため　中國は「中華民国」と「満洲国」の　２つの国家になる

満洲は　中華民国の領土で　日本が　勝手に　中華民国の領土に　満洲国を建国　１００％　日本の「横暴」

さらに　陸軍参謀の石原莞爾・板垣征四郎が　中華民国本土を「侵略するための大義名分」を作るため　１９３１年　日本が所有する満鉄の「柳条湖」という所の線路を　日本軍が「爆破」する

そして　柳条湖の近郊に　駐屯していた　中華民国・l国民党の「張学良」が　日本所有の満鉄の柳条湖の線路を　爆破した犯人として「濡れ衣」を着せ　中華民国侵略の大義名分にする

張学良は　関東軍から爆殺された「張作霖の息子」

この１９３１年の　柳条湖事件が「満洲事変」

これは　中華民国・国民党にとっては、柳条湖を線路を爆破した覚えはなく　しかも　国民党が爆破した犯人にされ　日本軍による「中華民国侵略」として「国際連盟」に訴える

それに呼応して　国際連盟が「リットン調査団」を　満洲に派遣　調査団は　日本軍による中華民国侵略を　国連に報告

そのため　国連加盟国が　日本を「非難決議」（ただし　タイ　だけは日本に配慮　棄権する）

ここで　日本の全権大使だった「松岡洋祐」は　非難決議を　不服として「　椅子を蹴り　退席する

退席した理由は「欧米」は「他国を侵略・植民地化」している現実を「棚に上げ」「日本による中華民国侵略だけ」を　非難された為

以後　日本は　国際連盟を脱退　次に　ドイツも国際連盟を脱退　ここで　松岡洋祐が　日独伊３国同盟に尽力　日独伊３国同盟」が　枢軸国となり　連合国との　太平洋戦争に向かう

以上のように　満州事変は「１００％日本軍」による　一方的な「中華民国侵略」　完璧に「日本軍が悪い」　中華民国には　何の落ち度もない

ところが　ある識者は　満州事変（中華民国侵略）と　ウクライナ戦争を　同一視した解説

ウクライナ戦争とは「世界最強の米欧NATO」　が　ロシアが支配していた　ウクライナを　米欧NATOが　支配するための戦争が　ウクライナ戦争で　ロシア軍は　米欧NATOから　防衛するため　ウクライナ侵攻

満州事変とは　全く　目的が違う　文系識者は　白黒　ハッキリできない

満州事変の発端となった１９３１年の「柳条湖事件」

１００％　日本陸軍（関東軍）の「謀略」

　　詳細

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E6%9D%A1%E6%B9%96%E4%BA%8B%E4%BB%B6