私は自己破産した。
妹婿の家の名義は私。
十何年前、
妹婿の消費者金融の借金の抵当に入ってた家は差し押さえられ、競売にかけられ、
母が買った。
私達姉妹は仲が悪く、音信不通だった。
母の面倒は私がみた。
母に｢あんた名義の財産を残されたら困るから｣と言った。
母は自分名義の妹婿の家を、
妹、末娘にあげるつもりだったようだ。
私は許さなかった。
さんざん親のすねをかじった癖に
親の面倒は一切みなかった。
私は、親に蔑ろにされたのに
面倒をみた。
妹婿は、借金を母に精算させ、
固定資産税も家賃も払わず、
自分の家に住み続けた。
それだけ親のスネをかじったんなら、
親の面倒みろよ。
都合が悪くなったら親を放るのか。
親不孝者め。

私は母から家を相続して貰い、
妹婿から家賃を搾取するつもりだった。
音信不通の妹夫婦から
どうやって家賃を請求するか、
悩んだまま、自分が自己破産となった。

今日 仕事中、妹の携帯から着信があった。
とりあえずLINEに
｢電話 ごめん 今日仕事｣と送った。
音信不通なので、LINEのやり取りなんか
した事ない。
ただ、携帯番号を登録したら、
勝手にLINEの知り合いの所にあがっただけ。
はじめてLINEした。
既読にはならなかった。

帰宅して、LINE電話をしたけど
繋がらなかった。
きっとブロックしてるのだろう。

家に帰ると末っ子が
｢従兄弟君から電話あった？
『おばちゃん、仕事？』って聞いて来たから
夜には帰るって伝えた｣
と言うので、
甥っ子に電話した。
｢親がおばちゃんに電話したいみたいだったから、仕事かどうか尋ねただけ。
多分、夜、親が電話をすると思う｣
との事だった。

妹婿から電話がかかってきた。
婿｢破産したんだって？10月？｣

🍎｢日にちまでハッキリしないけど、
前もって破産する事はつたえたよね｣

婿｢債務はどれくらい？｣

🍎｢それを聞いてどうするの？｣

婿｢裁判所から手紙が来て、立ち退くか
買い取るかって。でも、こんな金額、払えない｣

🍎｢私に言われても、破産した時点での財産は全て破産管財人が管理してて、私宛の郵便物も破産管財人に送られて、先に破産管財人が中を開けて見るから｣

婿｢それは知ってるけど、債務がどれくらいあるのかと思って｣

🍎｢それを聞いてどうするの？あなた達は、ずっと前に家が差し押さえられて競売に掛けられた時点で家を失ってるのよ？あなたは私達に助けられて生きてるのよ？｣

婿｢いや、お義母さんにな｣

🍎｢その母を助けたのは誰？母が救急搬送された時、あなたは何をしたの？葬式にも来ず、何したの？｣

婿｢もういいわ｣

頭来て、電話切った。

自己破産がどういうものか知ってるなら、
家を競売に掛けられる前に
自己破産しておくべきだったんぢゃね？
消費者金融だけじゃなく、
銀行にも借金があって、
保証人の親に払わせて、
生活費も親から貰って、
あんたら働いてなかったやろ！

妹婿は、私より十何歳歳上だ。
いい大人が、男のくせに、
何やってんだ？
情けなくないのか？
あんたより若い女の私でも
なんとか子供4人育てた。
自己破産はしたけど、
進学ローンと車のローンだけだ。
あんたらみたいに親のスネはかじってない。
あんたら、親のスネをかじりながらも
家を差し押さえられたり、
銀行の借金を焦げ付かせたりしてるやん。
頭、イカれてる？
いい男が家庭、守れないのか？
今あんたらがら家を失っても
知らんがな。
ほんとなら、ずっと前に
家を失ってたはず。
ここまで家賃も固定資産税も払わず
持ち家に住み続けられた事に
感謝して欲しいくらいやわ。

甥っ子長男はええ子や。
あの子は私と同じ
アダルトチルドレンやわ。
次男は、家を飛び出し、音信不通。
当たり前や。
高校、推薦入試受けといて、
入学直前に｢制服買えない｣と
入学させられなかったんだから。
推薦入試は、合格したら辞退したら
あかんのよ。
あんたら、子供は傷付けるし、
中学にも泥 塗ってんで。
常識もなんもあったもんじゃない。

そんな妹夫婦に腹立つ私って、
間違ってる？