高校の時 大学に進学したかった。

母に｢そんな金はない！｣と反対された

それでも高３では国公立理系クラスに入った
(一応成績のいいリケジョだったの(*＾艸＾)ｸｽｸｽｗ)

共通一次の願書を書く日 4時間目
担任は
｢そんな事言っても実際受かったら行かせてくれるから｣と勧めてくれた
1年の時の担任も
｢大学受かったら1年休学して必死に働いてお金を貯めて、復学して自分の力で大学行け｣と勧めてくれた

でもあの頃って、ネットもないし、情報がなくて
家探しだってどうしたらいいか分かんないし、
その為の交通費や宿泊費を工面する事も出来なかったので、願書を書かなかった。

でもやっぱり受けよう！とお昼休みに担任を探したけど見付けられずに共通一次は受けられなかった。

あの時 共通一次受けてたら･･･

母は｢給料のいい看護婦になれ
看護学校なら3年だから行かせてやる｣と言った

私は理系四大受験の勉強しかしてこなかったから
共通一次の願書を書かなかった事で
卒業後の行き場がなかった
だから仕方なく看護学校を受験した

行ったら行ったで
リケジョだから面白かった
看護専門学校から、保健婦･助産婦 どちらも
資格の取れる四大に編入試験を受けようと
受験勉強を始めた途端 妊娠発覚。

馬鹿な私は 嫌いな生家から逃れられる道だと
出産、結婚を希望した。
休学して出産して復学して･･･と。

ところがどっこい
それは地獄行きの列車に乗り換えただけだった

看護学校は辞めさせられて
お腹の子は胞状奇胎で稽留流産

こんな事ならあのまま踏ん張って
四大受験すれば良かった･･･

この2つが大きな後悔
私の人生のターニングポイント

そしてもう1つ
小学校の時 死にたくて死にたくて
カッターナイフの刃を小さく折って
ガムに包んで飲み込んだ
残念、腸管出血もなく
死ねなかった

あの時死んでたら･･･

ろくでなし両親に
[子供の自殺]という重い罪をなすりつけて
私は人生 終われたのに･･･

33歳で地獄行きの列車から降りて
必死に生きてきた

3度のターニングポイントに
それでも【生きろ】という神様の思し召しの
意図が分からない

4度目のターニングポイントは
後悔してない
末っ子を妊娠
姑に罵られ
[堕りてしまえ]と泣きながらお腹を殴った私に
堕りる事なく5ヶ月になり
お腹を蹴って【生きろ！】と背中を押してくれた末っ子

やっと地獄行き列車から降りる事が出来た

確かに大変だったけど
離婚した事に後悔はない
4人の子供は可愛い

でも もし あのターニングポイントで
違う道を選択していたら
私は幸せだっただろうか
もっと不幸だったのだろうか