相変わらず寒い今日この頃、皆さんどうお過ごしでしょうか。そろそろ春の季節ですが、日常生活にも変化が多い季節だと思います。新しい仕事だったり、家庭の中でも新たに増える家事などあると思います。いきなりですが、皆さんは追加で何かをしなくてはならなくなったとき、どういった心構えをしますか。今回のお題はズバリこれです。
　現在、私は会社の中で下働きのようなアルバイトをしているのですが、いつも、あれもこれもとつまんない役を押し付けられます。そのすべては誰もやりたくない雑用です。雑用とは言え、当然ながら時間制限があるので全てを網羅するのは容易ではありません。先輩にパンクしそうだ、今日はキャンセルしたいと訴えましたが、いいからやれ、お前の仕事が遅いんだと、ちゃんとやれと吐き捨てるように言われました。後になって先輩の心の中が分かりました。下っ端がヘボをすれば自分が上司に怒られるから、責任取りたくないから、楽に金を取りたいから、お前が全責任取れと責任逃れをしているだけなんだと認識しました。以前、先輩に言われました。「お前の仕事、お前一人でやれ、誰も責任取らねえからな」と罵声を浴びせられました。現在、先輩は階級ダウンで私と同格になり、関わることはなくなりました。
　今、私は誰もあてにせず一人で任をこなしています。ある教えを得たからです。決められた時間の枠組みのなかで最大限のパフォーマンスを発揮するためには旧来の何かをすること以外に何かを捨てる勇気が必要と開眼したからです。つまり、新しい何かを得たいと思うなら古いこだわりを捨てなければいけないのかもしれません。どらえも〇の四次元ポケットのように何でも可能は幻想なのだと思います。会社の業績悪化により残業ゼロが声高に叫ばれている今日この頃、苦しみの中から掴んだ一筋の真理を胸に今日も会社に向かいます。長文失礼しました。