日本からはもちろん推測の域を出ないけれど、あまりといえばあまりすぎる銃社会における宿命的事件ではないか。銃さえなければと考えるのは無理もない。しかし憲法で保障されている銃の所持及び自己防衛の認識は子供の時から定着しているに違いない。ならば過去の悲劇から得たはずの教訓が生かされていないのはどうしたことだろう。飛躍するかもしれないが戦争と同じで人間がいなければ戦争も銃乱射事件も起こらない理屈になる。でもそうならないのは人間はその土地に生まれ育ち生活しないとならないからではないか。換言すれば宿業といえる。より宗教的な説明を加えれば（辞書によると）ストア哲学の自然法則。キリスト教の予定説。老子、儒教の天命説の類。運命論。などとある。結論的には洋の東西を問わずまた肌の色の違いを云々せずいわば普遍的概念と理解できる。
犯人の祖母とのやり取りが報道されてるが、よくあるケースで高齢者のお説教を煙たく感じる世代はあって有形無形の反発もある。人間、歳を重ねたら年の功で若い世代や後輩たちにお手本を示したいものである。口は禍の元舌は禍の根という金言もある。心したいものではないか。瞑目・合掌。
≪米銃乱射　凶器は先週購入　死者２１人は同じ教室で被害
2022/5/26 08:39
国際
南北アメリカ
産経ニュース
現場となった小学校付近で、花束を持ちながら犠牲者に祈りをささげる関係者＝２５日（AP)...【ニューヨーク＝平田雄介】米南部テキサス州ユバルディのロブ小学校で２４日、地元の高校に通う１８歳の男が銃を乱射し、児童１９人と教師２人が死亡した事件で、捜査当局は２５日、男は凶器のライフル銃を先週購入していたことを明らかにした。犯行時は百発以上を発射したとみられる。死亡した２１人は全員が同じ４年生の教室で被害に遭っていた。他に１７人が負傷した。...ＡＰ通信によると、男は先週、地元の銃砲店で殺傷能力の高いＡＲ１５型の半自動ライフル銃を２丁と銃弾３７５発を購入していた。このうち１丁が事件で使われた。男はまた、２４日午前１１時半ごろに小学校を襲撃する約３０分前から、犯行予告とみられるメッセージをオンラインで３回にわたり送信していた。「これから祖母を撃つ」「祖母を撃った」「小学校を銃撃する」という内容で、実際に祖母に発砲し負傷させていた。...死亡したのはハビエル・ロペス君（１０）ら。ロペス君は２７日から始まる夏休みを控え、水泳を楽しみにしていたという。男が小学校を襲撃した理由は明らかになっていない。≫ネット記事より部分引用