身体を壊し、30年勤めた会社を退職し療養を余儀なくされました。
ずっと会社員として働いて来たので、療養後身体が動く様になっても
何をしたらよいのか、考えていました。
そして、思い立ったのが趣味=食べ歩き、料理が好き、料理をみんなに振る舞う事。
の私は、一念発起して好きな料理の資格を取りたいと思い、学校に通い
調理師免許を取得する事にしました。
50の手習いで久々に勉強する事になり、ワクワク半分心配半分でしたが、
自分から頑張りたい!と言う気持ちがあると割と頑張れちゃうものですね。
なんとか2年の勉強過程を終了し、1年に1度しかない試験に向けて、もう何十年も
関わっていなかった母校から、卒業証明書等々の書類を取り寄せ揃え試験に臨みました。結果は見事1発合格する事が出来ました。
その後、食に関する仕事に就く事も考えましたが主人ももうすぐ定年を迎えることもあり、今まで私自身が会社員として働いているころは出来なかった家の事を、家族の為に頑張るのもありなんじゃないかな、と思いました。
今は、家族の為のバランスの取れた美味しい食事作りを毎日楽しんでいます。
コロナが落ち着いたら、コロナ前にずっとやっていたホームパーティーを開き、手料理をたくさん作って、また仲間とみんなでワイワイ楽しく騒げる時間が持てたら嬉しいと思います。
とりあえず無事に免許取得出来て、料理への知識と技術を深める事が出来たという事で勉強して良かった、と今は思っています。いくつになってもヤル気さえあれば何でも出来る事を実感しました。