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from: もしもさん
2022年03月03日 06時26分35秒
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売上試算に潜むリスク
ひとつ前の試算では毎日4万円が手元に残ると計算しています。
稼働日25日で計算すると100万円/月の収入です。そのまま考えると年収1200万円。大手企業の管理職と同程度と思われますので、満足のいく金額といえます。
では、どんなリスクが潜んでいるのでしょうか?
正社員を一日1万円月額25万円で計算しています
もし飲食業だとして、メインの料理長であればその給与で迎え入れることは難しいのではないかという点がひとつです。
アルバイトの一日5千円というのも、5時間拘束:時給1千円
で考えると悪く無いと思いますが、アルバイトに応募してくれるかは判りません。
また、二人の採用に掛かる費用は未知数です。家族経営ならともかく、二人の従業員を雇い入れる場合のリスクを考えねばなりません。
さらに一番のリスクは売上です。250万円の売上というと大きく見えますが、毎日10万円で一人当たり5千円。僅か10組のお客様というのは難易度が低いように感じますが、一人当たり3千円になってしまったら計画売上の60%になります。また、平均来店数が8組16人になると同様に計画比75%となります。
これで計算し直すと、
一日来店数16人×平均単価¥3000=¥48000
と半減以下になってしまいます。
¥48000×稼働日25日=¥1200000(月売上)
となります。しかし、ここで二人の給与を長期雇用を考えて少し高く見積もった場合は
¥1200000-正社員給与月額¥350000=¥850000
¥850000-アルバイト(時給¥1200)¥150000=¥700000
さらに原価が売上金額の30%とすると、
¥700000-¥360000=¥340000
しか残りません。万一賃貸物件で15万円の家賃だとすると、
¥340000-¥250000=¥190000
さらに水道光熱費や通信費を考えると、社会人一年生よりも少なくなります。
こちらは最悪のパターンで見ています。しかし、来店客数や平均単価が下がる事が大きなファクターになる事がお判りいただければと思います。
このような事態に陥らないようにするには「来店客数をアップさせる」「平均単価をアップさせる」ということが必須です。これが出来ないと何のための起業か判りません。
家賃が掛からない場合もありますし、パラメーターはいくつも存在します。いろいろとシュミレーションしてみましょう。そして、ご自分がどのような起業に適しているかも十分に見定めてください。頭を使うのはタダなので、今までの経験と知識を活かして各種の試算をしてみましょう。-
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