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  • from: もしもさん

    2022年03月12日 20時29分36秒

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    失敗の判断とリカバリー策について2

    リカバリー策は業種によっても変わってきます、飲食店は「3食365日」が基準となりますが、理美容やエステはそれほど短期間勝負ではありません。また、最近流行りの「高価買取サービス」はいつもいつも発生するわけではありません。引っ越しや遺品があった時に突然発生する場合が多く、必ずしもリピートを望める業種とは言えません。
    「売上」のリカバリー策として「広告宣伝」以外にどのような事が考えられるでしょう。ひとつには「営業時間」の見直しがあります。例えば9:00~18:00の営業時間を11:00~20:00にする方法もありますし、費用対効果の見定めは必要ですが、年中無休にして来店できる時間を増加させる方法もあります。
    見直しの中には「価格」もあります。作業的に時間がかかる物を少し価格アップして、逆に時間が掛からない物を値下げして、トータルの売上をアップさせる手法です。価格が決められているフランチャイズでは難しいかもしれませんが、自分で価格設定できるサービスでは使えます。
    最近流行らないのはボリュームディスカウントです。沢山買えば単価を下げる方法ですが、こちらは時代とともに少なくなったサービスです。いわゆるディスカウントストアもこの方法をメインで行っている会社も少なくなりました。
    その逆に増加しているのが「満足度アップサービス」です。お客様の不満を解消するために「プラス金額」を要求するものの、お客様の満足度が高ければ成り立つ方法です。ご自分のサービスで出来るかどうかを検討してみましょう。
    行っているのが地域サービスであれば、クチコミによる売上アップを望むのも一手です。フランチャイズで、基本サービスが同じであればその差は出しにくいのですが、自分自身の独自サービスであればクチコミによる客数アップを期待することは出来ます。その客数アップのための起爆剤は「何か」見つめ直しましょう。本来、クチコミ内容が良ければ急激な売り上げ減はそれほど発生しません。しかし、地域サービスの場合は突然競合店が現れるなどが考えられます。その場合は、他社差別化できる内容の明確化が必須になります。
    WEBで他社差別化を図る事も出来ると思います。しかし、こちらの変化は激しくその動きについていけない場合は難しいと思います。一時、ホームページやブログがもてはやされましたが、今は InstagramやTwitter、YouTubeさらにはTikTokなどにも人気が移っています。Facebookは全世界的にはまだ拡大基調かもしれませんが日本国内を考えると、すでに頭打ちかもしれません。日本国内が中心と考えるとLINEも使えると思います。情報漏洩の発覚以降は人気が落ちているようですが、日本では今でも上位です。
    サービス差別化のリカバリー策は安易に考えず、根底から見直すことが必要です。
    時間が掛かる事を覚悟して「リカバリー期間」と「リカバリー目標」を具体的に数値化して進めていきましょう。ホームページであれば、グーグルアナリティクスを使ってどの程度の人がどのような検索で訪問しているとかも判りますし、何時頃に何人が訪問して、どのページを閲覧しているかも把握できますので、粘り強く改善していきましょう。

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