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from: まるぼーろさん
2022年08月06日 00時09分46秒
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働き続けられる社会でありますように
新聞でコミュニティが開かれたことを知りました。時代が変わったなと感慨深いです。私は大学卒業後、創立10年目の伸び盛りの企業に入社し、妊娠出産した社員第一号でした。周囲に支えられて2度の出産・育休を取らせてもらい、頑張りましたが、34歳で退職しました。超えられなかったのは義母をはじめとする家族の軋轢でした。小学校入学により時短がなくなり保育園に長女をお迎え後、長男を学童に迎えに行けませんでした。子供たちだけで帰っていい17時30分まで学童で、その後19時まで近所の義両親に預かってもらったのですが、ずっと専業主婦だった義母が「遅すぎる。子供は19時には夕飯を食べさせるべきだ」と事あるごとに責められました。
ある日、電車の人身事故で帰宅が21時を過ぎたとき、子供たちの前で「今、何時だと思っている」と玄関先で突き飛ばされたとき、こんな思いをしてまで働く必要があるのだろうか?と、仕事を辞めました。職場は随分引き留めてくれ、あの時代にはまだ珍しかった在宅勤務を認めてくれようとしましたが、会社のシステムに家からアクセスすることが秘密保持の面から出来ず立ち消えに。時短勤務を復活させくれましたが、持ち帰り仕事が増えてしまい、子供が不安定になってしまって結局、両立できませんでした。
子供たちも大学生と高校生になりました。不登校気味になったときに学校まで付き添って見守ることができたし、学校行事や塾の送り迎えもできて、二人とも有名校で青春を謳歌していまう。子育てに悔いはありません。それでもあのまま正社員として働き続けられたらよかったとふとした時に涙が出ます。退職後もずっとパートや派遣で働き続けてきましたが、正社員のようなやりがいや成長はありません。
団塊ジュニアで大学受験も就職活動も大変だったけれど、県立トップ校から都内有名大を卒業しました。大学の同級生だった夫よりも私の方がずっと高収入だったのに、なぜあの時、私だけが早く帰らなきゃいけなかったのか。夫は一度も早く帰ってこいなんて言われなかったのに。数年前にパーキンソンを発症した義母の通院は、義母も夫も私が付き添って当たり前と考えています。なぜ? 私は手伝ってもらえなかったのに。実の娘だっているのに。義母にどうしても優しくできません。
このコミュニティは体の不調や職場の無理解で辞めてしまう人向けだと思います。しかし、私のように健康で職場の理解もあったのに、家族の無理解で辞めざるを得ない人もいるのではないかと。きっとあの時、あと2年頑張れば、子供たちだけでお留守番ができたと思います。でもその2年間が耐えるられなかった。実母は亡く、友人の中で一番出産が早かったし、同僚にも子育ていている人は一人もいなかった。あの時、悩みを相談できる人はいませんでした。
仕事を辞めてからずっとメンタルの不調を抱え、通院しています。不安感に波があるだけで希死念慮はないのですが、通院と薬はやめられません。娘や若い世代の人たちには、私のような思いをしてほしくないと思っています。このコミュニティが少しでも女性の働きやすい未来につながることを願っています。
コメント: 全6件
from: みなみかぜさん
2022年08月15日 18時10分21秒
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30前後の娘二人を持つ60過ぎの男性です。
二人の娘はいずれも結婚して、円満な家庭を営んでいます。
そして、これから子供を生み、育て、仕事でも生活でも自己実現を図りたいという夢を持っています。
そこで、とくに下の娘とですが、頻繁に、仕事観、ジェンダーギャップ、男性軸の社会や企業文化について話をしています。
娘たちの目線で社会と企業を見て未来を考えると、日本社会がどれだけ偏っているかがよく分かります。
まるぼーろさんや皆さんの投稿で、心が揺れます。
ジェンダーで機会が偏ることがない社会、でも性差にも心が配られている社会、そんな社会にどうすれば近づけるのか、男性も含めた多くの人が考えて行動するようになって欲しいと願っています。
変化を期待できる兆しもあります。このコミュニティの存在もそうかも知れません。
from: トッティさん
2022年08月14日 20時32分02秒
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まるぼーろさん
拝読しました。
日本のジェンダーギャップは今でも大きいです。
女は何でも出来て当たり前、男は出来なくてもいいと、今でもご近所の年上の女性達は言います。
ご近所の年上の男性はと言うと、自分の親の方ばかり行って、電話すら嫁はかけてこないと言うので、お嫁さんは関係ないですよね。
あなたの本当の娘さんではないですよ。あなたの息子さんに言うべき事ですよね。
ご近所なんて嫌われてもいいので、私は平気です😁
今の高齢者世代はどんだけ自分の息子に甘いのかと、とても疑問を抱きます。
同じ年の友人でも仕事を辞めなかった友人に対して、母親の資格がないと言ったのを覚えています。
ジェンダーギャップは、男性だけが女性にしている事ではなく、女性自身もしている事が多いです。
久しぶりに心が共鳴する言葉を読ませて頂きました。
今でも日本は、まるぼーろさんが書いたジェンダーギャップの世界です。
女性がもっと生きやすい世の中になって欲しいです。
from: Kameさん
2022年08月12日 12時42分16秒
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まるぼーろさん
言いたいことが沢山あり過ぎて、かえって言葉が大渋滞、全然上手くまとまりません。
でも、読んでいて、すごくすごく悔しさやモヤモヤを感じました。もちろん、まるぼーろさんが感じられたことの1%くらいしか私は感じ取れていないのかもしれないのですが、こうやってその時の想いを教えてもらえてすごく勇気や負けないぞ!と言う気力をもらいました。
私は今、会社の中で女性のQOLの落とし穴をどうしたら埋めていけるのか、(個人レベルの小さなことではありますが)考えている真っ最中です。なので、まるぼーろさんの貴重なお話が聞けて本当に良かったです。くじけそうになったらまたコメント読み直して頑張ろうと思います!
書き込んでくださって、本当にありがとうございました!!
from: emilyさん
2022年08月09日 11時18分17秒
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おなやみ深く拝読しました。
おっしゃるように健康であっても、働きたくてもそうできなかったかたも多くいらっしゃるのだと思います。
私は幸運なことに長く働くことが出来ました(独身ですが)。
働き始めたころは子供ができたら家庭にはいる同級生や同僚が多かったですが、
やがて、共働きが少しずつ珍しくなくなり、昨今はお父さんが家事・育児に協力するケースも周りに増えてきました。随分時代が動いた感覚はありますが、それでもまだ子育てと仕事の両立は女性の負担が多いと感じます。海外と比べてももっと日本も社会の理解が広がって、女性の働きたいという希望がかなう世の中になってほしいと思います。
from: くま組さん
2022年08月30日 13時14分46秒
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まるぼーろさん
年齢が近いので、お気持ち痛いほどわかります。友人の話を聞いているようでした。私の友人もスープの冷めない距離に住む義理のお母さんが反対する中、子供を泣かしてまで働くのは違うと、やはり第1子の小学校入学後に退職していました。私は経済的な理由で子育て中も仕事を辞めるという選択肢が持てなかったので、逆に子育てに悔いがないと言えるまるぼーろさんや友人が羨ましいです。もっと子供と一緒にいられたらよかったなという気持ちがあります。
ずっと働き続けてきて見える職場の風景はこの5年で随分と変わりました。少し前までは「転職は35歳まで」と言われていましたが、40代50代で派遣から正社員登用される仲間も増えました。先日、前述の友人に久しぶりに会ったら、彼女も1年の派遣を経て正社員登用が決まったそうです。しかも望めば何歳まで働いていてもよいそうで、「後期高齢者になるまで働くわ。新卒からの時間より長いのよ」と笑っていて、眩しかったです。まるぼーろさんが来てくれることを待っている職場もきっとあると思いました。
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