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from: ことのは帖さん
2026/08/07 12:58:20
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🌿 戦場のピアニスト
暫く前録画しておいたが中々見る気になれなかった作品です。
夜に見れば重すぎて寝付けないかも、明るい昼間ならと本日午前中からやっと見はじめた、
「シンドラーのリスト」の時もそうだがゲシュタポとかゲットーの言葉は耳にしただけでその残酷なシーンが何年経っても蘇るので見終えてから現実の我に返り、気持ちが切替わるのに時間がかかるのです💦
主人公はポーランド人のピアニスト・シュピルマン(実在の人物)、
廃墟となった屋根裏部屋に隠れていたところをドイツ人の将校に発見され、シュピルマンがピアニストであることを知り将校は曲をリクエストした、
その曲がショパンの「夜想曲」だった。
そのピアノに感銘したのか、ドイツ人将校に食べ物を与えられシュピルマンは命拾いができた。
互いに名乗り合えるはずだったが将校の名は聞き取れず…
ようやく大戦の落ち着きを取り戻したヨーロッパでクラシック演奏会が催され、その舞台でシュピルマンはショパンの夜想曲を弾いた。
エンドロール中、ずっとシュピルマンの指先と鍵盤のズームアップが映し出され、その指の動きと鍵盤の弾く音色は羽が風に舞うようで見入ってしまう。
まさにブラボーの境地で魅了された。icon
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from: ことのは帖さん
2026/08/06 11:56:04
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ここ最近また「自分の墓」探しに奔走していました。
夫が生前、「俺が死んだらあの山の麓へ」と望んでいた寺院へは、約束どおり埋葬を済ませました。けれど、いかんせん遠い。年に一度お参りできればいいほうで、それではあまりにも切ない。
このままでは子どもたちにも負担がかかる――そう思い、自分用の樹木葬墓地を探し歩きました。ところが現実はなかなか厳しい。狭くて不便な場所でも値段は高く、これでは本末転倒。では合祀墓を、と考えれば、今度は「最初から誰ともわからぬ骨の群れに混ざるのか」という寂しさがつきまとう。
せめて、家族みんなが揃ってからならまだしも――そんなふうに考え出すと、妄想ばかりが果てしなく広がっていきます。
山や海への散骨も頭をよぎりましたが、どうにも腹に落ちない。
そしてようやく、ひとつの結論にたどり着きました。
期限付きでもいい、小さくてもいい、自分のための墓碑を持とう、と。
場所は、私が生まれた故郷の丘の上にある公園墓地。
申し訳ないけれど、そこに落ち着くことにしました。
では夫は別の場所のままか――。
いや、それも違う。役所にも寺院にも言わず、あの日そっと分骨してあるのです。
その時が来たら、私の骨と一緒に埋葬してもらうつもりです。
本音を言えば、あまり嬉しい話ではありません。
けれど、子どもたちのことを思えば仕方がない。
♪骨まで、骨まで、骨まで愛してほしい――
そんな歌もあったけれど、恋だの愛だのは、もう過去の彼方。
残るのは、恩讐を越えたあとの、静かな現実だけ。
これが夫婦の最終形なのかもしれません。
それにしても、施設や墓苑という場所は、どこか非日常の入り口のようです。
生と死の境目に、ひっそりと口を開けた、異世界の扉のような。icon
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from: ことのは帖さん
2026/08/06 08:45:49
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🌿 朝ドラ 🧑🍳風、薫る 8/6
リンと直美――この二人の結びつきは、運命の星の巡り合わせなのか。同志愛なのか、友情なのか。(いや、案外その境界はあいまいなものかもしれない。)
どれほど遠く離れていても、駆けつけて相手の願いを叶えようとする強さ。とりわけクールな直美は、迷いなく決断し、即座に行動に移す。その人間性が、どれほどリンの支えになっていたことか。娘・環を引き受け、義母とまで名乗る覚悟――並大抵ではない。
福島の寒村で起きた赤痢感染。その顛末は、驚くほど見事に収束した。少年とその父母の愛情と強さ、それを引き出したリンの毅然とした姿。
正反対に見えるリンと直美。だが、その二人が両輪となって物事を動かし、逆風すらも追い風へと変えていく。
……それにしても。なぜか彼女たちの周りには、イケメンが意味深に集まってくる。まるで砂鉄に引き寄せられるように(笑)
ちょっとぉ、私のマブ・中村倫也は取っちゃダメだよ! 許さん!……なんちゃって(◠ᴥ◕ʋ)
(彼が所帯やつれしないうちにラフさを活かした作品をもう一度じっくり見てみたい)icon
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from: ことのは帖さん
2026/08/05 13:37:07
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from: ことのは帖さん
2026/08/03 08:49:59
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🌿朝ドラ拾い書き/風、薫る 8/3
■黎明の翼
ある日、リンのもとに一人の客が待ち受けていた。それは、かつて帝都医科大に在籍し、いまは故郷で地域医療に携わっている黒川医師。切羽詰まった表情でリンの帰りを待っていたのは、遠く離れた村で赤痢の感染が発生したためだった。彼はその手助けを、リンに求めに来たのだ。
村へ向かう道すがら、林の中からひとりの少年が飛び出してくる。「母を助けてください」――その叫びに導かれ、急ぎ少年の家へ向かうが、そこに立ちはだかったのは父親だった。仁王立ちになり、リンたちを強く拒む。
その理由は、寒村に渦巻く風評への恐れ。人の目と噂が、命よりも重くのしかかっている現実だった。
そんな大人たちの軋轢の中で、ひとり懸命に訴え続けていた少年の表情に、正直、私は驚かされた。あまりにも自然で、あまりにも真剣で。周囲の大人の言葉ひとつひとつに反応し、そのたびに違う感情を見せる。
ふと、あの作品での堺雅人の「顔芸」が頭をよぎる。けれど、この少年には不思議と“あざとさ”を感じなかった。なぜだろう。
無垢だからか。ただひたすら、まっすぐだからか。icon
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from: ことのは帖さん
2026/08/01 10:28:31
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😎 刑事ドラマのお国事情
■ なぜ今また海外ドラマに刑事ものが多いのか
NHK BSではアンコール放送や新作を交えて、刑事ドラマが実に多くなっている気がする。
定番の老舗「刑事コロンボ」から始まり、
・「刑事モース」英
・「刑事フォイル」英
・「アストリッドとラファエル」仏
そして8月から放映の
・「刑事マードック」加
と、各国の作品群が並ぶ。
ヒーローである刑事の個性的な魅力の描き方は、やはり日本のドラマとは違う。
クライマックスで崖っぷちや大富豪の庭園の中などで、事件の伏線回収をするような演出はほとんどない。
つまり、逮捕前に犯人と刑事が立ちっぱなしで種明かしをする、あの“説明場面”がないのだ。
では刑事ドラマはリアルかというと、そうでもない。
発端も経緯も顛末も実に人間臭く、判断に迷うところが多い。
時代が政治の暴走と憎しみを煽り、全体主義の思想を生み、それを拒絶するもの、黙して従うもの、それぞれが強く反応する。
平凡そうな暮らしから始まる家族関係の崩壊、愛欲、金欲、恨み。
今回取り上げた海外ドラマの背景には、第一次世界大戦前後の影が濃いものが多い。
ヨーロッパ大陸という地続きの土地柄、お国柄の違いは是々非々としてはっきりしているのだ。
主人公の刑事は、日本のドラマに出てくる刑事とは少し異なり、それぞれが職務に対する個性と主義を持っている。
体制に迎合するわけでもなく、かといって型破りで破天荒すぎるわけでもない。
漫画チックで過剰に反逆的という感じでもない。
人間としてはむしろ円満で、現実の延長にいる存在として描かれている。
だからこそ、リアルさを映し出し、見ていて普通に納得できる静かなドラマが多いのだと思う。
日本の「伝七捕物帳」や「銭形平次捕物控」は大好きだけどね🥰icon
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from: ことのは帖さん
2026/07/29 19:36:42
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🌿 サンブル川の事件
前回も触れたが、サン
ブル川流域の町に暮らす一見どこにでもいる小市民的な男が、30年にわたり56人もの女性に対してレイプを繰り返していた。
フランスとベルギーの国境を流れるサンブル川沿いは、労働者階級の人々が多く暮らす、静かな田舎町である。そんな場所で、誠実そうに見える家庭持ちの男が、なぜ早朝を狙い、無抵抗な女性たちを次々と襲ったのか。
その背景を辿れば、彼の家庭環境に行き着くのだろう。そしてそれは、彼自身の人生を歪ませる動機ともなっていったに違いない。もし彼が未成年であったなら、「やったことは悪いが、そうなった環境にも問題がある」と、社会はある程度の同情や更生の余地を見出したかもしれない。
しかし逮捕時、彼はすでに妻も子も孫もいる初老の男だった。そこに同情の余地はない。判決は、彼の歪んだ性癖と犯罪性そのものに向けられることになる。当然の帰結だ。
一方で、なぜ30年もの間、この犯罪は見過ごされてきたのか。
それは彼が、あまりにも「普通」で「勤勉」な生活を送っていたからに他ならない。少年サッカーのコーチを務め、警察関係者とも親しく交流していた。つまり彼は、自らに向けられている捜査情報にさえ触れうる立場にいたのである。
後にその事実に気づいた警察官の友人は、愕然としたのだろう。定年を待たず職を辞し、町を去ったという。
そして問題は、残された家族である。
妻や娘は、このおぞましい犯罪を前にして、彼を夫として、父として受け入れることができるのか。懲役22年を経て罪を償ったとしても、その事実は消えない。80歳を超えた彼にとって、残された時間の中で更生とは何を意味するのか。
さらに見逃せないのは、この長い時間的空白の背景にある構造である。調べれば調べるほど、警察という組織が一度動き出すと簡単には止まれない性質と同時に、ヨーロッパ社会においてもなお残る男尊女卑的な価値観が、どこかで影を落としていたことに驚かされる。被害の訴えが軽く扱われ、結果として犯人追及の遅延を招いた側面があったとすれば、それは単なる個人の犯罪ではなく、社会そのものの問題でもあるだろう。
本人は、副人格の存在を理由にしたかったようだ。しかし実際には、過去の経験が深層心理の奥から浮かび上がり、理性を失わせたのではないか。もはや自分では止められず、誰かに暴かれ、告白させられることをどこかで望んでいた――そんな他力本願的な衝動すら感じられる。
それにしても、最初の事件からなぜここまで長く見逃され続けたのか。その問いは、この事件の本質を静かに突きつけている。icon
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from: ことのは帖さん
2026/07/29 10:05:26
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🍀 かたい絆で
昨日、午前4時過ぎに九州地方で発生した地震は、 「令和八年熊本地震」と命名されたという。
調べてみると、今回の地震も、能登地震も、東北地方の地震も、阪神・淡路も、 最大震度は同じ「7」だった。 マグニチュードに差はあれど、その揺れの恐怖は共通しているのだろう。
私の暮らす町は、関東でも比較的地盤が固いと言われている。
それでも、あの日の「震度5」の揺れは、 立っていられないほどの恐怖だった。
庭のフェンスにしがみつきながら、ただ耐えるしかなかった。
100メートル先のゴルフ場の植え込みは、 波に揺れる海草のように激しくうねり、 手前の畦道では、犬の散歩をしていた女性がへたり込んでいた。
「大丈夫ですか〜!」
そう呼びかけると、代わりに犬が激しく吠えた―― あの光景だけは、妙に鮮明に思い出される。
やがて冷たい風が吹き、つむじ風が舞い上がり、 あれほど暗かった空に青空が戻った。
この世の終わりかと思った恐怖も、 少しずつ落ち着きを取り戻していった。
ぼんやりと、 「はるか太平洋沖、そう遠くないところに巨大な裂け目が空いたのかもしれない」 そんな妄想が頭をよぎり、 肝心な時にいつも側にいない我が亭主に、 理由もなく無性に腹が立ったりもした。
できることなら 一刻も早く被災地に駆けつけ、 弱い立場の人から安全な場所へ避難させてあげたい――そう思う。
阪神・淡路大震災のとき、 知り合いがニュースだけを頼りにとにかく大阪まで車を走らせたことがあったとか、
身内も知り合いもいない土地へ、 それでも矢も盾もたまらず向かったのだという。
そこから徒歩で被災地に入り、 泣きながら瓦礫を素手で取り除く―― できたことといえば、その程度だったと。
それでも、彼のその体験は彼の中で何かを大きく変えたらしい。
後に結婚したと聞き、 「そうだよね、そういう選択もあるよね」と思ったことを覚えている。
「絆」という言葉が広まった頃――
姉がどこからか聞きつけて、 岩手の仮設住宅で暮らすおばあちゃんたちのボランティアを始めたという。
山程集まったタオルをもとに一本松を刺繍した雑巾を縫い、 それを地方の婦人会に送り売れたお金を岩手に書留で送るというものだった。
姉の半ば強引な誘いで、 私も段ボールいっぱいの雑巾を 売り捌く手伝いをしたっけ。
頑張っていた姉も もういない。
六年前に亡くなった。
ときおり、 「岩手のおばあちゃんたち、元気かなぁ」 とつぶやいていた声を思い出す。
どの震災でも、 大きな力も小さな力も束ねて、人は助け合って「普段を取り戻す」のだ。
生活の中から工面して届ける支援、 そして祈り。
その一方で、 災いに乗じて暗躍する者も後を絶たない。
それでも――
どうか無事で、と願う気持ちは、 これからも止まることはないと思うのです。icon
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from: ことのは帖さん
2026/07/28 15:01:06
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😎 VIVANT…今さら感、拭えず
それなりに楽しみにしていたものの、冒頭から中央アジアの砂漠を行く車列、要塞のようなアジト——そこから一転、日本国内のシーンへ。
この落差がどうにも噛み合わない。
乃木のいでたちも気になる。
柔道着のようでいて、どこの国の装束なのか判然としないし(コサック?)正直あまり似合っていない。
寸足らずなので💦
前回の主要キャストを、1時間枠にぎゅうぎゅう詰め込んだ印象も否めず、情報量ばかりが先行して頭に入ってこない。
確かにスケール感やスペクタクルは相当なものだし、制作費や各国との調整に並々ならぬ労力がかかっているのは想像に難くないのだけれど——。
今回は乃木にAIの影武者まで付き、もはや“生身の人間”では描ききれない領域へ踏み込んでいるのかという印象もある。
この期に及んで「日本に別班など存在しない」と現実を言い切った、あの語彙力たらん防衛大臣のお坊ちゃまは、今でもどこかで理想の国を目指そうと野心に燃えているのだろうか。
そして、果たして前作を超える“何か”が用意されているのか——正直なところ、期待は半々といったところか。icon
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from: ことのは帖さん
2026/07/28 08:40:54
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🌿朝ドラ「風、薫る」 7/28
リンと直美は、ほぼ時を同じくしてトレインドナースとしての実務を世間に広げていこうとする流れに乗り始めたようだ。
直美は長らく探し続けていた実の母と、まさに最期の瀬戸際でようやく心を通わせることができた。いわば灯台下暗し――いかにもNHKらしい展開ではあるが、その穏やかな看取りの経験が、彼女に次の一歩を踏み出す決意を与えたのかもしれない。
一方で直美は、リン不在の場面でも彼女の人脈を抜け目なく活用し、とりわけ男手をうまく取り込みながら目的に向かって突き進む。その胆力は、生い立ちに裏打ちされた“生き抜くための術”とも言えるが、単純に見てもなかなか大したものだ。
そして彼女のもとに集まるのは、かつての仕事仲間たち―― さて、その顔ぶれは玉石混交か。icon




