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  • from: アヒル村長さん

    2015年05月29日 00時32分56秒

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    分からん

    「怖い先生」ってなんじゃらほい。
    分からない。
    今年の学年は、いわゆる「怖い」先生がいない。
    すぐに不機嫌になる厄介な先生がいて、その方は教員の間で「怖いなぁ…」と言われているけれど(苦笑
    その怖いは、ちょっと違う。
    面白いのは「周りの空気が読めない・読むのが苦手」なはずの自閉系の子も、この先生が不機嫌になりそうだと「ヤバい」となって、みんなで面倒な状況を回避しようと頑張り始めること(笑
    空気読めてる。素晴らしい。

    生徒に言わせれば「怖い」先生は確かにいるけれど…。
    自分たちが生徒だったときの感覚でいう「怖い」先生ではないようで。
    話しやすいけれど「怖い」。
    正しい表現にすれば「厳しい」。
    そんな先生はいる。
    というか、「怖い」と言われる先生っていえば、そういう先生がほとんど。
    近寄りがたいし厳しいしという、そういう意味での先生は学校柄もあってか見当たらない。

    …で。
    分からないのは、その中に自分も混ざっているらしいということ。
    いわゆる「不良系」でなおかつ、つい最近まで相当にきつい環境にいた子がクラスにいるので。
    今までの自分のスタンスではまずいかなぁと思いつつ。
    かといって自分が「怖さ」を出そうとしても、その子が今までに見てきたであろう怖い人たちの足元にも及ばないことは明らかなので。
    結果いつも通ーり(笑
    学生の頃からの「その子の世界観にダイブする」基本スタンスはそのまま。
    もう27になっちゃったけど、できる限り生徒と同じ目線で物事を捉えられるようにして…
    気持ちやら考えやらはできる限り受容した上で、軌道修正。

    あるときまでずーっと味わっていた「できない」「分からない」「人と接するのが苦痛」という、おおよそ指導者向きではない感情をそのまま武器にして、「先生っぽくない先生」を目指してやろう…と。
    いつか考えていたことを、気づけば無意識のうちに実現しているような、そんな気がする。
    世間一般の話だったり、知恵袋あたりを見ていたりすると、こういうタイプって確実にナメられるタイプだけど。
    今のところ…うちのクラスにいるその子は、良い意味で好意的な感情を抱いてくれているらしい。
    下校指導に出た先生が「そんなのやってるとアヒルに言いつけるぞ」と言ったところ、珍しく素直に指示を聞いた、とかなんとか。
    クラスでも確かに指示は通るけれど、基本的にヤツはこちらのことを「いわゆる先生」とは見ていないだろうし…強いて言うなら友達感覚。
    そんなヤツがその反応って、ほんまかいな(笑


    「ああいうタイプ嫌なんだよね。指導しにくいから苦手」という先生も少なからずいる彼のようなタイプの子だけど…
    変な話、「反感はもってるけど、それを出せないから惰性ですごしている子」よりもよっぽど良い。
    惰性でいられると、打ってもまるで響かないので…やる気を引き出すっていうのはすごく大変。
    でも、ヤツに関しては「コテコテタイプ」なので、友達が大切でなおかつ恩とか義理も大切にする。
    そのわり他者の目線から物事を見つめる力はまだまだ乏しいので、様子はまるっきりジャイアンだけど(苦笑
    とにかくやりたがりだし、今まで活躍したくても活躍できなかったこともあり、できるだけ目立ちたい。けど、失敗するのは怖い。
    そして嫌なことは嫌だし、許せないことは絶対に許せない…けど、納得できれば方向修正できて、ちゃんと考える。
    真正面から向き合って話し合えば、多少なりともちゃんと響く。
    お家の協力体制もとってもありがたい状態なので、学校とご家庭のダブルパンチで行けばかなり変わる。
    …パッと見面倒だけど。
    実際色々やらかしてくれて面倒だし、この2カ月で何度かへこまされたけれど(苦笑
    ある意味すごく分かりやすいし…何より、良いヤツ。
    やっぱりジャイアン(笑

    隣のクラスが生徒指導のごつい先生という、明らかに「高等部で初担任のふわふわ(ぼんやり?)系指導者」の自分をフォローするためのクラス配置になっているけれど。
    今のところ、普段の学校生活で助けていただく事態にはなっていないし…
    たぶん自分独自な「弱さ」を武器にするスタンスも、ヤツにはウケている。
    ゆえに幾分友達感覚だけど…そんな指導者は今までにいなかっただろうし。
    色々残念だった自分の失敗談というのは、ここぞというときに使うと良い反面教師な教材になるっぽい。
    ということで行きつくのが…題名の「分からん」。
    少なくともこの先しばらくはこのスタンスでよさそうだけど、そうはいっても本当にこれで良いのかどうか。
    やっていることが間違っているとは思わないし、間違っていると思えばすぐに直すけれど、今年に限らずいまだかつてこれがベストだと思えたことは一度も無いし…
    正直なところ、下校指導に行った先生の一言が今日聞けていなかったら、心もちは結構不安なままだったと思う。

    人と人とのやり取りである以上、正解なんてどこにもないし、よく聞くひな形的な公式がいつでも当てはまるわけでもないけれど。
    その「よく聞くひな形的な公式」に当てはめれば、今の自分のスタンスと生徒との関係って、かなり例外的であるに違いない。
    「自信がもてないタイプ」の子だったら、たぶんわりとすんなりと相性がマッチする指導者だと思うのだけど、ヤツのようなタイプとは…。
    安心半分、思いのほか今のところは順調そうで、今後が怖いなぁと思う気持ち半分(苦笑
    面白いけど、本当に分からない。
    奥が深いなぁ…。

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