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  • from: 謎のみっしょんすくーるさん

    2007年10月16日 22時00分12秒

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    10月16日火曜日

       3度目はLong good-bye

               神戸忠雄

     第3章 2度目のgood-bye

       (八)

     15分ほどで,ジョッキのビールを1杯空けて,もう少し呑みたい気分になってしまった。疲れていた体に,アルコールがほどよく効くのであった。私は,空になったジョッキをカウンターに突きだし,もう1杯呑むことにした。
     出されたビールは,ジョッキもそのままであった。どんなビールを注がれたかも不明であった。だが,眠かったこともあってか,ビールさえ飲められれば,それで十分であった。程よい酔いも回ってきて,非常に心地よい気分になった。座敷でどんなに騒がれようと,そんなことはお構いなしだ。自分だけのほろ酔い気分に浸っていた。

     2杯呑み終えたところで,眠気が増してきた。仕方がないであろう,夜通し肉体労働をしていたのであるから,疲れていて当たり前なのである。私は,給料袋から1万円札を取り出し,おばちゃんに会計を催促した。
     「バスは,後30分経たないと出ないよ」そんなことを言われても,眠たいし,もう呑める状態ではなかった。とにかく会計してもらった。お釣りは9千と500円であった。ビール1杯250円,非常に安価であり,十分に楽しい時間を過ごせた。
     バスまでは時間があったが,私は店の外に出た。すると,マイクロバスが停まっていた。
     「そのバスが30分後に現場まで行くから,そこで寝てな」おばちゃんに指示されたまま,バスの中に乗り込み,私はうとうととし始めた。バスには民放のラジオが流れていた。

     バスの振動で,私は目が覚めた。バスは上下左右に揺れまくっていた。道は一本道で,バスがようやく通れるほどの幅しかなかった。現場へ初めて乗り入れた時は夜だったため,まったく風景など分からなかったが,バスは,砂利道を走り,周囲は杉,桧といった針葉樹と,楓,紅葉といった広葉樹との混合樹林帯であった。それだけ,今まで人間が入り込んでいなかった地域であるということであろう。そんな中でのトンネル工事に意味があるのだろうか。そんなことを思いつつも,酔っていたこともあるのだろうか,お金が稼げるのであれば問題ないか,と勝手な解釈をしていた。

     バスが現場に到着すると,私は一目散に宿舎に戻り,ベッドに吸い込まれていった。

    *=*=*=*=*

    なんか,もうイヤ。
    考えれば考えるほど,辞めたくなるね。

    でも,今のある学年の学生を何とかしたい。。。と思っているから,
    その学年の学生が卒業するまでは,なんとか頑張りますか。
    でも,それまでかな。。。

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