11月に、ようやく平年並みの気温に戻るそうですね。お疲れ様です。

つまりは真夏から一気に晩秋になる。。。と気付いたしゅわっちです。
秋が無いのか。。。今年は春も無かったですが、四季があっての日本と思う
身なので、ゆっくりと移ろいゆく季節を楽しめないのはとても切ない。


一人暮らしや結婚で家を出た方。
いまだに、実家に荷物置きっぱなしにしてませんか？

盆で実家に帰った時、母親が私たち兄弟に向かって
「いい加減、部屋に置きっぱなしにしてる物、捨てるからね！」とビシッと
一言。
捨てられたくなかったら、要る物だけ持って帰るように言われました。
一体何年寝かせるつもりだ、とも。

確かに、家を出る時は
「持って行くほど必需品でもないが、捨てたくはない」と思ってそのまま
置いてきた品があれよあれよと。。。

一通り目を通して、出た答えは全員「処分してくれていいよ」

置いていた物によっては何十年も前は一番の宝物だった物で、家を出る時
でさえ「そのうち取りに来るから、それまで置いておいて」なんて言って
捨てられなかった物であったのに……

あの時「どうしても捨てたくなかった物」と、
今「どうしても捨てたくない物」が確実に違う自分がいるんですよね。

ふと、（前にネタにしましたが）BUMPの「魔法の料理」を思い出しました。
（鑑ていませんが、トイストーリー３にも当てはまる部分があるかも）

サビの一節で、「これから出会う宝物は　宝物のままで古びていく」と、
歌い手が子供の頃の自分に向かって諭していますが、本当にその通りで。

子供の頃、例え親が「ガラクタだから捨てなさい」と言ったって死守した
自分にとっては大切だった宝物。
大きくなっても、それはやっぱり自分にとって大切な宝物に変わりなくて。
でも、大人になればなる程、その宝物以上に大切だと思える物がどうしても
出てきて。　その繰り返し。

決して「宝物」でなくなったわけではないけれど、今の自分には、もう
重要でもなくなってしまったその宝物。

「母さんには呆れられたけど、あの頃の自分には一番の宝物だったんだよね」
と昔話に花咲かせながら、あの時の宝物より、もっと宝物だと思える
物がある今の自分はきっと幸せなんだよな〜と思いました。

え？ナルシストっぽい？
いやいや、センチメンタルジャーニーなだけさ（￣ー￣）ベイベェ

ちなみに、「捨ててもらうことにした宝物」が何かは秘密です。
だって、言ったら絶対「え？それが？」と言われるの分かってますからね。
確かに客観的に見たら「ガラクタ」だと思うけれど、それでもやっぱり
自分には「宝物」だったんです。