…を、ふと思い出しました。
小学校や高校の卒業時には何を言われたか全く覚えていないのに（←失礼…苦笑）
どういうわけか、中学卒業間近に行われた学年集会でどの先生だったかが話された言葉が一つだけ頭に残っています。
それが

「新しい環境に慣れるため、まずは3ヶ月頑張ってみる。
次に、自分の仕事やすべきことなどをそれなりにできるようになるため3年間頑張ってみる」

…ざっくりとまとめれば
「なにかをしようとする時、3ヶ月という期間と3年間という期間が1つの区切りとなる」
なんて意味合いの話だったのだと自分の頭は理解しているようです。

1年生の夏休み終わりごろから児童デイサービスでバイトをしている自分。
（世間的にはまったく馴染みの無い業種ですが、そんな仕事もあったりします）
今日はそのバイトの年度内最後の勤務でした。
時期的に…バイトを始めてから3年とちょっとが経過。
その3年前に「このくらいの存在になってくれると良いなぁ〜」と言われていたことを思い返した流れで標題に至りました。
訓話ではないですが…それなりの、最低限のことはできるようになったのかなぁと思えるようになるまで、
本当に3年近くかかりました。
思えば小学校時代の少年野球や中学・高校時代の部活もそうでした。
中学・高校なんて在学期間からして3年です。

物事の上達や進歩に人より長い時間を要する自分。
そのかわり、一度始めてしまえば人より長続きする安定感を持つのも自分。
例えるならジムニーやパジェロミニのようなやつです。
燃費が悪くてスピードも遅い代わりにどんな悪路も走れる、なんて。
まぁ、良い車か悪い車かという評価…好き嫌いはハッキリ分かれますね（苦笑
それでも消耗品の取り換えだけでなんとかここまで進んできました。

…大学4年の年末ということで、最近微妙な心境です（笑
なにしろ、来年4月からは「結果がすべて」な世界。
学生という身分が名乗れる間は、多くの物事において
「前向きに、堅実に、謙虚に、現実的に」
進んでいれば評価してもらるようです。
なので、失敗があってもそれが前向きなものなら評価してもらえたりします。
バイトも…「結果」が見えにくい分野であっても、やはりそんな印象を受けました。
学生だから、バイトだから、そして経験を積むため…社会人の寛大な心あっての「甘え」が許された環境なのでしょう。
…そんな期間ももう終わろうとしています。
不安半分、表現し難い期待半分。なんとも微妙なものです。


訓話いわく節目を迎えた自身のVFM歴と、来年4月から新たに始まる「3ヶ月」と「3年間」。
この尻切れトンボな書き込みをいつか完結させられるようになればなぁと思いつつ、
おそらく今年度最後となる長話を書きこんでみました。