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VFM(ボランティア・フレンド・メディア)名古屋

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  • from: しゅーほーさん

    2012/03/11 02:31:41

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    あれから1年

    「3.11」

    あの日から1年が経ちます。
    1年前のあの日、個人的には大学のサークル活動最後の日で愛知の半島の先端部に向かっていて…
    車に乗っていたから揺れはまったく分らなかったものの、
    自分たちがいる所も含めて日本中で「大津波警報」なるまったく聞いたことのない警報が発令されていて。
    テレビでは想像を絶する映像が流れていて。
    …この1年で、何かが大きく変わったことを感じます。


    VFMとしては、もしも被災地の子たちから震災に関する悩みごとが届いたら、
    自分たちにはどんなやりとりができるのだろうと考えさせられた年でもありました。
    VFMの全国顧問をはじめ、神戸支部には阪神淡路大震災を経験したメンバーもいるかもしれませんが…
    VFM全体としては、そういう経験はしたことのない人間がほとんど。
    それでも、とにかく思いに耳を傾けよう、そして少しでも支えになれるようにしよう…と。
    研修ではそんな事を考えながら、あれこれ意見交換をしたりしていました。


    風評被害であったり根も葉もない誤解による偏見であったり、
    あちこちで色々な「二次被害」も出ている中…
    個人的には、誰かがこぼして問題になった「死の街」という発言が印象に残っています。
    ニュースなどで大きく取り上げられ、批判されていたことを覚えている人も少なくないのではないでしょうか。
    そんなさなか、ある新聞には放射能の被害に遭っている地区に住んでいた人の言葉として、
    こんな趣旨の記事が載っていました。


    「どうせ帰られないんだったら、いっそ『死の街』として認めてもらった方が心に踏ん切りがつく。
    帰ることができるのかできないのか分からない、はっきりしない…そういう今の状況の方がよっぽどつらい。

    言い方は悪いが、津波で流された地域の人と俺らは状況が違う。
    俺らなんて、本当に誰も住めないんだから誰が見たって死の街と変わらないじゃないか。

    被災地の人の気持ちを考えろと世間は言うが、俺らの気持ちが分かるのはのは俺らだけなんだ」


    …誰もが「なんということを言うんだ!」と批判の声をあげる中、
    当の被災地の人々の中には、まったく逆の思いを抱いている人もいた。
    やりとりの手段として「言葉」を扱うVFMのメンバーとしては、
    「相手の立場に立つ」「相手の気持ちを考える」
    といった基本がいかに難しいかを改めて考えさせられた瞬間でした。

    いつどんな思いが寄せられたとしても、すべての人に「送ってみて良かった」と感じてもらえるように。
    今後も研修に励んで行きたいと思います。

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