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  • from: しゅーほーさん

    2012年10月15日 23時28分30秒

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    10月の研修

    昨日は10月の研修会を開きました。
    参加メンバーは4人。
    久しぶりにこじんまりとしていました。
    …こじんまりと言いつつ、年度初めには「これが当たり前」の状況でした。
    なにしろ参加人数が2人とか3人という月が続く時期も一時期ありました(苦笑
    それを思うと、5人以上の参加者が集まる今の状況はとにかくありがたい限り。
    なんとか、次の世代交代を迎えてもこの状況が続けばいいなぁと願いつつ…

    今月のテーマは「虐待」でした。
    児童虐待、最近も聞きたくないニュースが上がっていたため、
    意図せずタイムリーなテーマの研修会となりました。

    0570-064-000

    突然ですが、この番号に電話をかけると誰が出るか。
    VFM直通ダイヤルではありません。
    (そういうの、あったらカッコいいですよね…笑)
    これは全国共通の「児童相談所につながるダイヤル」で、
    どこからかけても最寄りの児童相談所に電話をつないでくれる番号なのだそうです。

    統計にあるかぎりではずーっと右肩上がりで増え続けている虐待。
    もしも発見したら、医師や教員に限らずすべての人が児相に通告しなければならない…と。
    制度改正によって、そんな「義務」が課せられました。
    虐待だと確信できなくても、疑わしいときはとにかく連絡を…
    最悪の事態を防ぐためにも、そんなスタンスが呼びかけられています。

    積極的な連絡を呼び掛けている背景には、「第三者の目」が虐待を防ぐという一面があるようです。
    ずーっと子どもと接していると、どうしてもイライラしてきてしまう。
    思い返せば、自分もちっちゃい頃はしばしばお母ちゃんを怒らせていました(苦笑
    でも、そういうイライラが積もりに積もって、しかも「はけ口」が無いと。
    しつけのつもりのあれこれが次第にエスカレートして、気づいた頃には虐待に…
    実際に
    「自分は気づかないうちに虐待してしまっているのではないか」
    と心配するお母さんはたくさんいて
    「冷静になってみると、あれはやりすぎだったと後悔することがある」
    と答える方もいるそうです。

    虐待について悩み苦しんでいるのは子どもだけではない。
    それは大人も同じこと。
    …決して特別なことではなく、いつでもどこでも起こり得るもの。
    それが虐待であると言えるでしょう。


    そんな現状を踏まえて、虐待が子どもに与える悪影響についても調べてみました。
    おそらく最も有名なのは「虐待の連鎖」です。
    大人になって子どもを授かったときに、自分も子どもを虐待してしまうケースが多い。
    …調べてみると、ちょっと古い平成13年に出された東京都保健福祉局の『児童虐待の実態』によれば

    「虐待した人のうち、生育歴のなかで被虐待経験を持つ人は約1割」

    とのことで、思ったほどではないようですが。
    それでも、「親」という立場になった時にモデルになるのはきっと、自分の親。
    その親から虐待を受けていれば…やはり、影響は大きいでしょう。

    このほかにも

    ・身長や体重など身体面での発育
    ・免疫機能や自律神経系
    ・言葉をはじめとする学習的な側面
    ・バランス感覚をはじめとする運動能力
    ・情緒的な側面
    ・対人関係

    …などなど、幅広い側面で子どもの成長に影響を及ぼす可能性があると分かりました。


    VFMとしては、学校や友達関係とは違い「逃げ場がない家庭」での問題である以上、
    なかなか状況を改善できるかもしれないアドバイスも出てこない…
    非常にモヤモヤするテーマだなぁと感じました。
    本当に、気持ちを打ち明けられる相手として、とにかく少しでも相談者の支えとなれるように。
    そういうスタンスを大切にしたいなぁと感じつつ

    「場合によっては自分たちだけでは対応できない」

    …もしかしたら最悪の場合に至ってしまうかもしれない、そんなケースもあるかもしれない。
    心配の声も上がりました。
    それこそ初めに書いた全国共通ダイヤルのように、専門家が対応してくれる相談先を教えてあげることも必要なのでは?

    …難しい問題ですが。
    自分たちとしてはまず、代表や専門職についている各支部の顧問(OB・OG)、それにVFMの全国顧問。
    そういった困ったときに「どうしよう?」と相談できる人に早めに相談する。
    抱え込んで限界になる前に、悩んだらまずは相談するようにしよう、ということを確認しました。

    そして…
    メールを主なやりとりの手段とする学生主体の団体である以上、
    虐待のような危機迫った問題を「解決する」ことはできないとしても。
    子どもたちの吐き出せない気持ちを受け止めてくれる存在として。
    なんでも話したいことを話せる「心の支え」としての役割は少なからず果たせるのではないか…と。
    個人的にはそんな事を思います。

    なので、VFM以外の専門的な相談先を紹介することが良いか悪いか、ではなく。
    まずは相談を寄せてくれた子の気持ちを尊重する。
    その子の「思いを打ち明けたい」気持ちを大切にして。
    そのうえで、やりとりする流れの中で、必要に応じて教えてあげる。
    こんなスタンスで良いのではないかなぁ…と、自分は思って研修会で話したつもりです。
    うまく伝えられていたでしょうか?
    そもそもこれで良いのでしょうか?(苦笑

    VFMのメンバーとしてはおそらく一番難しくて、なおかつ子どものためにも重要な問題であると思います。
    なにかご意見がある方、ぜひぜひコメントをお願いします。

    …ということで、今月の研修会報告でした。
    文面になると途端に長話大好きになる しゅーほーが担当しましたm(__)m

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