一人の時間って、どんな意味を持つ時間でしょう。
どんなにワイワイガヤガヤしているのが好きな人でも、1日の中で数分は「ここは一人でいたい」と思う時間がある…はず。
それでも、毎日毎日ずーっと一人ぼっちだと。
それこそウサギのように「寂しくって死んでしまう！」なんて人もいるのかもしれません。
ウサギの場合、寂しくて死んでしまうというのは実は間違えらしいのですが。

それはさておき。
時と場合によって、もしくは感じ方によって、同じ状況でも意味合いがまったく変わってきてしまう「一人の時間」。
先日の研修時の資料に面白い一文が載っていました。

「自分が自分にとって、一番大切なよき友達であり、一生涯決して見捨てることが無いということを自分に誓うこと」

共依存状態の人は他人への依存心が強く、一人でやっていける自信がない、見捨てられるのではないかといつも不安。
それゆえ先に書いたようなことを誓い、一人でも平気な時間を伸ばしていく練習が必要。
大まかにまとめると、そんな内容の項目がありました。

「一人でいるための練習」

これ自体がなかなか新鮮ですが、
「自分は自分にとって一番大切なよき友達」。
こんな感覚をもっている人はすごく少ないのではないかなぁと感じます。
それでも、友達ではなくても、どこかで絶対的に信用できる「自分」という存在。
そんな感覚が持てるようになってから、個人的には大きく変われた経験があるので…
資料を読んでいて、強く共感した部分でした。

仲の良い人たちとのつながりをより強くするためにも、まずは「自分」という存在を自分の中でよりはっきりしたものにするため、一人になる時間を作って内面をよーく見つめてみる。
共依存のあれこれに限らず、他のいろんなことにも通じてくる内容なのではないかなぁと感じました。


…締めはゆるキャラ。
今日は高知県の「なるこ君」に登場してもらいました。